駐車場9:57−10:14石段−10:20擬木の階段−10:36石仏10:38−10:50八合目−10:55park−11:05三角点11:12−11:20上のpark=11:25鈴振崖12:35=11:39分岐=11:44眺望良い11:45=11:47明星崖ベンチ11:50=11:56分岐−11:58八合目−12:02石仏−12:10擬木の階段終了−12:24駐車場所
この所山陰地方から県北にかけ雪の日が多い アプローチも心配なので近場の天神山(てんじんやま778m)を訪ねる路面に粉雪の存在を見つけたので山に雪がある事を想定してスパッツを履く カンジキや輪カンジキを準備する事はあるまいと車に置いて行く いつも持って行くカメラは電源の接触が悪く修理に出している その代替にインターネットで購入したデジカメを持つ デジカメを持っての登山は初めてだ 一方、山の音を録るICレコーダの方はもう録れる音は無いだろうと思い持ってこなかった
登山支度をしていると小鳥が賑わしく鳴いている 小鳥の声が録れたのにと思うが致し方ない 登山支度をして出発する ルートを行くと左前方に鈴振り崖が見えてくる 雪を抱いている やはり山には雪がある 渓流をまたぎ樹林帯に入り 渓流の音を聞きながらルートを登って行く ここでも小鳥の鳴き声を耳にする事が出来た 風倒木が何本か倒れたままになっているのを潜ったり 跨いだりして登って行く
石段の所に来ると雪が所々に顔を出す 石段を過ぎると擬木の階段にかかる この辺りから雪を踏むようになる バリバリとアイスバン状態になっている雪の上を登って行く 登って行くに従い雪は増えてくる 石仏の所を過ぎ 八合目付近に来ると擬木の階段も雪に埋もれるようになる 雪面は相変わらずバリバリと言う この状態だと下山時はアイゼンが必要かな?と考えながら登って行く 4枚歯の軽アイゼンはリュック入れてあるのでその時になって判断しよう
デジカメで雪景色を撮る シャッタースピードやレンズの絞りなどすべて自動になっている簡易型のもので 本体は名刺サイズと小さなカメラである シャッターの手振れが気になる 撮れたものを見ると何枚かは手振れで失敗 カメラでファインダーを覗いて被写体を撮るのと随分違った感覚だ
八合目を過ぎるとすぐに分岐に出る 分岐を山頂方面に登ると林道終点に出る 駐車出来るスペースがあり数センチの積雪で覆われている 林道の舗装路面は雪は解けている 熱伝導度の差なのだろう 林道を10m程歩き 標識の方向に従い山道に入って行く
雪道である 足跡がついておりルートも明確である 時々太陽が顔を出し雪面を照らすと樹林のシルエットがくっきりと写る 林道から10分程で山頂の一等三角点に出る
山頂は樹林に覆われ眺望は全く得られない 記念撮影をする セルフタイマーの設定方法を思い出しながらなんとか撮る 今まで28mmの広角で撮っていたがデジカメは広角に弱い 頭が切れそうになっていたがなんとか撮れていた
山頂を後にして鈴振り崖に向かう 鈴振り崖は太陽の日当たりが良く雪は一部分のみ 景観は花見山の先に大山がなんとか見えるが山頂部分は雲に覆われている 蒜山三座も雲の中に薄っすら見える程度 パノラマ合成写真の素材にとパチパチ撮影したがなんと手袋がレンズにかかり全部失敗 お粗末
鈴振り崖を降り 分岐まで戻り今度は明星崖方面に向かう ルートを追って登って行くと途中に鈴振り崖が見える場所がある 更に進むとベンチがあるがそこからは眺望は得られない 鈴振り崖をカメラに収め下山する
下山は分岐に戻り 登ってきたルートを降りる 雪の上を降りてゆく 心配していた足元はしっかり受けてくれるので軽アイゼンのお世話にならず そのままテンポ良く 階段をトントンと降りて行く
毎日のようにこの冬一番の冷え込みというニュースが流れる 今日もそのニュースを聞いたか記憶が怪しいが総社入口の気温はー2℃ 高梁川を渡り180号に乗り少し走った地点での温度表示はー4℃とかなりの冷え込みだ 高梁川の景観も寒々しい 水面に渡り鳥だろうか浮かんでいるのが見える青空に白い雲が浮かぶ 車を走らせるにつれ雲が増えてくる いつもガスがかかっている高梁市だが今日はガスがかかっていない 高梁の入口を左折し313に入る 新見美術館を過ぎ 川上町の三叉路を右折して県道33を北上する 2つめのトンネルを抜けると路面に雪が粉を振り撒いたような感じで散らばっている 太陽の陽射しを受けている路面は雪は消えている
天神山登山口の標識を左に曲がり、駐車場に車を入れる 今日は一台もいない