なめらの行者10:21−10:32登山口−10:41駐車場−10:43ニの沢−10:46不動の滝−10:55鐘懸の行者−10:57石小屋_2000m−11:03分岐(大馬鹿門コース分岐)−11:07一の沢−11:12分岐(一般コース分岐)−11:17ロープ−11:33股のぞき−11:43行者窟−11:53熊落し行場−12:03合流_330m−12:13山頂12:48−13:05大甑山(おごしきやま1000m)=大馬鹿門−13:20滝−13:29合流(行者コース)−13:40不動の滝−13:44駐車場−13:54登山口−14:03なめらの行者
今日は後山(うしろやま1345m)の行者コースを訪ねる 山林の被害はどうだっただろうお先にと挨拶して林道を登って行く 林道の左手の山肌にはかなりの範囲で倒木した状況が見える ルート上の樹林が倒木していると那岐山のように大変な登山となる可能性がある 行者ルートはあまり樹林が無いから登れるだろうが下りは情報を得て選ぶ必要があるなと思いながら林道を登って行く
登山口から林道と分かれルートに入ってゆく 倒木があるものの数本であり潜ったり跨いだりして抜けて行ける 渓流を渡る所の丸太2本で組んだ橋が少し流されていた ルートを少し探したがすぐにわかり上流を石伝いに渡ってゆく事が出来た そして出てきた所が上の駐車場 ここには3台駐車していた 先程の標識にあった関係者とは思えないのだが、目くじら立てる程のものでは無い
登山道を登って行く 紅葉している木々があるものの鮮やかさは今一 不動の滝付近が結構色づいている 不動の滝を登った滝の丁度上流にあたる場所がいつも美しく紅葉しているのだが 今年は葉がすっかり落ちてしまい カエデが所々で淋しそうにしていた 不動の滝から10分程登ると石小屋に出る この付近は色が残っており廻りの景観とあう
大馬鹿門コースとの分岐を左にとり登って行くと一の沢 大きな石がごろごろしており違った景観を楽しめる 黄色の紅葉が楽しめるのだが太陽が隠れていた事と色づきが今一だった事もあり残念だ 大馬鹿門コースを往復するとここを通らないので一般コースと大馬鹿門コースを組み入れ このルートを楽しむと良い お勧めは登りに一般コース 下りに大馬鹿門コース
一の沢を抜けて 一般コースとの分岐を行者コースに向う ここからは手袋をして両手を使えるようにしておく ルートミスをしないように左上を注意しながら登って行く 足元だけ見て登って行くとまず迷い道に入ってしまう 落石注意の標識を見つけ その先にあるロープの所を登って行く そして胎内くぐり等行場を見て股のぞきの大きな岩を登る ロープがセットされている ここで難航した事を思い出す 登り切るとほっとする 今日は岩の間に適当な太さの倒木が置いてありそれを足場にして登れ随分と楽だった
ここからしばらくはロープの連続 登りも急 右手には谷が見え緊張する 足場が濡れており滑らさないよう注意しないといけない ロープを掴めるようにして万一に備える 場所によってはロープを掴み身体を引きあげる 前を見るとルートから少し離れた所を降りている方がおられた 別のルートがあるのかなと思いながら登って行くと その方と合流する お聞きするとルートをミスされたとの事 場所は行者窟の少し先だったがどこを間違われたかもう少し聞いておけば良かった ここは初めてと話されていた
私が先導するような形で急登を行く 大覗きの行場そして熊落とし行場に出る ここまで来るとロープは終わり大場を越えた まだ急な斜面が続くが根曲がり竹に掴まりながら登って行くと10分程で一般ルートと合流する
合流するとこんなにも楽かと思いながらあと330mをこなすと山頂に出る 山頂には4名と2名のグループが居られた 4名の方は姫路から来られた方で大馬鹿門コースを登られ 2名の方は岡山側のキャンプ場からのコースとの事 しばらくすると男性お1人が登って来られた 伺うと一般コースとの事 皆さんに倒木の状態を伺うと 倒れているものもあったがルートの妨げになるような状態では無いとの事だった 期せずして全コースの情報を得る事が出来た
一般コースを登られた方は実はこうして山登りをしている状態では無い 豊岡から来たのだが床下浸水の被災を受けまだ整理が終わっていない 気晴らしに登って来られたと話しておられた
そうこうしていると先程ご一緒した方が登って来られた 加古川から来られたとの事 リュックから荷物を出しどうやら無線の基地を建てておられた これが楽しみで登っているとの事 いつまで居られるのですかと伺うと夏だと夕方まで居るが この時期は大部気温も下がっているので2時ごろまでと話しておられた
それぞれ昼食休憩を取られた後下山して行かれた 私も私の後から登って来られたお二人にお先にと挨拶して下山する
下山は大馬鹿門コースを選ぶ 途中倒木があったもののルートに支障は無い 大馬鹿門を過ぎてしばらく降りると紅葉の良い場所がある 残念ながら今年はすっかり落葉しておりいつもの艶やかさは無い 残念だが致し方が無い
登ってきたルートに合流 石小屋付近や不動の滝の紅葉を再度愛で下山する
上の駐車場からは林道を降りる 林道の右手斜面の樹林が広範囲で倒れていた この辺りが風の通り道になったようだ
国道2号で岡山を抜けるのは久し振り 休日のためか車の流れは順調 今朝は岡山県に濃霧注意報が出ており霧が深い 吉井川の橋の手前から熊山を見る事が出来ないほどで川沿いは特に霧が濃い県境のトンネルを抜け兵庫県に入る 上郡の標識を左折して県道5号に入る 初めてだと上郡を抜けるルートは解り難い所があるがもう何回も通っており難無く千種川を渡り373に乗る 373を北上し智頭鉄道を右手に見るようになって久崎三叉路の信号を南光町方向へ右折する 千種川を右手に見ながら走る 南光町で179に乗り すぐに県道53の案内に従って左折する 次いで県道72に合流しまた千種川沿いを北上する 道の駅千種を過ぎると後山が見えてくる 千種の市内を抜け道なりに直進 千種川沿いを走ってゆくと考霊山登山口に出る
ここから林道に入る 倒木があれば通行止めの標識があるだろう 何の記載も無いので走れる状態なのだろうと判断し林道に入ってゆく 路面は簡易舗装がされていたが凸凹の路面に吹き付けているだけなのであっちこっちに揺れる その内杉の小枝が路面に敷き詰められている 周辺の樹林が倒れているが道路を車が通れるよう手が加えられている 感謝をしながら抜けて行き なめらの行者の所に駐車
登山支度をしていると車が1台やってきた この先は行けないのですかと問われたので この先に駐車場はあるが、そこの標識に関係者以外進入禁止とあるのでここに停めています と話すと ではそうしようと私の車の横に駐車された ご夫婦連れで来られていた