駐車場9:42−9:45分岐=9:47中林の滝9:51=9:53分岐−10:00分岐−10:08火の滝10:10−10:15ロープ−10:21渓流渡る−10:24分岐−10:26十六夜の滝−10:35渡る−10:39渡る−10:40滝10:41−11:00休憩小屋11:01−11:09井水山11:10−11:16Bコース分岐−11:17中林コース分岐−11:281198mピーク11:29−11:41山頂11:56−12:07_1198mピーク−12:15中林コース分岐−12:33桧樹林−12:40分岐−12:45分岐−12:52ニの滝12:56−12:58渓流渡る−13:09中林の滝13:10−13:13駐車場
登山 今日は泉山(いずみがせん1209m)中林口ルートから紅葉を楽しむ
登山支度をして出発する いつものように中林の滝を見てから 天の川コースを登り火の滝を見て 下山時に二の滝を狙う 中林の滝は午後になると山影に入ってしまうので早目に見ておくのが良い
登山口から木の橋を渡り登って行く この辺りはまだ紅葉が進んでいない 橋を渡ってすぐに天の川コースを示す分岐があるが直進し中林の滝に向う 少し登るとまた分岐がありそこに中林の滝めぐりコースと書いた手書きの案内板がある 一ノ滝 二ノ滝 火ノ滝と一巡するコースで所要1時間半と記載されている 紅葉を楽しむにはいいコースだ
分岐を直進するとすぐに中林の滝に出る 滝の落ち口周辺の木々がきれいに紅葉している 滝つぼにもっと近づけば良いのだが足場が滑りやすそうだったので止める 今日は滝の音を収録してみる 写真を撮った位置で音も録る
滝を見て先ほどの分岐まで戻り泉山の標識に従い登って行く 小鳥の鳴き声が聞こえてくる天気が良いのを喜んでいるようだ 左手下には渓流が見える 結構急な登りだ 傾斜がゆるくなり分岐に出る 天の川コース 直登コースと書かれた、しっかりした標識が出来ていた ここを天の川コースに進む
渓流沿いのルートとなり石がごろごろしている ルートが少しわかりにくいところがあるがルートを見つけ進んで行く 10分もしないうちに火の滝に出る
紅葉した木々の間から滝が流れてくる 火の滝の名前が示すように滝の流れが広がっている 両岸の木々との間に空間があり 火 という字を現しているように感じる 滝を構成している岩がしっかり土台を支え 滝の上の紅葉した木々が燃えているように そんな感じもする なかなかの景観である
火の滝を後にルートを登って行く 紅葉した木々が美しい ルートにロープや鎖がセットされているがそれらにお世話にならないで登って行ける ルート上の落ち葉はまだ新しく足元もきれいだ ツルシキミが赤い実をつけていた 急な下りを降り 渓流を渡ってすぐに分岐に出る 分岐をのぞき岩へ向けて進む
ルートは渓流沿い 十六夜の滝と書いてある 幾重にも流れている渓流を見る事が出来る 十六夜と命名したのは流れ落ちるのをためらっているように見える為だろうか? あれ? 白い花が咲いているオトコエシのようだが葉が違うようだ 今時、珍しい
流れは次第に細くなる ちょろちょろ流れる水の音は耳に優しい 最後の滝を見てルートは渓流から離れて行く 大分高度もあがってきたのだろう 紅葉が進み 落ち葉にはもう色が無い これまで青空が出ていたがこの辺りから時折翳りだす 白い雲がふわりふわりと浮んでいるのが見える
この辺りまで来ると紅葉は終わりだなと思っているところに真っ赤に紅葉したカエデが一本 太陽の陽射しを受けいい色をしている 枯葉の間からスミレが顔を見せる 今度はリンドウが太陽の陽射しを受け花を開いている リンドウに出会えたのは嬉しい リンドウが群生している下山ルートに期待される
休憩小屋に出る 那岐山に連なる山並みや津山方面の町並みを遠望出来る 景観を楽しみ ルートを登って行くと10分もしない内に井水山に出る 井水山に出ると泉山山頂に繋がる尾根ルートが見える
今度は尾根ルートを楽しむ アキノキリンソウやリンドウが顔を見せる 笹原が光を反射し輝いている ホツツジが赤く カラマツは黄色く紅葉している カラマツを太陽光に向けて大写しで撮ってみたが結構面白い デジカメだと気楽にいろいろなトライが出来る 1198mピークを経て山頂に出る
山頂には誰もいない 風もなく穏やかな山頂である 周辺の景観を楽しみながら昼食をとる 景観は360度 遮るものが無い 井水山からの尾根ルート 三ヶ上や角ヶ仙などの山々 蒜山三座も見える 大山は雲に覆われぼんやりしている 昼食を終え下山する
下山は登ってきた尾根を戻る 1198mピークに向かう尾根道で二人連れに出会う Aコースから登って来られた由 Bコースの事を問われたが前回降りた時にルートを失い登り返した事があったのでその事を話しAコースを戻られたら良いと話す
中林のコースに降りるのは、尾根道Bコース分岐手前の分岐を左に曲がり すぐに次の分岐を左に曲がる 右に行くと津山高校のヒュッテがある この分岐からしばらくがリンドウの群生地 今日も幾つもの花を咲かせている まだまだ元気が良い
リンドウを楽しんでからルートを降りて行く 降りて行くに従い木々に色が出て来る 幸い太陽の陽が射し 青空を背景とした鮮やかな彩りを楽しむ事が出来る パチパチ写真を撮りながら降りて行く 今日撮った写真は137枚
桧の樹林帯となりしばらく紅葉はおあずけ 擬木の階段を注意しながら降りて行く 結構急なので登りはきついだろう 分岐を左に行き次の分岐も左に二の滝に向かう このルートは落葉樹林と常緑樹の境界領域で 所々紅葉した木々を楽しむ事が出来る
そして二の滝に出る この滝も太陽の陽射しを受け、きれいに紅葉した木々に囲まれている 写真を撮ったり音を録ったりしてから降りる 下りのルートは渓流沿いをしばらく行き 渓流を渡った後は渓流とは別れる 狭い山道で急な斜面もある おや? ここでも白い花を見つける 調べてみたが判らなかった 狂い咲きなのだろうか?
急な斜面を下ると中林の滝に出る 滝口まで山影が迫っていた 最初に訪ねておいて良かった あとは登ってきたルートを戻り駐車場に
足を伸ばして奥津渓谷に寄る 真っ赤に紅葉したカエデが出迎えてくれた
晴れの予報ではあるが倉敷の空は雲に覆われている 429を走り足守を抜け吉備中央町に入る 道の駅かもがわ円城付近から青空が顔を見せる いつもはここはガスが深いのに変わった事もあるものだと思いながら車を走らす 旭川ダムの川沿いを走り休み乢トンネルを抜ける 山並みはぼんやりしている 県道159を経由し久米で181 そして院庄で179に乗る 県道392の案内に従いトンネルの手前の信号を右折し香々美川沿いを越畑に向けて走る 大きな泉山登山案内板を見て左折する 民家を抜けると砂利道となるがまた舗装道路となる 道幅が狭い 対向車が来た場合を考えながら登って行く 急坂を登りきると駐車場がある 今日は1台もいない