天神山



標高 778m    難易度 ☆    登り94分 下り63分 その他14分  岡山県
倉敷からの距離   66Km        登頂日 2008/04/01   ガイドブック  F写真 山の音

駐車場10:13−10:35石段−10:44擬木の階段−11:13石仏−11:32八合目−11:37park−11:47三角点11:51−11:58park12:00=12:07鈴振崖12:19=12:26合流−12:29八合目−12:38石仏−12:57擬木から石段−13:06石段終わり−13:22駐車場

登山
 今日は家内を誘い天神山(てんじんやま778m)を訪ねる と言うか カタクリやユキワリソウを見に無明谷へ行くついでに天神山を登る

 ウグイスの鳴き声が聞こえてくる 登山支度をして出発する 駐車場に向かう道路脇に白い花が咲いている何だろうか? 先週訪ねた時は咲いていなかった ルートを登って行く ボタンネコノメソウ スズシロソウ ミツバツチグリが顔を見せる 黄色い花は目立つ 渓流を跨ぐ 今日は水量が多い そして樹林帯に入る ミヤマカタバミも小さな蕾をつけている 渓流沿いを良く見るとコチャルメルソウが特徴のある顔を見せてくれる この一週間で随分と花が増えてきた

 石段の手前だっただろうか倒木がある ふと倒木を見るとナタマメだろうか大きな房がいくつもぶるさがっていた 先週もあったのだろうが気がつかなかった 石段を登り 石段が終わると擬木の階段となる スズシロソウが階段の間から覗いている 登って行くと ツバキの花があちらこちらに落ちている 纏まって落ちている所もある ここはツバキの木が多い 先ほど見たナタマメと思われるさやが階段の脇に落ちていた 周辺を見渡したが それらしい枝は見つけられなかった

 石仏のところを過ぎる この辺りは先週もそうだったが小鳥の鳴き声が飛び交う 小鳥を惹きつける何かがあるのだろうか ルート脇にミヤマカタバミが花を咲かせていた スズシロソウも顔を見せ ここでもツバキの花が落ちていた

 八合目の標識まで来ると 擬木の階段はあとわずか カタクリの葉があちらこちらで顔を出しているのを見て 林道終点の駐車場に出る 林道を十メートル程歩いて 標識に従って山頂に向かう 笹原の笹の葉が結構見事 笹の葉をサラサラと言わせながらルートを行き山頂に出る

 山頂では特に見るものは無い 三角点のところで記念写真をとり 鈴振り崖に向かう 登ってきたルートを戻る 途中で男性の方と出会う 伺うと農道の方から登り虚空蔵菩薩の方から来た 周遊出来るそうだが この先に分岐があるかと問われ この先の分岐を左に行けば下山出来 農道に出ると思うとお話しする

 その方と別れ 林道終点の駐車場から天満神社に向かう 鳥居の手前 ルートの右手に虚空蔵菩薩を示す標識がある ルートが判別しにくいがこちらから先ほどの方が登って来られたようだ 周遊出来るルートがあるのか興味がある

 神社を経由して鈴振り崖に向かう 途中ミツバツツジが赤紫色の花を咲かせていた 鈴振り崖に出る 鈴振り崖の周辺にもミツバツツジの木があるがこちらは花芽が少し膨らんでいる状態だった 今日も遠望はきかない 県北は雲が厚く 山並みを確認出来ない 風が吹くと少しひんやりするが太陽の陽が射してくるので救われる 陽射しを浴びながら昼食をとる

 昼食を終え下山する 天満神社を経由し登ってきた擬木の階段を降りて行く 下山途中男性の方が登って来られる こんにちはと挨拶しすれ違う 駐車場まで降りたが新しい車は駐車していなかった 先ほどの方はどこから登って来られたのだろう?



 今日の目的地である無明谷に行く 県道を右折して無明谷に向けて車を走らせる 入口からすぐのところにユキワリイチゲの群生が見られたが ここは後にして 発破作業時、車の退避場所となっている空地まで車を進め そこに車を置いて谷に向かう ユキワリソウがあちらこちらに顔を見せてくれる 先週は、こんなに沢山花が咲いていなかった 斜面のもあちらこちらに白い固まりがあり ここも あそこも と 花を楽しむ カタクリも蕾だったものがきれいに開いている スズシロソウやヤマルリソウも顔を見せてくれた ユキワリソウとカタクリの群生を楽しんだあと ユキワリイチゲの群生地に戻り ユキワリイチゲの花を楽しむ 今日は太陽の陽射しを受け 見事な花を咲かせていた


アプローチ
  青空の下 倉敷を出発する 高梁川沿いを走る 時間が遅いためか川辺橋や総社大橋の渋滞は無く抜けて行く 豪渓秦橋の温度表示は8℃ 橋を渡り 180号に乗る 高梁市入口で313に左折 川上町で県道33へ右折し 成羽川を右に見ながら北上してゆく トンネルを二つ抜け 天神山登山口の駐車場に入れる 今日は一台もいない