下蒜山



 標高 1105m 難易度 ☆☆     登り63分 下り45分 岡山県
倉敷からの距離   119Km        登頂日 2004/12/03  ガイドブック  F写真

犬挟峠10:34−10:41尾根−10:52三合目−11:01五合目−11:08雲居平−11:14七合目−11:21八合目−11:29九合目−11:37下蒜山山頂11:45−11:51九合目−11:59八合目−12:03七合目−12:07雲居平−12:11五合目−12:19三合目−12:25尾根−12:30犬挟峠

登山
 下蒜山(しもひるぜん1105m)には何回か訪ねようとしたが313の通行止めで毛無山を訪ねている 今日は313が通行出来る情報を入手していたので訪ねる

 登山支度をし、お先にと支度中の3人に挨拶してルートを行く 太陽は出ているものの風が強く冷たい すっかり葉を落とした樹林を抜け尾根に出る 山頂1時間40分と標識に記載されている

 尾根を登って行くとルート上に大きな木が1本倒れていたが、倒木した樹木を迂回するルートが出来ており難なく登って行ける 右手斜面を見ると結構倒木している樹木が見える 手前の樹木が邪魔になり適当な写真を撮る事が出来なかったがここまで台風の被害が広範囲に及んでいる事に驚かされる 男性がお1人登っておられた 今日はと挨拶しお先に失礼する

 樹林帯を抜けると五合目に出る ススキの原が拡がり山頂が見えてくる 風が非常に強い 雲居平のところで写真撮影をしたが強い風でカメラを持つ手を固定する事が出来ない程 シャッター速度を速めなんとか撮る 強い風は撮れた写真を見ても残念ながら写っていない

 尾根道を登って行くと襟のあたりがひりひりする 笹の葉が飛んできて触れた為のようだ 風に身体を流されながらなんとかルートを進んで行く ルートによって風の強いところとそうでない所がある あれ マツムシソウが一輪咲いている 背が随分低い 12月になっても咲いているとはと驚く

 七合目からジグザグの登りになる 八合目まで何回右にターンしたかな? 4,5回かなと思いながら数えながら登って行く なんと10回を数えた つまらない事だが蒜山の登山は23回目を数えるがわかっているようでわかっていない 記憶の中で適当に処理しているのがよくわかる

 八合目から九合目はこのルートの一番厳しいところ ここで先程のすごい風が吹いてきたら容易ではないなといつもより入念に足場を確保しながら登る 幸い強い風に吹かれること無く九合目に登れまずは一安心

 九合目まで登れば着いたようなもの尾根を登り山頂に出る 山頂から大山に連なる山々が青空の下、実にすっきり見える こんな雲一つ無い山並みの景観も珍しい だが風が強い 三脚を一番低くセットしストックとリュックを使って固定しなんとか記念写真を撮る 何もこんな状況で写真を撮らなくても良さそうなものにと苦笑しながらカメラに収まる

 陽射しはあるものの風が強く汗の気化熱で身体が冷たく感じる 滞在時間8分 昼食もとらずに下山する

 九合目の手前で登って来られる男性お二人とすれ違う もう下山されるのですか? ええ 結構風が強いのでと挨拶を交わす 九合目からの急斜面では風が吹かないようにと願いながら降りる 幸い大丈夫であった 八合目を降り七合目手前で女性お二人とすれ違う

 七合目を過ぎ雲居平に向う尾根ルートでは相変わらず強い風が吹いている どうやら場所によって風の通り道があるようだ あとはテンポ良く下山してゆく



 帰路 湯原温泉に浸かる 冬場の温泉は実に気持ちが良い


アプローチ
 爽やかな青空の下429を走る ラジオから岡山県全県に濃霧注意報が発令されていると流れている 案の定加茂川の道の駅付近から霧が発生する 旭川沿いも上空はガスで覆われ太陽の陽射しは無い 県道30を走り落合に出る 落合の気温は1℃ 外は冷たいのだろうなと思いながら車を走らす

 落合から313に乗る 久世を過ぎたあたりでみるみるガスが晴れ川の流れに色が出、周辺の山並みが見えてくる ガスが晴れる時の変化はいつも驚かされる

 勝山5℃と太陽の恵みを受け気温はあがってくる 見尾や真賀・仲間で片側交互通行となっているが順調に流れる 湯原9℃ 蒜山11℃と気温は上昇してくる

 313から482へ直進し下蒜山登山口の案内に従い右折 犬挟峠の登山口駐車場に車を停める 駐車場にはすでに2台駐車 1台の方は登山の支度をされていた