天神山



標高 778m    難易度 ☆    登り70分 下り39分 その他11分  岡山県
倉敷からの距離   66Km        登頂日 2008/01/26   ガイドブック  F写真 山の音

駐車場10:03−10:18石段−10:20擬木の階段−10:44石仏−10:57八合目−11:02park−11:13三角点11:19−11:27park=11:32鈴振崖11:49=11:55合流−12:02石仏−12:10石段−12:26駐車場

登山
 今日は天神山(てんじんやま778m)を訪ねる 20日に倉敷で積雪を見た 雪はどうだろう

 登山支度をして出発する 雪はあるかも知れないが輪カンジキを必要とする事は無いだろう スパッツもリュックに入れておく事としよう 手袋も雪用はリュックに入れる 駐車場から少し行くと前方が開け 鈴振り崖が見えて来る 周辺は白いものが見えている 山頂には雪がありそうだ

 渓流を跨ぎ 樹林帯を登って行く ルートに雪は無いものの周辺は薄っすらと雪が残っている 太陽が顔を出し木漏れ日が射し込む 小鳥の鳴き声も時折聞こえてくる 渓流の音を聞きながら登って行く 石段のルートとなりルート上に雪が顔を出して来る 擬木の階段に来ると更に増え 周辺も次第に雪化粧 時折小雪がはらはらと舞って来る 風も無いのに 小鳥が小枝をゆらしているのだろうか

 雪が増えてきて 足跡もわかるようになる ルートは踏まれているがその中に比較的新しい足跡がある 私の足跡より小さいので女性のものだろうか 慎重に一段に2歩づつついている 踏まれた雪はアイスバン状態になっており滑り易い 下りは注意が必要だ

 石仏 七合目 八合目と登って行く 八合目付近に来ると 擬木の階段が雪に埋もれるようになって来る そして上の駐車場に出る 駐車場の積雪は15cm程度だろうか ルートがついており ルートを追って行く 足跡の主は鈴振り崖には行っていないようだ ここまで来て鈴振り崖に行かないのはどうしてだろう と いぶかりながらルートを行く 駐車場を過ぎ少し行ったところに車の轍があり ここまで来てUターンしたようだ 足跡の主はそこで切れている そうか車でここまで来て ここから歩いて降りたのではなかろうか と 勝手に推測してみた

 林道から山頂へ向かうルートを行く 踏まれてはいるがもう新しい足跡は無い 私の足跡を残しながら山頂に向かう 山頂まで一本道 笹原の中のルート 笹が所々顔を出している もう少し雪が積もれば一面雪に覆われるのにと勝手な事を考える 山頂には一等三角点がある 記念写真を撮って 鈴振り崖に向かう

 鈴振り崖へは上の駐車場まで戻り そこから天満神社を経由して行く いつものコースだ ルートを追って行くと 鈴振り崖へ出る岩の登りに沿って新しく手すりが設置されていた 12/4に登った時は無かったように思う つい最近になって設置されたようだ

 鈴振り崖に出る よく背景にして撮る岩に雪がすっぽりと覆っている 少しでも触れると この美しさは崩れてしまうだろう 触りたくなる気持ちを抑え そっとしておく 県北は天気が悪いとの予報であったので期待していなかったが冠雪した蒜山三座を見通すことが出来る 更に、花見山の先に大山らしき山容を確認する事が出来た 太陽の陽も射し 心地よい 少し早い昼食をとり下山する

 下山は登ってきたルートを戻る 滑り防止に軽アイゼンでも着装しようかと考えていたが かかとから雪を踏んで行けば受け止めてくれるようなので そのまま降りて行く いつものようなテンポとは行かないがリズム良く降りて行く 滑る事無く 無事車のところへ



アプローチ
  この季節になると県北は天気の悪い日が多い 今日も県北は曇りの予報 倉敷は晴れ 太陽の陽ざしを受けながら高梁川沿いを走る 川面に水鳥があちらこちらに浮んでいる 陽ざしを受け気持ち良さそうだ 土曜日であり車の流れは順調 川辺橋 総社大橋と抜けて行く 豪渓の先で180に乗る 沿道の温度表示は-1℃と マイナス記号が表示されている マイナス表示もあるのだと改めて認識する その先は 0℃ 流石冷え込んでいる 180を北上する 次第に雲が増えて来るが青空も覗いている 高梁市街地入口で313へ左折する 太陽はまだ出ている 川上町の三叉路で県道33へ右折し成羽川沿いを北上する 薄曇が出陽ざしは弱くなってきた 沿道には雪は無い トンネルを二つ抜け 天神山登山口の駐車場に停める 1台も駐車していない