後山



標高 1345m    難易度 ☆☆     登り93分 下り59分   岡山県
倉敷からの距離   134Km        登頂日 2007/08/25   ガイドブック  F写真 山の音

駐車場10:56−11:09_1600m−11:20分岐−11:24水場_1200m−11:33_1000m−11:46_600m−11:51_500m−12:10尾根分岐−12:12舟木山−12:29山頂12:49−13:06舟木山−13:07分岐−13:15_500m−13:17_600m−13:24_1000m−13:28_1200m−13:32_1400m−13:38_1600m−13:48駐車場

登山
 今日は後山(うしろやま1345m)を訪ねる

 セミの鳴き声を聞きながら登山支度をする 登山道入口に熊注意の標識があったので熊避けの鐘が鳴るようにする 少し離れたところで5名の方が体操をしたり登山準備をされていたが、私の方が先に準備が出来たのでお先に失礼する 空は青空 太陽光線がまぶしい 陽射しを受けている林道路面は照り返しがきつい すぐに登山道の樹林帯に入りほっとする

 丸太の階段を登って行く 樹林帯を抜けた場所にマツカゼソウが顔を見せてくれた 石がごろごろしているルートになる 渓流の流れる音を聞きながら登って行く ダイコンソウ セリが顔を見せてくれるがルートには花は少ない 渓流を跨いで登って行き 1200mの標識の所で再度渓流を渡る

 そこから渓流と離れ斜面をジグザグに登って行く ママコナが顔を見せてくれたが元気がない ヤマジノホトトギスが一輪咲いていた 風がすーと吹き抜けた その心地良い事 樹林帯特有の冷気がどこからともなく吹き抜けて行く 1000mの標識を見て更にジグザグの登りは続く

 傾斜が緩くなると樹林帯も終わり 潅木の中のルートとなる ツクツクボウシの鳴き声が聞こえてくる 所々日影の無い場所があり、暑さを感じさせられる オトギリソウが小さな花を咲かせていたがここも花は少ない ごつん! 痛い! もろに倒木に頭をぶつけた 枝が切られており その切り株にもろにぶつけてしまった しばし頭を抱えて立ち止まる どんな倒木にぶつけたのか証拠写真を撮っておこう 登る時は下を向いて登っているのでどうしても頭の位置がおろそかになる

 今度は足元に白い花が散っているのを見つけた 上を見るとリョウブだ 匂いを嗅ぐ事は出来なかったが 心地よい香りを思い出した 鐘の音が聞こえてくる 日名倉山の鐘が12時の時報を知らせているようだ この辺りは太陽の陽射しをもろに受ける 帽子のひさしを後ろ向きにして延髄に直射日光が当たるのを防ぐ

 尾根道に出る 尾根道はブナ樹林が日影を作ってくれる アップダウンも緩くなり足も軽くなる すぐに舟木山に出る 舟木山山頂の標識があるが眺望は得られない すぐに後山に向かう 途中で男性がお1人で下山して来られるのに出会う もう1台の車の方のようだ こんにちはと挨拶をしてすれ違う そして山頂に出る

 山頂には誰もいない 遠望はまあまあ 氷の山はその山容を判別出来る程度 汗に濡れたシャツを着替え 昼食をとり下山する

 下山は登ってきたルートを戻る 下山途中5名のグループが登って来られるのに出会う あと少しですよと挨拶を交わし失礼する 下りのテンポを楽しみながらとんとんと降りてゆく



アプローチ
 後山へは国道2号−伊部−湯郷経由と 429で津山経由とでは距離的にはほとんど変わらない 今日は土曜日で国道2号が走りやすいだろうと2号線ルートで行く事にする 正面から太陽の陽射しを受けながら国道2号を走る 渋滞は無く順調に岡山市街地を抜ける 伊部で374へ左折 和気から吉井川沿いを北上する 湯郷の温泉街を過ぎ179へ右折する 今度は吉野川沿いを走る 江見で県道5号へ左折し大原に向かう 県道5号も吉野川沿いのルート 大原で429に乗る 後山バス停を過ぎ 後山の案内図を見て左折し道なりに登ってゆく 命の水の採水場を過ぎ、林道に出る 林道を左折、すぐにキャンプ場の案内標識があるのでそこを右折して登って行きキャンプ場駐車場に すでに2台駐車 内1台は5名の方が登山準備をされていた