中の原9:23−9:42ロープウエイ終点9:43−10:00宝珠山山頂−10:07下宝珠越え合流点−10:29中宝珠−11:01上宝珠−11:16ユートピア分岐−11:24山頂11:40−11:49ユートピア分岐-12:02上宝珠−12:23靴&紅葉12:32−12:35遭難碑−12:42元谷−13:07中の原
大山の紅葉は更に深まっただろうか 今日は大山三鈷峰(だいせんさんこほう1516m)を訪ねる登山支度をして出発する 中の原のゲレンデを登るのは久し振りだ 大山三鈷峰のピークがくっきり見える 生憎逆光だ ゲレンデは草が刈られリフトもセットされスキーシーズンの準備が完了している 短く刈られた芝に朝露がまだ残っており靴は少し濡れる 気持ち良く足が進みぐんぐんと高度を上げて行く ロープウエイの終点まで一気に登り そこから振り返る 豪円山・考霊山が眼下に見え 日本海が広がる スキー場ロープウエイは何本も見える こんなにもあったのかと再認識する
宝珠山のルートを登る 笹の葉が露に濡れていないか心配していたが その心配も無く登って行く 下草が紅葉しているのを目にする事が出来る 視界を邪魔していた笹の葉が無くなり 紅葉したブナ樹林が迎えてくれる 太陽の陽射しが山影から現れると周辺が急に明るくなり その変化に思わず声が出る 女性二人のパーテイに追いつく きれいですねと挨拶を交わす
宝珠山のピークを越えると下り斜面 太陽を全面に受け 光のコントラストが無くなりどちらかと言うと平坦になってしまう こんなに降り注いでいるのに勝手なものだと自嘲する
下宝珠越えに来ると何人もの方がおられ 登って来られる人達の声が聞こえてくる 少し先にも登って行かれている方がおられる このルートも今日は大勢の方が登られている お先にと声をかけ休んでおられる方の脇を抜けて行く まだまだブナの紅葉が続く 紅葉を楽しむべく振り返ったり あちこちをきょろきょろ、写真をパチパチ撮りながら登って行く 一方、足元の花はすっかり店じまい 左手に三鈷峰が見えてくる 中宝珠越えを過ぎた地点から大山の北壁も見えてくる ガスに遮られる事もなく全容を見せてくれる
アップダウンが幾つもあり越えて行く 一番の急斜面を木の枝につかまりながら登ると前方が開け三鈷峰が見えてくる 山頂にはすでに何名もの方がいる ユートピア小屋の方も何人も見える 登ってきたルートを振り返ると彩りを鮮やかにした尾根ルートを楽しめる この辺りは黄色く紅葉した木が目立つ また、下の方を見ると元谷へのルートがきれいに色づいているのが見える 帰路は砂すべりを降りて行こう
上宝珠越えに出る ここが砂すべりに降りる分岐だ 砂すべりに降りる支度をされている人 休んでおられる人で賑わっている 休んでいる人の横を抜け三鈷峰に向かう
ルートの花はすっかり店じまい メモするものも無くユートピア分岐を左にとり尾根を登り山頂に出る 山頂には何組もの方が休んでおられる 山頂標識が新しく設置されていた 前で休んでいる人に失礼して山頂標識を入れて記念撮影をする その時、穴の開いている靴が見つかってしまい わー随分使い込んでいますねと女性の方から声をかけられる あれー見つかってしまったか 足を見ないで顔を見てと返す 山頂からの眺望は360度 大山北壁から烏ヶ山 蒜山三座 矢筈ヶ山 甲ヶ山などを楽しむ 雲が大分出てきた 砂すべりの天気が気になる 昼食をとりすぐに下山する
ユートピアや象ヶ鼻には寄らず、上宝珠越えから砂すべりに降りて行く 砂すべりの降り口はちょっと緊張する ロープがあるがその長さが短い 前回降りた時はそんなに緊張した覚えが無いし、ロープも使った覚えが無い 足を滑らさないよう注意し降りる 砂場が後退しているような感じがする
期待していた太陽は雲が出て生憎明るさが今一 北壁に遮られ雲の様子が見通せない どの程度待っていたらよいのかわからないので写真を撮りながら降りて行く事に 少し降りてはカメラを出して撮影し カメラをしまって降りて行く カメラを出したままだと万一転倒した場合、カメラが砂にやられまず修理不能だろう 時間をかけゆっくり降りて行く
砂防堤まで降りたところで登って来られた二人連れに出会う 私も始めて訪ねた時は間違えてここを登った事がある その時は砂はかなり湿っておりなんとか登る事が出来た しかし、今日はとても無理と思われる お二人にはここを登るのは難しいとお話する すでにその事はお聞きしました わからなかったものでと話しておられた 私の方から太陽が出ていたか伺うと、ええ出たり翳ったりはしていましたとの事 それなら、ここで少し待ってみよう お二人と別れ少し降りたところで小休憩をする
小休憩は太陽を待つ事もあるが 靴の中に入った砂を出す 靴を脱ぐとザーと砂が出る 手でかき出す これで随分と歩きやすくなった そうしている間に回りが明るくなる これ幸いと写真に撮る 黄色がきれいだ 元谷の景観も紅葉を引き立ててくれる
砂防堤は工事中 遭難碑の周辺も工事が行われていた 紅葉した木々を写真に収めながら降りて行く 元谷からの下山ルートは木道工事の為自動車道を迂回するように案内が出ている それ幸いと自動車道を降りて行く 太陽が出たり翳ったりしている 太陽が出ると色が鮮やかにになり紅葉した木々が輝いている この周辺は元谷と違った味わいがある 特に下宝珠越えへの登山口は紅葉した木々がルートを取り囲み太陽光線を受け輝いている 1週間前と比べ紅葉が一段と進んでいる事がわかる
林道の紅葉を楽しみ スキー場のゲレンデを経由して中の原に降りる ゲレンデにも幾組かの家族が楽しんでいる姿に出会う 振り返ると大山三鈷峰がくっきりと見える
倉敷を6時半と早目に出発 岡山県県北に濃霧注意報が発令されておりその影響か倉敷の空もどんよりとしている 鳥取県大山町も昼前まで濃霧注意との事で心配になる 高梁川沿いを走り、川辺橋・総社大橋と抜け豪渓の先で180に乗る 温度表示は8℃ いよいよ10℃を切ってきた ガスが漂う中高梁・井倉・新見と抜ける 新見の温度表示も8℃ 新見を過ぎても青空が現れない 今日はいつもと違うなと霧の状態が心配になる 千屋ダムの手前でやっと青空が見えてくる ここもやっとガスが晴れたばかりなのか千屋の温度表示は5℃ 空は真っ青 だが天気予報が気になる明地トンネルは今日は工事が休みなのか交通制限も無く抜ける トンネルを出た所で雲海が見える 車を停め雲海を楽しむ 10/28の時より雲は多く 雲の上に山並みが頭を出している なかなかいい景観だ
明地峠を下り 高尾で181に乗り 日野川沿いを走る 溝口から県道45に乗り桝水ヶ原に 登り2車線の追い抜き車線を過ぎた辺りから紅葉が始まっている 桝水ヶ原には早、多くの車 気温は19℃と丁度良い 大山循環道はいい色に紅葉している 心配していた霧はその気配は何も見られず山頂までくっきり見える 夏山登山口周辺は道路脇にもびっしり駐車している 駐車場所を探している車があちこちに見られる 市街地を抜け中の原の駐車場に ここも空いている所は少なかったが無事駐車出来た