駐車場8:20−8:40渓流8:48−9:11石仏9:15−9:27八合目−9:32park=9:38鈴振崖9:45=9:50park−9:57分岐−10:00山頂10:04−10:06ルート−10:24ふるさと農道−10:35天神山分岐=11:01park=11:25天神山分岐−11:30林道入口−12:28県道33八幡橋−12:40駐車場
今日は大山三鈷峰に行くと家を出たが、天気予報で岡山県鳥取県に雷注意報発令、昼前から山沿いはところにより雨との事 降水確率は10〜20%と低い数字であったが山頂付近で雷や雨に遭遇したらかなわないと判断し、急遽天神山(てんじんやま778m)に変更ミンミンゼミがミーンミーンミンと鳴いている セミの鳴き声を聞きながら登山支度をし出発する ルート脇にはハナタデ ミズヒキ ノブキが顔を見せる 渓流の流れの音を収録する ちょろちょろ流れる音は心地よい感じがする
渓流を過ぎると樹林帯の登りとなる 小鳥の鳴き声やセミの鳴き声を聞きながら登って行く おや珍しい花だイワタバコのようだ 三脚をセットしカメラに収める イワタバコは無明谷で見た覚えがあるが天神山で出会うのは初めてだ
渓流の辺りは石畳になっており濡れている ここは下りはいやらしい 滑りそうなので注意しないといけないと思った瞬間滑った事を思い出す そうだ今日はまだ早いし、違うルートを降りてみよう 山頂に向う分岐をそのまま降りるとどこに出るか兼ねてから気になっていたのでこのチャンスに降りてみよう そんな事を考えながら登って行くと いつの間にか擬木の階段になっていた ここから長い階段が続く
顔をあげるとそこに男性の方が1名立っておられた 考え事をしていた為か突然男性の方と出会いビックリ 慌てて挨拶だけしてそのまま登って行く
場所によって違うセミが鳴いている ミンミンゼミ エゾゼミ ツクツクボウシが聞こえてくる ツクツクボウシはまだ数が少なく他のセミの鳴き声に消されてしまう 短い成虫の期間に子孫を残すべくつれあいを求め必死に鳴く姿はどこか悲哀を感じてしまう
ルート脇は花は少ない ホタルブクロが淋しげに花を咲かせていた 石仏の所で音を収録する 数分間石仏の所にいたが先程出会った方は登って来られる気配が無い 下山される所だったのか?と思いながら 擬木の階段を登ってゆく
ヤブランが咲いていた 八合目の標識が腐食し地面に落ちていた ここまで来ると階段部分は残り少ない 下山は山頂手前の分岐を下る計画なので 先に鈴振崖に向う 上の駐車場から神社を経由して鈴振崖に 神社の境内にはキンミズヒキが黄色の花を咲かせていた 鈴振崖に向うルートでエゾゼミと思われるセミが勢いよく鳴いていた インターネットにあるセミの家の情報を調べると エゾゼミの解説に「震える様な低いビート音を含むことで慣れれば聞き分けられる」と記載されている 収録した音がそれに該当するのだろうか
鈴振崖に出る 県北を見ると予報どおり雲が出ており遠望は得られない 大山三鈷峰に行っていれば今ごろ登山口に着く時間だがあの様子では行かなくて良かったとなぐさめる
鈴振崖で記念写真を撮り山頂に向う エゾゼミの鳴き声を収録していたら人声が聞こえてきて男性3名の方が登って来られた 見晴らしはどうですか?とたずねられ 県北に雲が出ていますね と挨拶を交わしすれ違う
神社を経由して上の駐車場から林道を経由して山頂への山道に入る 駐車場と林道の境目にケフシグロが花を咲かせている 以前もここに咲いていたのを覚えている 山道ではエゾセミの大合唱 笹の葉が繁っている分岐から笹の葉をガサガサ音をさせながら入って行き 山頂に出る
山頂で写真をとり下山する 分岐を右に曲がり降りて行く 大部笹が繁っているがルートははっきり解る ルートが怪しくなったら戻るつもりでいたが続いているのでどんどん降りて行く 方向は登山口からどんどん離れて行くようだ 地図を持ってきていないが降りた地点に道路があり右に行けば戻れると調べた記憶がある
10分少々で道路に出る 降りた時間から見てまだ大部高度はあるようだ ビニールハウスがあり右手に立派な道路が出来ている 道路に出て右に進む 道路はふるさと農道と呼ばれている 10分程行くと 道路標識があり この農道は湯野から西山を繋いでいる 右に分岐があり坂本 天神山と記載されている 湯野 西山 坂本はどこなのかわからない 天神山に登っていってしまうのでは困る もう少しまっすぐ行ってみようと曲がらず直進する
ゆるやかに登り ゆるやかに下る いつまで歩いても県道33に出ない 時折自動車が走る 走っている車を停めてまで道を聞くわけに行かないのでおかしいとは思いながら30分程歩くと駐車場があり ふるさと農道の概略図が紹介されていた 県道33に繋がっているところは無い ただ 坂本 天神山の分岐を行くと 山頂に向う道とそのまま直進する道とに別れている そうか さっきの分岐を曲がり次の分岐を直進すれば良さそうだな と やっと状況が掴め きた道を戻る 太陽の陽射しの照り返しで道路は焼けており実に暑い ふうふう言いながら分岐に戻る
これまで片側1車線ある広い道路だったが 分岐からは1車線の道路 すれ違うのがやっとという道幅 お陰で日影に恵まれ暑さは幾分やわらぐ 少し登ると林道分岐に出る ここを右に入れば山頂に向うようだ 分岐を直進して下って行く 右手樹間に明神崖が見える 崖を見る角度から判断するとまだ標高は高そうだ 道路は天神山を右に見て途中に谷を挟んでいる 山裾まで降りて行き そこに県道33があるのだなと思いながら降りて行く 結構時間がかかる、あそこかなと思いながらカーブまで行くが まだ先が続く 1時間程余計な道を歩いたこともありまだかまだかと思いながら降りて行く 神社が見えてきてそして県道33に出る 八幡橋と書いてある ここまで林道分岐からなんと50分もかかっている 登山道を降りるより時間がかかっている
県道33に出ればわかったルート 自動車道を下り 登山道入口に着く やれやれ
その足で無明谷に行く 県道33から無明谷に入る分岐の地蔵さんの所に車を置き 散策する すぐにキツネノカミソリ ウバユリに出会う 無明谷ではイワタバコ ギンバイソウに出会った 無明谷でキツネノカミソリが群生しているのを見た記憶がある 調べてみたら1996年7月28日だった 期待していたが時期が遅かったのか散見する程度だった
休日の早朝で車の流れは順調 雷注意報はどこの話だろうと思うほどで青空が広がる 川辺橋で高梁川を渡り 川沿いを走り 総社の先で180号に乗る 高梁の入口で左折し313を走り 川上町から県道33へ右折し北上する 2つ目のトンネルを抜けると間もなく天神山登山口の標識がある 左に曲がり駐車場に車を入れる 早い時間なのにすでに2台駐車