下蒜山



 標高 1105m 難易度 ☆☆     登り69分 下り47分 岡山県
倉敷からの距離   118Km        登頂日 2006/12/23  ガイドブック  F写真

犬挟峠10:36−10:45尾根−10:55三合目−11:5五合目−11:13雲居平−11:19七合目−11:26八合目−11:34九合目−11:45山頂11:53−12:00九合目−12:08八合目−12:13七合目−12:17雲居平−12:20五合目−12:28三合目−12:33尾根−12:40犬挟峠

登山
 今日は今年最後の登山 下蒜山(しもひるぜん1105m)を訪ねる

 登山支度をして出発する 駐車場に新しい立て札 ここは犬挟湿原です と書いてある どうりで珍しい植物に出会えるのかと知らなかった事を恥じる ゴミなど落とさぬよう留意したい

 湿原に渡してある枕木を渡りルートに入って行く ルート入口にはロープが張ってある 湿原に踏み込まないようにしているのだろう そしてすぐに樹林の中のルートを行く 雪になるとこの辺りは要注意だなと周辺を確認する あれテープがついている 少し高い位置にテープのマーキングがありルートに沿っている これなら尾根まで問題なく登れそうだ

 尾根に出て左に90度曲がり尾根を登って行く 足元がゆるい 下山時には滑らないよう気をつけないといけないなと思いながら擬木の階段を登って行く 擬木の階段を終えると三合目の標識がある そして、ロープや鎖のある少し急な登りとなる ロープ等を用いずに登って行けるがここも足元が濡れている所があるので要注意だ

 樹林を抜けると笹原が広がり下蒜山の美しい山容が顔を見せる 八合目付近に人影が見える お一人は登っておられ もう一人は降りているようだ 雲居平を過ぎた地点で下山されている方と出会う お早いですね 縦走されたのですか? と伺うと いや縦走ではないと話しておられた

 雪は日影部分に一部残っているもののルートには殆ど無い しかし雪解け水でゆるくなっている所がある ゆるい所は可能な限り避け、ルート脇の笹の上を歩く 八合目から九合目が一番の急登 雪は無い 岩が濡れているので気が抜けない 急登を耐え九合目の標識まで来るとぐんと楽になる

 九合目の標識から少し下って 最後の登り うーん ここも足元が緩い ルート脇の笹の切り株の上を選びながら登って行く 女性の方がお一人で下山されてきた じっとしていると寒いので と話しておられた 先に行かれるのですか? と 問われ いえ 下で戻ります と挨拶を交わす そして山頂に出る

 山頂には誰もいない 雪がまだ残っていた あちらこちらに踏み跡が見られる 中蒜山に向かうルートに向けて足跡がついていた 五合目で見えた方ではなかろうか 山頂からの景観は遠望がきかず 皆ヶ山がぼんやりながらなんとか山影がわかる程 大山や三平山は確認出来ない 暖かな陽が射してはいるが風は冷たい 私もすぐに降りよう 先ほどの女性に追いつけるかも知れない

 ルートは滑りやすいので注意しながら降りる 九合目の標識を過ぎ少し降りると見通しがきくようになる 先に降りられた女性は七合目を過ぎた所を降りておられた 九合目からの急な下りをこなし八合目に出る 女性は山影なのか姿は見えない 急いで滑ったらいけないと気持ちを抑え ルートのゆるい所を慎重に進む 七合目から五合目付近はわりと足元がしっかりしておりテンポ良く降りる それ以降も注意すべきところは慎重に降り滑る事なく駐車場に 駐車場では車に乗っておられた女性と目で挨拶を交わす 女性は鳥取県側に進んで行かれた



 帰路湯原温泉の露天風呂に立ち寄る 脱衣所は完成し、長寿の湯にあずまやが出来足場の撤去作業が行われていた インターネットで調べると12/27に完成の神事が行われたと記載があった 


アプローチ
 倉敷の空は薄っすらと朝もやが残っているが雲は無く柔らかな陽が射している いつものように429を走る 足守を抜け加茂川に入るが陽射しは続く 太陽の陽射しを受けると暖かに感じる ところが 旭川にかかるとガスがかかり 川面から湯気のような筋が見える 一度に寒々しい景観になる 旭町で県道30に左折 ガスの中を落合に向かう 落合手前の温度表示は1℃ さすが冷え込んでいる

 落合から313に乗る ガスが濃く周辺の景観は全く見えない 久世から勝山に向かう途中で空が明るくなり青空が広がる 勝山で右折し313を北上する 気温は勝山4℃ 湯原6℃ 蒜山9℃と上昇してくる 313と別れ482へ直進する 下蒜山登山口の案内標識を右折し登山口駐車場に 駐車場にはすでに3台駐車