星山



標高 1030m 難易度 ☆ 登り57分 下り37分  岡山県
倉敷からの距離   89Km        登頂日 2006/10/11   ガイドブック F写真

駐車場10:58−11:02ビジターセンター−11:25_800mH−11:34前山分岐−11:38西登山口合流−11:41_900mH−11:48八合目−11:55星山12:13−12:18八合目−12:23西登山口分岐−12:31_800mH−12:46センター−12:50駐車場

登山 
 今日の天気は曇り 午後から晴れるとの予報 明日からしばらく予定が入っているので雨に降られないならいいと近場の星山(ほしがせん1030m)を訪ねる
 雨は止んだとはいえガス 管理センターに向かう道からいつもは山頂が見えているのだがセンターの屋根が辛うじて見える程度でその先はまったく見えない マイナスイオンが充満している事だろうとガスを含んだ空気を一杯吸いながら登って行く 管理センターを登って行くと車が数台駐車している センター内では数名の方が机を囲んでいた センターに人がいるのは珍しいと思いながらセンターの前を抜け登山道を登って行く

 ルートは雨の後で滑りやすい ルートを選びながら登って行く アキノキリンソウ ツリガネニンジン イヌトウバナ シロヨメナ シラヤマギク フジバカマなどが顔を見せる 久々の雨を受け喜んでいるようだ ルート脇にひときわ鮮やかな黄色の花が咲いているヤクシソウのようだ 樹林の中ガスが漂う 天気の良い日もいいがまた一味違う なにか自然にしっくりと抱擁されているような感じがする

 標高800mの標識を見て登って行く あと200mの標高差があるのだがこの山はそのような感じはしない ツリガネニンジン ホクチアザミを見つけた ホクチアザミの花は可愛らしい 草原のルートを登って行くと前山分岐に出る お二人連れに追いつく 生憎の天気ですねとご挨拶してお先に失礼する オミナエシが最後の花を咲かせていた

 前山からくだりコルの位置が西登山口と合流する十字路だ 標高860mにあたる 十字路を右に行くと前山を回りこみ登ってきたルートに合流する 帰路はこちらを歩く予定 標高900mの標識を見て間もなく樹林を抜け草原のルートになる リンドウ ツリガネニンジン アキノキリンソウ マツムシソウなどに出会う これらの花は間もなく冬支度に入るのだろう 八合目の標識を過ぎ 少し登ると展望が得られる岩があるのだがガスで全く見えない 山頂に近づくとぼんやりと山頂標識が見えてくる

 リュックを降ろし記念撮影をする 展望は全く得られない 昼食をとっていると先程の二人連れが登って来られる 私が駐車場で雨のあがるのを待っている時走って行った車がある その時の方のようだ 勝山で知人の案内で栗拾いをしてから登りました 登る時は少し降っていました 午後から晴れると言うのにこれでは残念ですねと話す

 山頂周辺を散策するとナデシコ マユミ フシグロセンノウ リンドウを見つけた マユミはもう無いかなと良く探してみると数個花をつけていた

 お二人連れにお先にと挨拶し、下山する 下山は登ってきたルートを戻る 西登山口分岐の十字路を左に行き 登りと違うルートを選ぶ ムラサキニガナ ツリガネニンジン アキノキリンソウ シラヤマギク フジバカマに出会う そして登ってきたルートと合流する

 話し声が聞こえてくる 合流地点から前山の方振り返るようにして見上げると4名のパーテイが登っている後姿をとらえる事が出来た 駐車場には鳥取ナンバーの車が1台駐車していた



アプローチ
 8時過ぎに倉敷を出発 曇り空の中429を走る 足守 加茂川と走り旭町で県道30に乗る 落合手前の温度表示は18℃ 落合で313に乗る 久世 勝山と走る 天気がおかしい フロントガラスに雨滴が落ちてくる 天気は良くなる方向に向かっている筈だから雨はあがるだろうとそのまま車を走らす 勝山の市街地を抜けてすぐ神庭の滝の案内標識のある三叉路を入って行く 神庭の滝の駐車場手前で星山登山口の標識に従い右折する あとは標識に従い星山登山駐車場に車を停める 車は1台もいない

 雨は小降りだが相変わらず降っている 車に降ってくる雨音が聞こえるようになってきたので暫く車の中で国会の予算委員会の放送を聞きながら待つ事に 30分程待つと雨が止んできたので 出発する