駐車位置10:36−10:41案内板−10:53二合目−11:06三合目−11:23五合目−11:29六合目−11:39三角点−11:51八合目−12:14分岐−12:22山頂12:50−12:56分岐−13:16八合目−13:27三角点−13:34六合目−13:38五合目−13:49三合目−13:59二合目−14:13案内板−14:18駐車位置
今日は家内を誘い上蒜山(かみひるぜん1200m)を訪ねる 上蒜山はこの登山日記のスタートとなった山であり思い出深い 家内も95年 98年に登っており3度目になる登山支度をして出発する 登山道脇の牧場に牛が沢山放牧されている 放牧されている牛の横を抜けて行く形となる タニウツギが咲いている 上蒜山ではタニウツギが山肌一面に咲いていた思い出が強い 最初登った時で6/11だった 登山口で咲き出した状況では山はまだ早いかも知れない
案内板がありそこから樹林帯に入る 樹林特有の冷気と爽やかさを感じる ルート脇にチゴユリが花を咲かせ 三鈷峰で覚えたクルマバソウも花を咲かせていた 樹林の中であり花は少ない ウグイスの鳴き声が聞こえ カッコーが鳴いているのもかすかに聞こえてくる ルートはかなりの急登 階段状になっている所を登って行く
樹林を抜けると二合目に出る ここからは視界が開け遮るものが無い ヤマツツジ タニウツギ ニガナなど花がポツポツと顔を見せる ホトトギスの鳴き声も聞こえてきた 三合目の標識があり急登は続く ヤマツツジやタニウツギに加え レンゲツツジが顔を見せ イワカガミもポツポツと顔を見せる ピンク色をしており美しい
五合目では8名のパーテイーが休んでおられた 縦走されるのですか?と訪ねると中蒜山で降りてそこからタクシーを呼ぶと話しておられた 五合目の標識の近くに紫色をした小さな花が咲いている スミレとは違うようだが何だろうと気になっていたので この花は何と言うのか伺ってみたが わからない 帰ってから調べてみると話しておられたが解っただろうか? 私も調べてみたが解らなかった
お先にとそのまま登って行こうとすると 休まずに登って行かれるのですかと思わぬ所で拍手を受ける ここはまだ登りが急であるが少し登ると平坦なルートとなる 六合目の標識があり更に行くと何故か三角点がある この辺りは傾斜は緩くなり歩き易い 三角点を過ぎてから八合目にかけてまた登りとなる イワカガミ レンゲツツジ タニウツギ ミツバツチグリ アカモノなどが顔を見せる イワカガミが結構咲いている タニウツギは蕾が多い
そして八合目に出る 八合目は槍ヶ峰とも呼ばれ大山がくっきりと見え展望が良い場所 上蒜山ではここが一番展望のきく場所 ここから見える山肌にヤマツツジやタニウツギが一面に咲き彩りを見せてくれるのだが時期が少し早かったようで どちらもまだ蕾の状態であった
その足で兎に角山頂まで行こうとルートを進む もうきつい登りは無い ルート脇にカタクリの花の名残を見つけた これが花が咲いたあとのものと家内に説明する すぐにカタクリが一輪まだ花を咲かせているのに出会い喜ぶ ルートはブナ樹林に入る チゴユリ ユキザサ ツクバネソウとこれまでとは違った花が顔を見せる
尾根分岐を上蒜山山頂に向う ここのルートは昔は笹をかきわけるようにして行ったものだと話合う 昨年にルートが整備され笹をかきわけるような事は無くなった 新緑の木々を愛でながら山頂に出る
山頂からの景観は得られない ただ、周辺の木々の緑を楽しむ事が出来る 白い花を咲かせているのはオオカメノキだろうか 記念写真を撮りここで昼食休憩をとる 小鳥達の鳴き声が聞こえる そう言えば小鳥の鳴き声など音とりに来た事もあった こうした自然の音もなかなかいいものだ
食事休憩後下山する 下山は登ってきたルートを戻る 途中で8名のパーテイーと出会う 八合目でゆっくりと昼食休憩をとりましたと話しておられた お気をつけてとわかれる 下山はカメラのレンズを花バージョンにしてイワカガミなどをカメラに収める
いつものように429を走る 吉備路・足守・加茂川と走る 加茂川から円城に向う道は山肌の新緑が迫ってきて緑が美しい 円城から小森温泉を抜け旭川ダムに出る 今日は随分と水位が下がっている 水位が下がっているダムはどこか淋しげだ 旭町から県道30に乗り落合へ 落合から313を走り 久世・勝山・湯原と走って行く 櫃ヶ山登山口には数台の車が駐車しており登山支度をされている二人連れがおられたこの10年のあいだに各所で道路が新しくなり随分と走り易くなった どこが一番変ったかなとふと考える 思い返せば313を湯原から中和村に抜けるには未舗装の山道を走らねばならず蒜山に向う大きなネックだったが今は新熊居トンネルが出来 あっと言う間に抜けてしまう インターネットで調べたところ中和トンネルは1992年 新熊居トンネルは1996年開通との記載があった 未舗装の山越は懐かしい思い出となってしまった
蒜山に入り313から482に乗り 塩釜冷泉の標識を右折し道の駅蒜山高原を目指す トイレ休憩をとり高原道路を走り 上蒜山スキー場入口手前を右折し牧場の空地に駐車させて戴く 道路脇のタニウツギが花を咲かせていた