犬挟峠10:45−10:54尾根−11:06三合目−11:18五合目−11:30雲居平−11:40七合目−11:57九合目−12:07下蒜山山頂12:25−12:35九合目−12:53七合目−13:01雲居平−13:06五合目−13:11三合目−13:23尾根−13:30犬挟峠
今日は下蒜山(しもひるぜん1105m)を訪ねる降っているかいないかわからない程度の雨であり 天気予報の事もありすぐ止むだろうと登山支度をして出発する 湿原周辺はミゾソバ キンミズヒキ ハナタデ コメナモミが顔を見せてくれたが珍しい花には出会えなかった
すぐに樹林帯に入る 雨は全く気にならない ガスが充満しており空気がおいしい 尾根に出て左へ90度曲がり 尾根を登って行く ルート面は雨の影響かスリップした痕が多い 下山時は注意が必要だ シラヤマギク キクバヤマボクチが顔を見せてくれる 急な登りを過ぎ 斜度が緩やかになり足が軽くなると三合目 三合目から鎖やロープのある斜面になり登って行く そして樹林帯を抜けると草原のルートに出る
ここもガスに覆われており視界は10メートル程度だろうか山頂ピークは全く見えない 雨は降っていなのは幸いだ ルート右手奥にタンナトリカブトが花を咲かせているのを見つけた レンズを拡大しカメラに収める
五合目の標識を過ぎたあたりから次々と花が顔を出す ウメバチソウ リンドウ アキノキリンソウ イヌタデ アザミ センブリ ヤマラッキョウ マツムシソウなどだ ウメバチソウはあちこちで白い花を咲かせている リンドウは太陽光線が降り注いでいない事もあり花は開いていない 小さなセンブリは見つけられると嬉しい ヤマラッキョウの特徴のある花はこのシーズンの一つの楽しみ マツムシソウまでまだ咲いていた
雲居平に出る いつも美しい山容をカメラに収めるのだが その容姿はガスの中 見えない山容を頭の中で合成する 雲居平を過ぎてもウメバチソウ ヤマラッキョウ マツムシソウ ナデシコと顔を出す ウメバチソウが群生しており 白い花が星を散りばめたように咲いている
七合目を過ぎると小雨が降り出して来る 八合目の所まで登るが止みそうも無いここから斜度がきつくなる ここから戻るのであれば傘を差しながら降りて行ける 今日はここで戻ろうとリュックを降ろし 傘を出そうとしていると 何と 雨が止む 止んだなら登ろうと傘をリュックのサイドポケットに入れ登って行く
七合目からは花はほとんど見られず ヤマラッキョウがいくつか顔を出す程度 九合目の標識を過ぎると急な登りは終わるが 今度は足元が緩い 登りは大丈夫だが下りは滑らないよう注意しないといけないそう思いながら山頂に出る
山頂には4名のグループが休んでおられた お話を伺うと里庄町と浅口市から来られた 21日に登山計画をしているのでその下見に来られた由 雨が降るとは思いませんでしたと話しあう ガスに覆われていた山頂が次第に明るくなり山陰の方角から視界がきくようになる 矢筈ヶ山から船通山に連なる山並みが顔を出し その前に薄雲がたなびくという景観が顔を出す これはきれいですねとカメラに収める
汗に濡れた身体が冷えるので食事を終えすぐに下山する 4名のグループは大山が見えるまでいようと話しておられた
九合目の下りは慎重を要す 足を滑らさないよう一歩一歩注意して降りる 時間を見ると 登りに要したと同じ時間がかかっていた ガスがあがり視界がきくようになる 九合目から八合目に降りている時に尾根に沢山の人がいるのが見えた 注意してみると下山しているようだ
八合目を降りた時点で今度は薄日が射してきた 太陽の陽ざしを受けて花は活き活きとしてきた 再度写真を撮りながら降りて行く 雲居平でも再度写真を撮る ガスに覆われた時と大きく異なる景観だ
五合目を過ぎ 樹林帯の中を降りて行く 足元が緩いので滑らさないよう注意して降りる 三合目手前で先程見えていた集団の最後の人に追いつく 鳥取の高校三年生で遠足に来られたとの事 しんがりを担当される先生と一緒に降りておられた ルートを譲って戴き御礼をいい先を行く ちらほらと下山される生徒達をお先に失礼して降りて行く 中には足を滑らしている生徒もおられた これで山をきらいにならなければいいなと思いながら降りて行く 私も滑り易い所はスピードを緩め一歩一歩足元を確保して降りて行く 幸い足を滑らす事なく駐車場へ
駐車場には二人の先生がお出迎え 降りて来る生徒に声をかけておられた 先生とお話しながら登山支度を解いてゆく 高校の遠足で雲居平あたりまで登り 昼食をとり降りて来られた由 ガスがあがり鳥取の海が見えてきた時は皆感激していた これからも山登りの企画は続けて行きたいと話しておられた カメラを持たれている様子が無かったので記念写真を撮りましょうかとお話して お願いしますと伺い準備をしていたが 結果的には生徒達は写真を撮るのはいやとの意向 私達だけで撮ってくださいと先生だけ湿原を背景に写真を撮る 登山の思い出を残せると喜んで戴けるかと思ったが残念だった メールアドレスをお聞きし別れる
倉敷は秋の青空が広がりすがすがしい いつものように429を走る 沿道の稲田は黄金色 青空に映えて美しい 今日の天気予報は曇り降水確率は低く雨の心配は無さそう 加茂川を過ぎ 旭町から県道30へ左折し旭川沿いを走る 次第に雲が増えて来る 落合では雲に覆われる 落合入口の温度表示は21℃ 落合から313に乗る 久世 勝山 湯原と抜けて行く 湯原20℃ 蒜山17℃と気温は下降気味 313から482へ直進する 小雨が降り出す 下蒜山登山口の案内に従って右折する 山はガスがかかり雲行きが怪しい 登山口の駐車場に駐車する すでに2台駐車している