天神山



標高 778m    難易度 ☆    登り66分 下り42分  岡山県
倉敷からの距離   65Km        登頂日 2006/04/22   ガイドブック  F写真 山の音

駐車場8:52−9:10石段−9:16擬木の階段−9:20電池9:23−9:35石仏−9:49八合目−9:54park−10:01三角点10:06−10:14park−10:16カタクリ10:21−10:26カタクリlast−10:28石仏−10:35石段−10:39石段last−10:53駐車場

登山
 今日は午後から天気が崩れる予報 近場の天神山(てんじんやま778m)を訪ねる

 登山支度をして出発する 雲っている為かいつもにぎにぎしい小鳥の鳴き声があまり聞こえない 登山口に白い小さな花が咲いている タネツケバナだろうか ルート脇にはスミレ ミツバツツジ ミツバツチグリと春の花が顔を見せる 渓流を渡り、樹林の中のルートを行く 今度はミヤマカタバミ コチャルメルソウ ボタンネコノメ ヤマエンゴサクが顔を見せる

 石段のルートになる 水で濡れている所がある下りは注意しよう この辺りはヒメレンゲが群生する場所 ヒメレンゲの名前がなかなか思い出せず 何だったろうかと度々反芻するのだが奥深くに眠っており呼び出せなかった 困ったものだ

 石段から擬木の階段となる ツバキ キブシに出会う ミヤマカタバミも所々で顔を見せる 石仏を過ぎ登って行くと まもなく エンレイソウ カタクリが顔を見せてくれる ここでカタクリの花に出会うとは思っていなかった あちらこちらにカタクリの花が顔を見せてくれる 結構多い 花を愛でながら登って行く 八合目を過ぎてもカタクリの花は続く 更に登って行くと案内標識板がある 標識板付近の斜面にも群生している

 薄日が時折射すようになり 小鳥の声がにぎやかになってきた 花と小鳥の鳴き声を楽しみながら登って行く 標識板の先の分岐を直進すると林道終点に出る ここに車が1台駐車していた

 山頂への案内標識に従い再度山道に入る ルート脇には笹の葉が大分繁っている 山頂に向かうルートが笹で覆われてきておりルートの判別がしにくくなっている 初めての人にはわかりにくくなっている ルート途中で男性5名のパーテイーとすれ違う そして山頂に出る

 山頂は樹林で視界がきかない 周辺の木々を見ると タムシバ アセビが花を咲かせていた タムシバは散りかけていた 写真を撮って下山する 下山は登ってきたルートを戻る 今日は鈴振り崖に寄らずに下山する

 林道終点に駐車していた車がいなくなっていた 先ほどの男性パーテイーだったのだろう カタクリの花が咲いているのをご存知だったのだろうか? カタクリが見事でしたねとでも声をかければ良かったかな

 カタクリの花を再度愛でながら降りて行く どこまで咲いているのか目安をつける為、最後に見た時の時刻をメモした こうして見ると咲いている範囲はかなりある

 とんとんとんとテンポ良く下山する 今日はウグイスの声は聞けなかったなと思っていると 樹林を抜けた地点で突然ウグイスの鳴き声が聞こえてきた 急いで収録する



無明谷まで足を伸ばす イチリンソウがあちらこちらに群生していた ヤマルリソウ ジュウニヒトエにも出会う事が出来た


アプローチ
 倉敷の空は早くもどんよりと曇り空 雨に降られる前にと7:30前に家を出る 土曜日の早朝であり順調に車が流れるかと思っていたが川辺橋付近は車が賑わっている 河川敷でグランドゴルフだろうか大会があるようで河川敷に降りて行く車が列をなしている 川辺橋を過ぎると車は少なくなり高梁川沿いをのんびりと走る

 県道278を走り豪渓の先で国道180に乗る 180に乗る手前の温度計は6℃ 180に乗ってからは4℃ 今日は気温が下がっている

 高梁市の手前で313に左折 成羽を抜け 川上町の三叉路を右折して県道33を北上する 沿道の桜はすっかり散り葉桜 ヤマブキが次々と黄色の花を見せてくれる トンネルを二つ抜け 天神山登山口駐車場に駐車 すでに1台駐車していた