金甲山



標高 403m    難易度 ☆     登り75分(怒塚山経由) 下り53分   岡山県
倉敷からの距離   30Km        登頂日 2008/02/16   ガイドブック   F写真 山の音

駐車場所9:28−9:31鉄塔#39−9:40鉄塔#38−9:45鉄塔#37−9:52お花畑−9:57鉄塔#36_9:58−9:59標識−10:05怒塚山山頂10:30−10:43鉄塔#127−10:47分岐三角点−10:54分岐−11:00金比羅宮跡−11:01分岐−11:04道路−11:09金甲山山頂11:17−11:23みつがしわ新道分岐−11:27分岐−11:33分岐三角点−11:35鉄塔#127−11:50怒塚山山頂11:56−11:59鉄塔#36−12:01お花畑−12:05鉄塔#37−12:08鉄塔#38−12:13鉄塔#39−12:16駐車場所

登山
 怒塚山(いかつかやま332m)を経由して金甲山(きんこうざん403m)を訪ねる 今日はみつがしわ新道を降りずピストンをしよう

 前回ここを訪ねた時に山頂でお会いしたみつがしわ会の澤本さんからメールを戴いた 花の名前が間違っていたのを教えて戴いた メールには1/22に25cmの積雪がった旨記載されていた 今日は休日だし お会い出来るかもしれないと思っていたが残念ながら車は無かった 教えて戴いた場所に車を入れ 登山支度をして出発する

 前回はガイドブックや地図を準備してきたが迷うような場所も無いし、ルートも一本道で大体頭に入った 目印の鉄塔を確認し時刻をメモしながら登って行く No38鉄塔を過ぎてすぐに盗掘場所の標識がある もっと先かと感じていたがここだったのだと再確認する No37の鉄塔を過ぎ ルートが左にカーブすると前方に鉄塔が見えて来る No36鉄塔だ ここから登りがきつくなる そしてお花畑と思われる場所に出る 日陰の部分にまだ雪が残っていた トンビだろうかピーヒョロロと鳴いているように聞こえる お花畑を過ぎ アングルで作った急な階段を登って行くとNo36鉄塔に出る

 登ってきたルート脇には木の名前を書いた案内がある ヤマコウバシ ネズミモチ ヒサカキ ナナミノキ コナラ アベマキ ヤブムラサキ そしてお花畑を過ぎ カラスザンショウときて No36鉄塔に出る ここには ウラジロノキ ヌルデ アカメガシワ ネムノキ ゴンズイと5ヶ所も案内がある ネムノキとゴンズイの間にルートがありそこを登って行き ヤマモモの所が山頂への分岐点になっており 左にルートをとり登って行く 土塁があったと言われる空地を見て山頂広場に出る

 山頂にもいくつもある ノグルミ アオナラガシワ ヤマコウバシ ネズミモチ カマツカ マサキ エノキ と書いてあるのを見つける デジカメだとパチパチ気楽に撮れるのがいい 山頂標識がある場所にH20.1.22積雪約25センチと書いた木札が着けてあった 金甲山の方を見ると 山肌の日陰部分にまだ白いものが残っているのが見えた

 山頂で記念撮影などして、さて金甲山に向かおうとしていたら 何と澤本さんが登って来られた やあ良くいらっしゃいましたと笑顔で迎えられ 挨拶を交わす 今日は大山は見えませんね でも穏やかな天気で良かったですね と陽だまりに並んで太陽の暖かさと一緒に澤本さんのおもてなしを気持ち良く感じる

 小鳥が近くを飛びまわっている あの鳥はジョウビタキで人を怖がらず近くにもきます こちら(金甲山を望む斜面)が暖かいので多く集まってきます と 話しておられた 鳥達もきっと顔なじみになっているのではなかろうか 雪の時は結構大変で雪の重みで木の枝がルートに倒れてきていました 4名で金甲山まで行き 斧を持っていたので整備したりしましたとか 先日は22名のグループが登っていました ここを登った最高人数は56名のグループとか 花の咲く時期をお聞きしたりしてのどかな時間を過ごす

 そうこうしていると金甲山の方から男性の方がお1人で登って来られる 金甲山の駐車場にバイクを置いてルートを来たが土地感がなくやっとここに着いたとの事 早速澤本さんがお持ちの地図をお渡しし このルートをこうやって来たと地図を示しながら説明をされていた この方はここのルートを開発された方ですよと私の方から紹介し 私はこれから金甲山に向かうと失礼する

 ルートを下って行く 2度目で様子がわかっていると感じ方も違う 随分下ったように思ったがそうでもなかったりする ホタルカズラの案内があった ここにも咲くのだと嬉しくなる イボタノキの案内を見て 鉄塔127に出る ここから怒塚山山頂を見る事が出来る 澤本さんらしき姿が見える 200mmレンズで撮ってみた

 またルートを下り 登り返した所に三角点があり金甲山登山ルートと合流する ナワシログミの案内を見て 車2分の分岐・奥池に下りる分岐と分岐を過ぎて行く クスノキの案内がある この付近は小鳥の鳴き声が賑々しい 前回もこの辺りで聞いたように思う 鳥居を過ぎ みつがしわ新道分岐を金甲山に向かって登る すぐに自動車道に出る 自動車道の日陰にも雪が残っていた 自動車道を登り レストハウスの屋上にある三角点に出る

 ここからは瀬戸内海を展望出来る 雲が出てきてくすんだ景観 昼食をとろうとするとまたまた猫がニャーニャーとうるさい 降りていってもついて来る 陽ざしも翳ってきて日向ぼっこを楽しむ状況ではない 食べながら登ってきたルートを戻る

 怒塚山からの下りが結構降りているように感じていたので登り返すのはかなりきついかと思っていたが 心配していた程ではなかった 所要時間を見ると 怒塚山から金甲山までは39分 戻りは33分でやはり高い所に登る方が時間がかかっている

 帰路 怒塚山山頂に出る直前で 先に出会った男性とまた出会う 県道45まで降りてまた登り返したとの事 寒くなってきましたねと挨拶を交わして分かれる

 怒塚山山頂で金甲山を背景に記念写真を撮る 登ってきたときは太陽が出て逆光だったが今は太陽は隠れその心配は無かった そうして少し休んでいると金甲山の方から男性がお1人登って来られ挨拶を交わす すれ違うようにお先に失礼と声をかけ下山する

 下山はテンポ良く降りて行く こんなに急だったのと登りと違う感じがする場所があったが注意して降りる 海が見えて来たが登りの時の青さがすっかり一変 暗い海になっていた



 帰路は県道45を玉野方面にルートをとり走ってみた 県道45は整備され随分と走り易くなっていた

 県道45からサウスビレッジの前を走り県道22で倉敷に帰った 26.5Kmとこちらの方が距離が短かった 2号線の混雑も避けられる



アプローチ
 朝から青空が広がる だが、山陰や県北は雪と報じている 太陽の陽ざしを受けながら車を走らす

 ありがたい事だ 国道2号を走り岡山バイパスを抜けた地点で県道45へ右折する 土曜日という事

もあり車の流れは順調 先月尋ねているので車を停める場所もバッチリ 登山口の駐車場に駐車させ

て戴く 今日は1台も駐車していない