天神山



標高 778m    難易度 ☆    登り60分 下り31分 その他8分  岡山県
倉敷からの距離   66Km        登頂日 2007/12/04   ガイドブック  F写真 山の音

駐車場10:30−10:45石段−10:50擬木の階段−10:52五合目−11:07石仏−11:17八合目−11:21park−11:30三角点−11:38park=11:42鈴振崖11:47=11:51合流−11:57石仏−12:07石段−12:14駐車場

登山
 今日は県北の天気が悪い 近場の天神山(てんじんやま778m)を訪ねる

 登山支度をして出発する 流石手が冷たく感じる 軍手を取り出し暖をとる ルートは晩秋の景観 落ち葉が積もり ルート脇の草は腐葉土となってしまったのか姿は無い 刈取られたような跡も見られるので整備されたのかも知れない

 渓流を跨ぎ 樹林帯に入る 土の感触を楽しみながら登って行く 時折小鳥の鳴き声が聞こえてくる 山肌には風倒木がまだその無残な姿を残している ルート上の倒木は整理され 跨いで通らなければならないものは無かった

 石畳の階段になる 足元に注意しながら登って行く そして擬木の階段になる 五合目と書かれた標識を過ぎてゆく 足元は落ち葉 大きな葉の所があるかと思うと 小さな葉 細長い葉と変化がある 周辺の木々が変わっているのだろうが木の名前はわからない 足元だけ見ていても石仏のある場所はわかる筈だと足元だけを見て 黙々と登って行く 特徴のある足場に来て もうそこだと眼を斜め上にあげるとピシャリ石仏と目を合わす 擬木の階段はここで約半分 花を期待出来ないのは残念だが 今の季節感を感じながら登って行く 八合目の標識を見て 林道終点の駐車場に出る

 舗装道路を少し歩き すぐに左手ルートに入り 山頂三角点を目指す 太陽の陽が射し 木漏れ日がルートを照らす ここも土の感触がいい 笹の葉が繁ってきてはいるが山頂へのルートは一本道 昔のルートはすっかり笹で覆われその気で見ないと判らない程 難なく山頂へ行ける 山頂まで行っても展望が得られるわけでもないのに と思いながらも山頂三角点まで足を伸ばす

 いつもと変わらない三角点を確認し その足で鈴振崖を目指す 鈴振崖へは登ってきたルートを林道終点の駐車場まで戻り そこから天満神社を経由する 天満神社の裏手に鈴振崖へのルート表示がある ルートを行き 岩肌を登り鈴振崖に出る

 県北の方は 天気予報通り 厚い雲に覆われている 太陽の陽が射してはいるものの風が吹いてくると冷たい 風も時折強く吹いてくるので三脚をセット出来るか心配ではあったが なんとか写真を撮り すぐに下山する

 下山は登ってきたルートを戻る 擬木の階段をとんとんとテンポ良く降りて行く あっと言う間に車のところへ



アプローチ
 倉敷も薄曇 北の方角を見ると雲が厚い インターネットで確認してきたとは言え雨に降られないか心配になる 朝の渋滞を避け遅めに出発した為か流れは順調 流れに乗り 川辺橋 総社大橋と抜ける 高梁川の川面は寒々しく晩秋の景観 周辺の山肌も太陽の陽ざしが無い事もありくすんでいる 豪渓の先で180に合流する 温度表示は6℃ 高梁に近づいて来ると 不思議な事に空が明るくなり 時折青空が顔を出す 高梁市街地の入口で313へ左折する 成羽を過ぎ 川上町の三叉路を右折し県道33に進む 嬉しい事に青空が出る時間が長くなり 周辺の景観も明るくなる 成羽川を右手に見ながら県道を北上する トンネルを二つ抜け 天神山登山口の駐車場に車を駐車する 1台も駐車していない