駐車場11:15−11:26登山道入口−11:28三合目−11:35四合目−11:39五合目-11:43六合目_0.6Km−11:51七合目−12:02八合目−12:13九合目−12:21山頂12:30−12:34九合目−12:42俣野分岐12:43−13:05白馬山13:06−13:32林道−13:35駐車場
この所天気が安定している ゆきなみネットを見ても新庄村に雪は無い 毛無山(けなしがせん1218m)を訪ねてみよう駐車されている車に男性お一人 今日は、これからですか と挨拶する いえ 登ってきたところです あれ? 山本さんではありませんか? といきなり名前を呼ばれる 見覚えがない このところ記憶力が怪しい ひょっとして岡山の山メーリングリストの方かなと思いながら ええ そうですが どうしてご存知と伺うと ホームページを良く見させて戴いていますので との事で 記憶力の問題では無かった事がわかり一息 登られたルートの事や雪の状態を伺う また 玉島から来られたMさんとお名前を伺った 登山準備をしている間にMさんはお気をつけてと声をかけ帰路に向われた
輪カンジキは持っていったが使わなかった 不要ですとのコメントがあり今日は車に置いて出発 Mさんは私が考えていたルートを登っており 白馬山からの下りでは地肌が出ている所もあったとの事 それならルートを失わずに降りて来れますねと話すと そうですね 私も大部手前に出た事がありました と話が通じた
駐車場の周りは除雪された部分は路面が出ているがその他は雪 登山口に向う園地の芝にも10cm程度の雪が積もっており 登山者の足跡がついている また、林道には車の轍がついており 林道入口には2台駐車していた 入口を入ってからも車の轍がついており 毛無山の案内表示板がある所までついていた 仕事なのだろうか? 登山者であれば駐車場があるのに何故こんなところまで入って来るのだろうといぶかりながら林道を登って行く 間もなく標識があり登山道に入って行く
ルートには多数の足跡がしっかりついている Mさんはアイスバン状態だったとの話だったがその気配は無く 優しく受けてくれる 埋もれる事もなく滑る事もなく順調に進んで行く すぐに三合目の標識 背の低い標識が顔を見せているので積雪は知れている おや 薄日が射してきて 周辺が明るくなった これは嬉しい だが すぐに隠れてしまう その後も時々顔を見せてくれるが顔を出している時間は短い
三合目を過ぎると登りが始まる 足跡が階段状についておりステップをきざんで行く 足跡を見ると 一回り小さい足跡が結構ある 女性のものだろうか などイメージを膨らませながら登って行く ルートは相変わらずしっかりしており何ら問題なく、各合の標識で時刻をメモしながら登って行く 七合目付近でも斜面には笹の葉が頭を出している 所々にズボーと足を取られた跡がある ズボーと言っても30から40cm程度だろう 足跡を外すと足がとられるかも知れない
八合目の手前で4名のグループと出会う 男性を先頭に3名の女性の方が降りて来られた こんにちはと挨拶を交わす お一人ですかと声をかけて戴く 案の定女性の方が多かったと足跡の判断に納得する これまで整然とステップが刻まれていたルートは4名の方の下山で乱れるが特に支障なく登って行く
八合目の標識を過ぎ 急な登りを過ぎると一段落 なだらかなブナ樹林のルートとなる 左手の樹間から西毛無山が見えてくる そして九合目の山小屋に出る 山小屋には入室した足跡がついているが素通りする そして最後の登りを楽しみ山頂に出る
大山の景観を期待していたが残念ながら全くその姿は見えない 白馬山に繋がる尾根道を追う事が出来るが三平山がやっとでその先は判別出来ない 西毛無山は北側斜面に樹氷群を見る事が出来なかなかのもの 陽射しは翳っているものの風はなく、汗に濡れてはいるもののそう寒さを感じない 軽い昼食をとり白馬山方面に向う
九合目を経由して俣野分岐に向う尾根道は、これまで登ってきた南側の斜面と景観を大きく異にするので楽しみなルート 山頂からも樹氷が見えていたが、樹氷で覆われた枝をくぐるようにして下ってゆく 樹氷は今練習している花をさがす少女の歌詞に ♪はらはらと はさはさと♪ と歌われているように、蝶が舞うように落ちて来る 太陽の陽射しがあれば太陽光線を受け きらきらと輝いているのだろうなとイメージする ブナの樹林は美しく着飾って出迎えてくれる 立ち止まっては写真を撮り 少し降りてはまた撮り 景観を楽しみながら降りて行く こちら側の斜面は南側と様相を異にし、時にはおどろおどろしい景観を見せるが それが大きな魅力 このシーズンに毛無山を登られたら この九合目近くまででも足を運ばれたら良いと思う
ブナ樹林の織り成す景観を楽しみながら降りて行くと俣野ルートとの分岐に出る 分岐を白馬山方面に進む ルートはこちらもしっかりした踏み跡がついており 多くの方が歩いている様子を伺う事が出来る その中にMさんのものと思われる足跡が一際くっきりと踏まれている 今日はMさんだけだったのかも知れない
俣野分岐を過ぎると樹氷は次第に消えて行く 雪はここでも優しく 埋もれるでもなく滑るでもない ルート上の凸凹を埋め 実に歩きやすい 下り斜面は結構テンポ良く降りて行く 白馬山の分岐では石のベンチが丁度雪面に出ている状態であった
足跡はそこから皆下山ルートに向っている さすが金ヶ谷山に向う足跡は無かった 白馬山からの下りもテンポ良く降りて行く 所々で地肌が出ている所があった その部分は滑りやすそうなので一歩一歩注意して降りる 踏まれている所が却って滑りやすそうな所もありそこでは踏まれていない雪面を選びながら降りる 踏み跡がしっかりしており ルートを失う事なく下山する
昨日はきれいな青空を見せていたが今日は薄曇 薄日が射すなか倉敷を出発する 吉備路の菜の花は数が増えかつ色も良くなってきたように思う 429を足守 加茂川と走り旭町で県道30へ左折する 落合手前の温度は6℃ 気温があがっている為かガスはない 春霞のようにもやっとした景観で三坂山を始めとする山並みは見えない落合で313に乗り 久世で181に合流 勝山から181を直進する 勝山を過ぎても雪は無い 美甘村まで来ると軒下にわずか雪が残っている 新庄村では日影部分に見つける事が出来るようになる だが道路脇には雪は無い 勝山辺りから日が翳り温度表示も美甘5℃ 新庄4℃と下降気味
毛無山登山口の案内に従い国道を右折 そして標識に従い進んで行くと 道路脇に除雪した雪が残っている 路面は乾いている 雄滝への登り坂の路面にも雪は無く 無事通過 そして毛無山のピークが見えてくる ここまで来ると畑には雪が残っている 駐車場には駐車スペースの半分程に雪があり半分は路面が出ているので枠を跨ぐようにして駐車する 駐車場には1台駐車