六の原駐車場10:25−10:36入口−10:40「伊良谷山2.3Km」道標−11:00牛曳滝−11:28牛曳山尾根分岐11:30−11:38分岐−11:44伊良谷山山頂11:50−12:16毛無山山頂12:20−12:30分岐センター2.4Km−12:36分岐出雲峠0.4Km−12:40出雲峠12:57−13:25駐車場
出雲峠のウメバチソウを狙って、牛曳山(うしびきやま1144m)・伊良谷山(いらだにやま1149m)・毛無山(けなしやま1144m)を縦走し出雲峠を訪ねる
登山支度をして自動車道を行く シソ科の花が群生していた 調べてみるとナギナタコウジュらしい ススキが穂を咲かせ アキチョウジやノギクが太陽の光を受けているチェーンを跨ぎ幅広の道を登って行く ミヤマアキノキリンソウが顔を見せる 登山道の標識を見て山道に入る すぐに白樺林が展開する ここはいつ訪ねても良い 今日は久々に白樺が太陽光線を受け輝いている
白樺林を過ぎ 登山道を登って行く 渓流の音が聞こえてくる いつもより水量が多い 何回か渓流を渡る 水量が多いと言っても飛び石を利用して靴を濡らさなくても渡れる モミジガサ キバナアキギリが花を咲かせていた そして牛曳滝に出る いつもより水量が多く見応えがある 滝の落ち口の近くにキバナアキギリが群生していた
滝を左手に見ながら急登に耐える 台風の雨でよく崩れなかったものだと思いながら登ってゆく ここを登るとあとは比較的なだらかな登りとなりブナ林が美しい ビッチュウアザミ アキチョウジ ミヤマアキノキリンソウ オオカニコウモリ ヒヨドリバナ キクバヤマボクチ ユキザサの実 ヤマラッキョウなどと出会う ユキザサの赤い実は可愛らしい
牛曳山の尾根道に出る 尾根を少し右手に進むと視界が開け 今日は大山が良く見える これほど遠望がきく事は珍しい
道を戻り 伊良谷山方面に向う リンドウが大きく花を開き太陽光線を受けている ミヤマアキノキリンソウ オオカニコウモリが咲いている あれ? ミヤマヨメナだろうか 一輪咲いている 桜が狂い咲きしているとの事 これだけびっしりと群生しているのだから狂い咲きしてもおかしくないのかも知れない
男性の方と出会う 牛曳山について聞かれ尾根分岐点が山頂らしいと話す そこを少し先へ行くと視界が開けると話し別れる その方はここは初めてと話しておられた
ルートにはマツムシソウ ヤマラッキョウ ノギク センブリと秋の花が顔を見せる センブリはこの伊良谷山の登り斜面にいつも咲いており楽しみにしている 今年はあちこちに見つける事が出来結構多い
伊良谷山に出る 山頂では男性の方が休んでおられた 山頂で記念撮影をする ここからも大山が良く見える
尾根道を行き毛無山に出る 山頂は風の通り道になっているのか強く 三脚をセット出来そうもない 山頂の草原にはヤマラッキョウ リンドウが咲き ススキが穂をなびかせていた 風が強いのでここでの昼食休憩は見合わせて出雲峠に向う
毛無山を少し降りたルート沿いにご夫妻が昼食休憩をされていた 風を避けておられたのだろう 軽く挨拶して降りて行く 出雲峠への分岐の手前にタンナトリカブトが咲いている 今年も元気に咲いていますねとねぎらう 分岐を左にとりブナ樹林の中を降りてゆく ルート脇にユキザサの実がスポットライトを受けるかのように樹間から漏れる太陽光線を受け輝いていた
分岐を右にとり今日の最大の目的地の出雲峠に出る 遠くからも白いものがチラチラしている 待望のウメバチソウの群落だ 咲いています あちらにもこちらにも 昨年よりも咲いている範囲が広いように感じる リュックを降ろし、おにぎりをほうばりながら花を愛でる ここはマツムシソウの大群生地でもある 花が咲き終わった名残があちこちにあり その中にぽつぽつとまだ花が咲いている センブリも結構あちこちにある ヤマラッキョウが群生しているところもある 実に花が豊富だ ミヤマアキノキリンソウやワレモコウも咲いていた
期待以上の花の歓迎に満足して出雲峠を後にする 六の原に向うルート沿いにはキクバヤマボクチ ミヤマアキノキリンソウ オトコエシ キバナアキギリ アキチョウジなどが花を咲かせていた 六の原の木々はわずかながら色づき始めてきた
県道24を走り酒津から高梁川沿いの道となる 新幹線と立体交差する辺りから早や渋滞が始まっている 川辺橋を抜けても総社大橋の手前でも渋滞 出勤時の混雑時間と重なってしまったようだ 180に乗ってやっと車が流れ出す あとは車の流れに乗り北上する久々の青空のもと車を走らせる 川面は青空を写し美しい 高梁市に近づくとガスが出てくる そして今日は井倉の辺りからガスが晴れまた青空が見えてくる
新見の市街地を抜けてから182へ左折 東条から314に乗り北上 183との三叉路から県民の森の標識に従い六ノ原駐車場に