駐車場所10:07−10:10登山口1−10:20貯水槽−10:32林道−10:34登山道−10:38標識3−10:55倒木−11:04五合目−11:21六合目11:23−11:34七合目11:36−11:39分岐−11:47八合目−11:54九合目−12:02山頂12:20−12:29標識1−12:54標識2−13:13林道標識3−13:28分岐−13:45駐車場所
今日は櫃ヶ山(ひつがせん954m)を訪ねる 櫃ヶ山を訪ねるのは1年振りだツクツクボウシの鳴き声を聞きながら登山支度をする 駐車場周辺にはゲンノショウコ ツユクサなどが顔を見せる 登山口にあったハチ注意の標識が無くなっていた ハチの処理が出来たのかと登って行くと 登山道入口の標識1の場所に 相変わらず ハチ注意の標識があり まだハチはそのままかと残念に思う このあたりはミンミンゼミの勢力かミーンミーンというセミの鳴き声が聞こえ ツクツクボウシの鳴き声は遠くになった
登山道を登って行く ダイコンソウ ウド ノブキなど顔を見せる 畑に出るとキクイモが黄色の花を咲かせていた そうかキクイモの咲く季節になったのだ 今度は可愛い白い花を見つけた 調べてみるとボタンヅルのようだ キンミズヒキ ハグロソウなどと花を見ながら登って行く 山頂には薄っすらとガスがかかっていた
貯水槽のところに出る あれ? 登山道が変わっている いつもの方向にはロープが張ってあり通れないようにしている 登山道と書いた標識があり新しいルートに導かれる ルートは石垣の横を抜けたり 樹林の中を登って行ったりしている 要所要所に案内標識がある 樹林帯の登りは階段状にルートが作られている それにしても結構長い ハチの巣を避ける為にルートを開発したのだろうか? それならもっと局部的だろうし といぶかりながら ルートを行く 冬場、雪が積もったらこのルートを追えるだろうか 樹林帯は目印が無くなるときついな などと考えながら登って行く
10分少々登った所で林道に出る 登山道の案内に従い林道を100m程右手方向に進み登山道と書いている所から山道に入って行く 登山道を登って行くと 標識3の位置に出、これまでのルートと合流する どうやらこのルートは林道工事の為のようだ 岡山の山のメーリングリストにこの情報を流したら 臨時登山道と書いた案内標識があったと教えて戴き、林道工事の為の臨時ルートとの事がわかった 案内標識に気がつかなかったのは迂闊であった
標識3の先にハチの巣があった筈 という事はハチにはまだ注意しないといけないのかとこわごわとルートを進んでゆく だが、以前あったハチ注意の標識は無くなっていた この部分は何らかの対策を行ったようだ
ルートを登って行くオトギリソウ ヤマジノホトトギス ミズヒキ キツネノカミソリ イヌトウバナ シラヤマギクなどを見ながら登って行く 途中倒木があり木の下を潜って抜ける 小さな虫がうるさい 目の前や耳の脇を音を立てて寄ってくる 目や耳に飛び込んでくるものもある 手で払うと幾つか手に当たったり 捕まえたりする事が出来る 顔を覆う虫除けネットがあると良さそうだ
五合目に出る 日当たりに出ると虫はいなくなる 襲撃から逃れられほっとする シダが繁り ルートには夏草が繁っている その中を登ってゆく クズ イヌタデ キンミズヒキ ノアザミ ナデシコ オトギリソウ ヘソカズラ アキカラマツ キキョウなどの花を確認しながら急なルートを登ってゆき 六合目に出る
六合目の草原にはキキョウ オミナエシが幾つか纏まって咲いており 花を楽しみながら一息入れる そしてまた登ってゆく フシグロセンノウが幾つも花を咲かせていた オレンジ色で目立つ そして七合目の標識に出る
雲っているとは言え 暑い 汗はたらたら 汗が落ちている間はまだいいが 水不足で汗が出てこなくなると要注意 熱中症になってしまう恐れがある 七合目でお茶を飲み 早目に水分補給をする そしてまたルートを登って行く 少し登ると 天狗の森への分岐に出る 今日は天狗の森に寄らず 直登する事とする ハギ ナデシコ ワレモコウ キュウシュウコゴメグサが顔を見せる マツムシソウは花はまだ 蕾が出てきている
八合目で天狗の森からのルートと合流する 足元が滑り易いので注意しながら登って行く このルートを下ったら滑りそうだ 九合目から 丸太の階段を登って行く 足元に白い花びらが散っていた 見上げるとリョウブが咲いていた 階段の登りは一歩一段でこなして行けたのに この頃は息が続かなくなったな 体力の衰えなのかなと思いながら、なんとかこなし山頂に出る
山頂は誰もいない 曇り空で遠望はきかない 星山に繋がる山並みは追う事が出来る 昼食のおにぎりを食べながら山頂周辺をうろつく ゲンノショウコ キンミズヒキ ナデシコ ツリガネニンジン フシグロセンノウ ツユクサ イヌタデ イタドリなどの花を見つけた 雲が薄くなり太陽の陽が射してきた その暑い事 すぐに雲が出て隠れてくれたが ここでまともに太陽に晒されると逃げ場が無い
食事を終え 汗でびっしょりになったシャツを着替える そうしないとシャツのポケットに入れているメモ用紙が汗で読み書き不能になってしまう 着替えてさっぱりして下山する
下山ルートは竜頭の滝方向に 星山への尾根ルートを行き 標識1の地点から降りて行く 標識1の地点では草が繁っており降り口が少し判別し難いよう感じたが慣れている私には何ら支障なくルートを降りて行く フシグロセンノウ ヤマジノホトトギス アキノノゲシが顔を見せてくれる 渓流の中のルートではキツネノカミソリが幾つも花を咲かせていた
標識2を過ぎると渓流沿いのルートとなる 夏草が繁り足元が見え難いところもあるが そう大きな問題も無い ツリフネソウ セリ オトコエシなどが咲いていた キツリフネはまだであった 分岐では滝方面には行かず直進し 登山口に降りた
いつものように429を走る 足守 加茂川と抜け 旭町で県道30に入る 工事中の箇所を片側交互通行で抜けて行く 落合入口の温度表示は29℃ くもり空で県北の山並みは見えない 落合で313に乗る 久世に近づくと三坂山が薄っすらと輪郭が見えてくる 勝山市街を抜け313を北上 真賀温泉 足温泉を過ぎると櫃ヶ山が見えて来る 登山口駐車場に駐車 今日は1台もいない