駐車場10:42−10:50登山口−10:53三合目−10:58花11:00−11:03四合目−11:07五合目−11:11六合目−11:18七合目−11:29八合目11:30−11:42九合目11:44−11:52山頂12:06−12:11九合目−12:19俣野分岐12:21−12:51白馬山12:54−13:29林道−13:30駐車場
下蒜山を狙って出かけたものの313で通行止め、毛無山(けなしがせん1218m)に計画変更林道入口のチェーンが外されていた 珍しい事もあるのだと思いながら舗装道路を行く 道路脇にはゲンノショウコ ノブキ セリ ツリフネソウ サンインヒキオコシなどの花がぽつぽつと顔を見せる
登山道入口には工事用の車が何台か駐車しており 工事用の資材などが置いてあった チェーンはこれらの車が入れるように外してあったようだ
登山道入口からルートに入ってゆく ルート上には杉の小枝が幾重にも敷き詰められている 台風の風によるものだろうか 結構太い枝もある 小枝の上はクッションも良く心地良いが太い枝は注意しないとつまづいたり、滑ったりする この時期は花は見られない
三合目の標識を過ぎると杉の樹林からブナ樹林に変わり 小枝も無くなる オオカニコウモリ キバナアキギリ モミジガサ などが顔を見せてくれる 五合目を過ぎたところで栗の実が随分と散乱していた ここには栗の木もあったのだと再確認する ノブキ アザミが咲いていたが花は少ない
七合目でもせせらぎの音が聞こえてくる事に気がついた 八合目の標識を過ぎても聞こえていたがやがて聞こえなくなってきた 台風の影響で水が出ているのだろう 右手の樹林の間からガスの中に浮かぶ金ヶ谷山が見えた ガスの中から突然浮かび出てくる景観は見応えがある 樹林を見ると 所々台風の爪跡が見える かなり太い木が折れている 折れた生木の断面を見るとその凄さがわかる 折れた枝が飛んできたらたまったものでは無い
ここでルートの改装工事をしている人達と出合った ルート脇にロープを張ったり 斜面にポールを打ち 滑らないよう手を入れている これらの資材を運び上げるのはさぞ大変だったろうと感謝する 更に登ってゆくと 今度は九合目の休憩小屋の工事が行われていた いいのが出来ますねと挨拶すると 今日には間に合わないけどねとウイットに富んだ返事があった 雪山では助かりますと話すと それまでには出来るよ と話しておられた
九合目のブナ林でも折れた木が眼についた こんな太い樹木が折れるようではどんな風が吹いたのか予想出来ない そして山頂に出る 山頂にも資材が置かれており 石のベンチが新設されていた 山頂からの景観はガスが広がり大山方面は全く見えない 先ほど樹林の間から見えた金ヶ谷山が見える その廻りをガスが流れ見応えがある
今日は新しいリュック 新しく出来た石のベンチに座り、リュックと一緒に記念写真を撮る
着替えをし昼食をとった後 下山する 下山は白馬山ルートとする 鳥取県側からガスが昇ってきてルートをガスが流れている 勝手知ったルートなのでガスが流れ視界が見る見る変化してゆく状況を楽しむ事が出来るが 初めてのルートだとこれだけガスに覆われるとルートを失わないかと心配になるだろうなと思いながら進む
オトギリソウ テンニンソウ ヤマジノホトトギスが花を咲かせていた 尾根道でも何本も折れたブナ樹林に出会った また根こそぎ倒れ掛かっている樹もあった
渓流の音がかなり登ってからも聞こえたと記したが 尾根からでも渓流の音が聞こえる場所があった これも台風に伴う雨の影響なのだろう
白馬山に出る ガスに覆われたブナ林はなかなか風情がある ここにも石のベンチが新設されていた
下山ルートでツルリンドウが可愛い花を咲かせているのを見つけた 3ヶ所程咲いており赤い実をつけるのが楽しみだ
下山ルートの斜面にも工事が行われていた 滑りやすい急斜面にステップが刻まれており歩きやすかった
順調に下山し駐車場から車を走らせようと前を見たら 駐車場の廻りを流れる小川沿いにオタカラコウが咲いていた
倉敷地方では台風16号は8/30夜半に 台風18号は9/7の昼に襲来 高潮の影響もあり沿岸部では多数の家屋が床上浸水の被害を受ける 強風で美観地区の柳の木が折れる被害も受けた
このところ山登りのタイミングを失している 天気予報を見て久々の登山 下蒜山を狙って走る 429を走り旭町で県道30に入る 今日は旭川ダムは濁った水で満杯 台風の影響が残っている落合で313に乗る 湯原の仲間で倒木があり通行止めの標識が出ている やはり台風の爪跡が残っていたと想定したケース 想定どおり毛無山に変更する
勝山から181に乗る 勝山を過ぎた地点で雨が降り出した 県北では場所によって弱い雨が降るとの予報だったのでそのまま走る 美甘村を過ぎた地点で雨は止んだものの雲が一面に広がっている
新庄メルヘン道の駅を過ぎ毛無山登山口の標識に従い右折 後は標識に従い登山口へ 登山口にはすでに4台駐車していた