八丈岩山 番田立石ルート



標高 281m 難易度 ☆    登り90分(番田立石周遊) 下り29分  岡山県
倉敷からの距離   35Km        登頂日 2007/02/03   ガイドブック  F 写真

駐車場9:33−9:42分岐−9:46分岐…9:50=9:55分岐番田の標識=10:10桜園=10:15電柱表示=10:17ヤブ=10:21表示=10:23立石登山口=10:38立石10:43=10:53合流10:54−11:04八丈岩−11:05八丈岩山−11:11三頂山11:13−11:18ハイウエイ−11:20分岐右=11:26−11:33分岐右−11:40道路−11:42駐車場

登山
 今日は児島半島の八丈岩山(はちじょういわやま281m)を訪ね、番田の立石を回ってみよう

 ナップザックに着替え・ウインドウブレーカ 三脚を入れ出発 今日はまず番田ルートを回り 八丈岩山から三頂山に出て小名郷池に降りるルートを確認しておこう 番田ルートを行くには番田ルートと書いた標識の所を見つけなくてはいけない そこに行けばルートがあるかわかるだろう

 先月降りたルートを戻れば確実に標識に出会えるだろうが違ったルートから登ってみようと 国民宿舎の裏手から案内標識を見ながら 八丈岩山に向う、途中両堤池への標識があったが八丈岩山に向う ルートはぐんぐん登ってゆく しばらく登ると左手から登ってくるルートと合流する 合流点には標識は無い 標識の無い分岐もあるのだなと思いながら登って行くと 展望の得られる大きな案内標識が見えてくる あれ? あそこまで行ったら行き過ぎだ 番田ルートの標識はそれより下だったと思うと急遽引き返す

 標識の無い先ほどの合流点を降りて行く 降りてすぐに女性の方が登って来られたので番田ルートと書いた標識を見ませんでしたか と 伺うと 少し降りた所にあります 番田ルートを行かれるのですか?と問われ どんなルートか訪ねたいと思っていると返答すると そう それなら私もついて行こうかな 大部前に登った事はあるのですが懐かしいので どうぞほっといてお先に行ってくださいとの事でご一緒させて戴くこととなった 番田ルートは1/25,000の地図には何ら記載が無く どこをどう行くのか不明であったので一安心

 少し降りると例の標識がある 先月気が付かなかったが標識の所に狭いながらルートがあり これを行けば良いとの事で降りて行く お話を伺うと降りるルートには立石はなく 一度下まで降りてから登り返すとの事だった 確か200m下って登り返すと書いてあったように思うが、記憶違いかなといぶかりながら降りてゆく

 駐車場の大きな案内看板には立岩と記載があった 先ほどの標識には立石と記載があるのでどちらが正しいのか伺うと 子供の頃から立石と言っていた ガイドブックを見ると立岩と書いてあるので立岩が正しいのかと思っているとの事だった と言う事はガイドブックで記載する時に間違えた可能性がある 地元の方の呼称を尊重して立石と記載しておこう

 下山ルートから見える立石は見る方向によって変わって見える 結構面白い 立ち止まっては写真に収めながら降りて行く 途中分岐があったが立石の方向に右にとって降りる そして桜の木が植えられている桜園と呼ばれている所に出る 桜の時期は見事との事 園内に登山ルートが記載されておりこのルートは周遊1.8Kmあるようだ

 園地の門柱の脇を抜け舗装道路に出る 数十メートルで道路が交差するので右に立石の方向に進む 2本目の交差点の電柱に立石登山口と書いた15cm程の標識を見つける事が出来る 園地を出てからそこまで案内標識が無いので一人で降りたらルートを見つけるのを難航したに違いない

 今度は左手に見えている竹やぶが目印だと教わり 竹やぶを目指す この辺りは畑の中は自由に歩くと言われ 畑を横切って竹やぶに突っ込む やぶを抜けた所にしっかりしたルートがあるとの事だがやぶ漕ぎは結構きつい やぶに入るのは難しいから周りから攻めようとやぶの外周へ逃げる 逃げたところに案内標識があった 舗装道路から畑の中の道を竹やぶを目指して来れば良かった

 標識に従って竹やぶの中のルートを行くとすぐに立石登山口と書いた標識のある所に出る ここまで来ればあとはルートが出来ているからお先にどうぞとの事だったが ルートが読めない どちらにでも歩いて行けそうなので どっちに行けば良いかと伺う 真っ直ぐ行けば良いとの事で、標識の下を抜けて行くと ルートが読めた

 ルート脇には石垣があちらこちらにある 子供の頃は石垣沿いにルートがあり立石には良く遊びに行った 電柱の所に標識が出来たのはここ数年前の事で、それを見つけて懐かしくなり登ってみたことがある 入口付近のルートは変わっていたが大筋石垣に沿ってルートがつけられていると話しておられた お住まいは番田の南の方との事 あれは鉾島こちらは犬島 鉾島は干潮時には歩いて行ける 潮干狩りも昔は良かったが最近は海の汚れで育たないと嘆いておられた

 石垣沿いのルートが終わると今度は山肌を真っ直ぐ登って行く 結構急 登りはいいが下りは滑るのではないかと心配になる ストックが欲しいところ そして立石に出る ここから見るとライオンの顔のように見えますねと声をかける 本当ですね 眼もありますねと新しい発見? 大きな石の前には立石と書いた標識があった

 大きな石の前で写真を撮って戴く 私も撮りましょうかとお尋ねしたが20若ければと遠慮された 大きな石の平らな面には岩登りをされたのか金具がぽつぽつとあった

 立石を後に八丈岩山に向かう 立石を振り返りながら登って行く 立石の背に瀬戸内海の景観が広がり こちらからの景観もいい 10分程で八丈岩山への登山道に合流する 登りで見た大きな案内板のある展望の良いところだ 番田ルートの説明にあった200m下って登り返すというのはここからのようだ 番田800mというのは桜園までの距離のようだとやっと全体の状況を把握する

 合流点から八丈岩山の山頂までご一緒する ここから国民宿舎の方に真っ直ぐ降りるとの事でここでお別れする 親切な方に出会え 道案内を始めいろいろなお話を伺う事が出来 ありがとうございました メールやインターネットはなされないとの事でお伝えする手段がありませんが 本当にありがとうございました
 私は三頂山に行き 合唱団の皆と一緒に登ったらどこで歌おうかな と楽しい空想をしながら周辺を散策して下山する 下山は三頂山の北側方面から下りて行く 結構急な木の階段を降りハイウエイを横断する 横断してすぐに分岐がある 案内板があるが標識はない 一瞥して右手に登って行く ルートは少し登りそして下りとなる 自動車道が右手に見える あれ? 降りる先は国民宿舎なの? と勘違いをしてしまい 分岐の所まで戻って案内板を確認する 案内図の現在の位置の表示の仕方が判り難かったが自動車道は国民宿舎から小名郷池に向かう道だとわかり 再度登って行く ピークから結構長い木の階段が続く そして休憩小屋のある分岐に出る ここは先月訪ねた時の分岐だ 分岐を右に行き 国民宿舎の前の駐車場に降りる



アプローチ
 明日2/4はモーツアルトのレクイエムの演奏会 昨年6月から練習を行い いよいよ本番 昨日ステージでリハーサルを行い 今晩、明日と練習が控えている 昨晩練習した音を車のCDで聞けるよう編集し、演奏を聞きながら車を走らす 自分の目の前にICrecorderをセットしているのでいやがおうでも自分の声が聞こえる 発声のおかしいところなどこうして聞くと良くわかる

 倉敷から2号線バイパスに乗り 岡山に向う 岡山市内でバイパスの立体交差の工事が始まっており、渋滞が心配されたが土曜日である事も幸いして大きな渋滞にかかる事なくバイパスを抜ける 旭川大橋を過ぎた所で側道に降り県道45へ右折する 八丈岩山は来月倉敷男声合唱団の人達を案内して訪ねようと思っているので、今日はその下見も兼ねている 岡山市に住んでいる人達と待ち合わせる場所はどこが良いか決め 目印となる情報をインプットする

 児島湾大橋を降り 最初の信号を右折 小串方面へ県道74を走る 小串の手前でまたかもめに出会う 人が餌を撒いているようで その人の上を舞っている やはりそうか ここにいれば餌が貰えるのだ

 小串の町並みを抜け間もなく 貝殻山を示す道路標識が見えてくる 標識に従い右折、国民宿舎おかやま桃太郎荘歓迎のアーチを潜り貝殻山に向う そして第一駐車場に駐車 すでに2台の車が駐車