塩釜ロッジ駐車場10:01−10:11一合目−10:19二合目−10:26三合目−10:34四合目−10:40五合目−10:46六合目−10:54七合目−11:05八合目−11:10尾根分岐−11:17山頂11:26=上蒜山に向う尾根=12:10山頂12:15−12:20尾根分岐−12:24八合目−12:32七合目−12:37六合目-12:41五合目−12:44四合目−12:48三合目−12:53二合目−13:00一合目−13:07駐車場
313の湯原町仲間の通行が可能である事が判った 前回行きそびれた中蒜山(なかひるぜん1123m)を訪ねるロッジの人に駐車させて戴くと声をかけ出発する 登山口に冷泉が流れている 戻ってきた時に思う存分飲もうと今から楽しみだ
樹林を登ってゆく ウグイスをはじめとする小鳥達の声が聞こえてくる 不思議な事にセミの鳴き声が聞こえてこない 太陽も出ているのにどうしたのだろう この辺りにはセミはいないのだろうか ルート上にネムノキの花が一面に落ちている 見上げるとネムノキがあちらこちらに花を咲かせている ゲンノショウコも見つけた
一合目の標識から登山道に入る ノアザミ キンミズヒキが一合目付近に咲いていた ニイニイゼミの鳴き声が聞こえてきた ロングトーンで鳴いている ノンブレスで同じ音程をいつまでも鳴いている とても息が続かない 個の主張もいろいろな形があるものだ
三合目辺りから斜度がついてくる 樹林帯の中のルートを登ってゆく 四合目付近に日が射している所がある その暑い事 すぐ木陰に飛び込む 樹林の有難さがわかる ルートには花はほとんど見られない
五合目の社を過ぎたところにオオバギボウシが顔を見せ ニガナが所々に顔を出すこの辺りは桧の樹林 ブナ樹林とは違いエゾハルゼミは聞こえて来ないのだろうか ルート脇に生えている熊笹を刈りとった跡が見える 笹が繁らないようルートの整備をしてくれているようだ
七合目に来るとロープや鎖があり勾配が更にきつくなる ヤマジノホトトギス オカトラノオが顔を見せてくれどこかほっとする ホトトギスの鳴き声も聞こえてきた
八合目を過ぎると 樹林帯が終わり 陽射しの中の急斜面の登りとなる ノアザミ オオバギボウシ オカトラノオ ニガナ オトギリソウと花が顔を出す 風があり暑さをしのいでくれる
尾根分岐に出る ここまで登るともう着いたようなもの ルート脇にはオカトラノオ オオバギボウシ イブキトラノオ ナデシコ ツリガネニンジンが顔を出す アカモノの赤い実もその存在を誇示していた
山頂には男性お一人が中蒜山の標識を背に休んでおられ挨拶を交わす
昼食休憩をとったあと上蒜山に向けて、尾根道の花がどうか散策することとする 樹林を数分降りると草原のルートとなる 期待どおり花が顔を見せる オオバギボウシ イブキトラノオ ノアザミ ニガナ シロニガナ ツリガネニンジン シモツケ イヨフウロ オトギリソウ オカトラノオ ウマノアシガタ ナデシコ ヨツバヒヨドリ ウツボグサ ヤマジノホトトギスと次々と顔を出す マルバタケブキも大分花芽が膨らんでいた
小高い所に立つと風の通り道かビュービューと吹いている 実に気持ちが良い 斜面を見渡すとオオバギボウシがあちこちに草原から顔を出している 少し様子を見て戻るつもりだったのがもう少しもう少しと随分降りてしまった コルから先は樹林帯に入るのでその先は遠慮して中蒜山の山頂に戻る
山頂は誰もいなかった 一休みしてすぐに下山 下山は登ってきたルートを降りてゆく 目当てとする花も無いので合目を通過する時刻をメモしながら降りて行く そして登山口まで降りる 冷泉を口に含む その心地よい事 一気にごくごくと飲む
実においしい
いつものように429を走り旭町から県道30で落合に 落合から313に乗る 湯原町仲間の通行止めの表示は撤去されている 旭川に沿って北上してゆく 落石事故があった勝山町見尾も片側交互通行となっていた 真賀温泉・足温泉そして 櫃ヶ山登山口を過ぎた先が片側交互通行となっており この辺りが湯原町仲間のようだ 若干の時間待ちをするが順調に抜ける 湯原を過ぎ蒜山で313から482に入る 塩釜冷泉の案内標識を右折し塩釜ロッジの駐車場に駐車する