六の原駐車場10:30−10:43入口−10:51「牛曳山2.3Km」道標−11:21牛曳滝11:22−11:29電池交換11:33−11:58牛曳山尾根分岐12:01−12:10分岐−12:16伊良谷山山頂12:18−12:48毛無山山頂13:02−13:13分岐センター2.4Km−13:20分岐−13:24出雲峠−13:52駐車場場
今日は広島の県民の森を訪ね 牛曳山(うしびきやま1144m)から伊良谷山(いらだにやま1149m)を経由して毛無山(けなしやま1144m)へ縦走する
登山支度をして出発する 太陽光線が降り注ぎ 新緑が美しい 小鳥達も嬉しそうだ 自動車道を戻るようにして登山口に向かう 道路脇にはタンポポ タネツケバナ ミツバツチグリ ウマノアシガタなどが顔を見せる 足元を見たり 周辺の新緑の木々を見たりしながら舗装道路を行き 車両通行止のロープがある所を入って行く道路脇にどんな花が顔を出すか楽しみだ ウマノアシガタ ミヤマキケマン ナガバモミジイチゴなどが顔を見せる おや? 右手ルート脇に特徴のある葉を見つけた マイヅルソウかな? ここで出会えるのは嬉しいと中を覗き込むとびっしり 良く見ると花の形が出来てきている マイヅルソウに間違いなさそうだ 喜んでカメラに収める マイヅルソウの群生に混じってチゴユリが一輪咲いていた 今度は変わった花を見つけた 調べるとどうやらミツバアケビのようだ 思いがけない花に出会え嬉しい
このルートはミヤマヨメナを楽しめる 時期は少し早いかと思っていたが早速ぽつぽつと顔を見せてくれる 牛曳山2.3Kmの標識を入ってゆく ここから山道になる しらかんばと書いた標識があり 白樺林 白樺に混ざってカエデも青葉を見せ新緑が美しい ルートの右手下方にハナズオウが紫色の花を咲かせていた 小鳥の鳴き声も心地良い
チゴユリがあちらこちらで顔を見せる 小さな花で下向きに咲いているので目立たないが 斜面に一面に咲いているのを視線を下げ見上げるようにして見ると面白い ルート沿いには次から次と顔を出し 随分多い チゴユリは日影の部分を好むようだ 日当りの良いところにはミツバツチグリが黄色の花を咲かせていた ブナの新緑が太陽光線を受け 美しく映える
渓流沿いに出る ちょろちょろという水の流れは耳に心地よい 渓流沿いは花が多く期待される 早速 ラショウモンカズラが青紫色の花を咲かせている 渓流沿いにあちらこちらに顔を見せる 群生しているのもある 白い花を見つけた 調べて見るとサワハコベのようだ 花弁が可愛い エンレイソウも地味な花を咲かせていた
渓流沿いのルートをジグザグに登って行くと 牛曳の滝に出る 滝の周辺にはヤグルマソウが大きな葉を広げていた オオバギボウシも葉が育っていた 花はこれからだ
牛曳の滝からジグザグに登り 渓流から離れると今度はブナ樹林帯の中のなだらかな登り 新緑の中を小鳥の鳴き声を聞きながら うっとりとするような感じで登って行く 新緑が実に美しい 見下ろすより見上げる方が光線の加減かきれいだ この辺りからミヤマヨメナの群生地だがまだ少し早いのか 花はぽつぽつ 蕾が沢山認められる チゴユリがここでも目立つ ユキザサも所々で顔を出す オオカメノキ ツクバネソウ エンレイソウ イワカガミ ダイセンキスミレ等が顔を見せてくれる イワカガミに出会えたのは嬉しい そして 牛曳山尾根分岐に出る
尾根分岐を右手方向に少し歩いてみるが眺望は得られそうもないので分岐に戻り伊良谷山へ向かう 尾根の樹林帯ではオオカメノキがあちらこちらに白い花を咲かせているのを認める事が出来た ここでもイワカガミやダイセンキスミレに出会う
コルの分岐を過ぎ 樹林帯を抜け 伊良谷山への登りを行く 山頂手前にイワカガミが咲いていた イワカガミはあちらこちらで顔を見せてくれるが不思議と群生していない 伊良谷山の手前がその中でも花の数が多かった また 赤紫色をしたミツバツツジが顔を見せる ミツバツツジは種類が多く区別がつかない
ここで記念写真を撮り 毛無山に向かう 木々の新芽の写真を撮ったりしながら尾根歩きを楽しむ 新芽はういういしく その中にこれからの力を潜めている 太陽光線を受け 輝いている ウマノアシガタ イワカガミ チゴユリ ユキザサなどに出会う マイヅルソウと思われる葉も見つけたが花芽はまだ出ていなかった
毛無山山頂に出る 山頂には誰もいない ここで誰もいないのは珍しい 黄色い花が星のように散らばっている ほとんどがウマノアシガタだ 風がある為か背丈が低い ミツバツチグリも確認出来たが珍しく数が少ない 山頂からの眺望は360度 大山はぼんやりしており 大山なのか手前の山なのか判別出来なかった 昼食をとり下山する
下山はいつものように出雲峠経由で降りて行く オオカメノキ マイヅルソウ イワカガミなどに出会う 分岐からブナ樹林帯のルート ブナの新緑を楽しみながら降りて行く マムシグサが特徴のある花を咲かせていた 出雲峠のお花畑と私が呼んでいる所に出る 発声練習よろしく腹の底から声を出し収録してみる こうした中で男声合唱の歌声が聞こえてきたらさぞ心地良いだろうなと思いを馳せる
声を出しながら下山して行く 今日はここまでどなたとも出会わなかった 園地に出ると 散策をされている方などにお会いした
久々に高梁川沿いを走る 川辺橋の渋滞に耐えると後は流れが良くなる 青空を映し川面が美しい 豪渓の先で180号に乗る 温度表示は12℃ 高梁15℃ 新見19℃とぐんぐんと上昇してくる 新見から182で東条へ そして314に乗り北上する 県民の森の案内に従い六の原に向かう 県民の森へのアプローチ道路は工事が終了し片側一車線の立派な道路が出来 走り易くなった 季節も良く 天気も良いのに駐車している車は少ない