擬宝珠山



標高 1110m  難易度 ☆   登り42分 下り20分  鳥取県
倉敷からの距離   142Km        登頂日 2007/03/14   ガイドブック  写真

駐車位置11:05−11:14コル−11:30第2リフト−11:47擬宝珠山山頂12:00−12:20駐車位置

登山
 今日は足を伸ばし、擬宝珠山(ぎぼしやま1110m)を訪ねる

 登山支度をして出発する スキー場はまだリフトが動きスキーヤーも何名が滑っているが、象山はもう山肌が見えている この様子なら輪カンジキは必要ないだろうと判断し置いて行く この冬は輪カンジキを履かずに終わりそうだ

 今日のルートは象山と擬宝珠山のコルから山頂を目指し 山頂からは状況判断で適当にルートを選ぼうと考えスタート スキー場の中を歩いて行く 雪は固められており埋もれる事なく歩いて行ける リフト乗り場を過ぎると少し柔らかくなるが コルへ向うトレースがついておりそれを追って行く

 コルはブッシュが顔を出し いつも雪で一面覆われている状況とは大部感じが違う 夏山ルートにはまだ雪が残っているもののルートをはっきり読める スノーシューだろうトレースがついておりそれを追ってゆく ルートはジグザグに登って行く そうかこうしてジグザグに登れば楽だな いつもは一面雪なので真っ直ぐ登っていた

 登って行くと第二リフトに出る すでにリフトは運休している 樹林の中のルートを登って行く トレースはずっと続いている 下山時の足跡なのかステップが広く歩幅が合わない でも足が埋もれる事なく順調に登って行ける 樹林を抜けると尾根沿いのルートになる ロープがありカタクリの花の写真が木に貼ってあった シーズンにはカタクリが花を咲かせるようだ

 真っ白になっている筈の尾根ルートに笹の葉やブッシュが顔を出し 随分景観が異なる そうこうする内に山頂の標識が見えてくる 近づいて見ると 三角点標識まで顔を出している 標識と並んで記念写真を撮る 2005年3月21日の時の写真を見ると山頂標識はかろうじて雪面から顔を出している程雪が積もっている すると、その時は私の身長以上の積雪があったのだ

 周辺の景観を楽しみながら昼食をとる 下山ルートは尾根縦走でもしようかと思っていたが根曲がり竹が繁っておりそんな中を降りても面白くない ロッジから擬宝珠山への登山ルートと思われるルートにトレースがある ここから登られたのだ 私と逆コースだ トレースを追いながら下山して行く 見覚えのある斜面が見える 雪が深い時はあの斜面を降りたのだなと認識を新たにする 最後までルートに沿って降りロッジの横に降りる あっと言う間に下山した


アプローチ
 鏡ヶ成の雪の状態はライブカメラで確認出来る 3/5の時点で雪が消えていたがその後 白くなったり 白さが薄れたりしている 山にはまだ雪が残っているだろう

 倉敷を8時前に出発する 高梁川沿いを走るのは久し振りだ 青空の下、川面に水鳥が浮かんでいる 川辺橋から総社大橋を抜け 総社の先で国道180に乗る 国道手前の温度表示は1℃ 最近また冷え込んできている 高梁市街地に入るといつものようにガスに覆われる 井倉辺りに来るとまた青空が顔を出す 新見の市街地を抜け180を北上する 新見2℃ 千屋5℃と気温は上昇してくる

 明地トンネルを越え鳥取県に入る 大山はぼんやりしてはっきりしない 峠を下り高尾で181に合流し そのまま181を走る 江尾(えび)で右折し482に乗る ジグザグに急なカーブを登って行くと高原台地に出 大山に繋がる山並みが見えてくる 国道沿いの温度表示は11℃と随分気温は上昇してくる

 これまで雪は、明地峠の道路脇にわずか認めたが 道路上には全くない 下蚊屋に村落をバイパスする新しい道路が出来 鏡ヶ成方面は左折する形で進む ジグザグに登って行くと、道路脇に雪が残っている所が見られるようになる しかし、高原台地に出ても雪は無く土が見えている 烏ヶ山が前方に見える 近づくにつれ次第に雪が増えてくる 県道45に乗り鏡ヶ成に向う いつもだと壁のようになっている雪は無い だが一面雪に覆われている 鏡ヶ成の温度は5℃ ここも気温が上がってきている

 ロッジの前の駐車場に車を停める 雪なみネットで自動撮影している場所だ 後で調べたら 私の車も写っていた