泉山



標高 1209m    難易度 ☆☆    登り128分(Aコース) 下り70分(Bコース)  岡山県
倉敷からの距離   95Km        登頂日 2008/05/06  ガイドブック  F写真 山の音

駐車場10:22−10:33林道−10:40登山口Aコース_4.5Km−11:02水場−11:12水場−11:23福ヶ乢_2.5Km−12:00井水山(南峰)山頂12:02−12:07分岐−12:19中央峰_1198m−12:32山頂12:47−12:58中央峰−13:07分岐−13:42登山口Bコース_3.5Km−13:48林道−13:57駐車場

登山

 今日は泉山(いずみがせん1209m)のAコースを登りBコースを降りる

 小鳥の鳴き声を聞きながら登山支度をし、出発する 神社脇の広い道路を登って行く 道路脇にはムラサキサギゴケ ニガナ ウマノアシガタ チゴユリ ミツバツチグリ ノイチゴ ヤマエンゴサク ミヤマキケマンなどの花が顔を出す チゴユリが結構多い 林道に出る 工事が行われ 周辺の緑が無くなってしまった 草木が育つまでにはまだ時間がかかりそうだ Aコース登山道の標識に従い、林道を登り そしてまた案内に従い 左に折れる 左に折れる道が十数メートル簡易舗装されていた 左に折れるとまた草木が茂り 花も顔を出す ナガバモミジイチゴ トキワイカリソウを見つけ、登山口に出る

 登山口からは山道 いきなり急な登り 樹林の中を登って行く 登山口入口付近にトキワイカリソウに出会った記憶があるが草木が茂ってきており 今までと少し違う雰囲気がする 登って行くと茂っていた草木が無くなり 記憶にあるルート そしてトキワイカリソウもぽつぽつと花を咲かせている 目立たない花なので注意して見ないとわからないかも知れない

 急な登りと言っても長くは続かない すぐに傾斜はゆるくなり 足も軽くなる 木漏れ日が射しこみ 時折そよ風が流れる 風が心地よい季節になったな と 心地よいそよ風を楽しみながらルートを行く ルートにはチゴユリが時々顔を見せるが花は少ない 小鳥の声が賑々しい フクロウだろうかクックックという低い音が継続的に聞こえてくる

 渓流の音が聞こえてきて、水場に出る ここから渓流沿いに登って行くコチャルメルソウ ボタンネコノメソウ ヤマエンゴサク ツクバネソウ ミヤマカタバミなどが顔を見せる 渓流を2ヶ所跨ぐ そして新緑のルートを抜けると福ヶ乢に出る

 福ヶ乢から笹原を左手に見ながら稜線を登って行く 帽子のひさしを背にして延髄に直射日光が注ぐのを防ぐ 足元にミツバツチグリが黄色の花を咲かす 少し高度を稼ぐと今度は同じような黄色の花だがダイセンキスミレが顔を見せる キランソウ ショウジョウバカマ ミツバツツジ オオカメノキ アセビなどが顔を見せる 幾つかアップダウンを繰り返す イワカガミは花芽が出てきたところ シャクナゲは注意して探していたが確認出来なかった そして 井水山に出る 丁度正午の時報がどからとなく聞こえてきた

 井水山に出ると泉山に連なる稜線が見えて来る また 那岐山などの山並みも展開する 山頂周辺に オオカメノキ アセビが花を咲かせていた 誰も休んでおられる人はいなかった 私もすぐに泉山に向かう ルートにはミツバツツジ アセビ ダイセンキスミレ ショウジョウバカマなどが顔を見せる Bコースとの分岐までに1人 分岐から1198mピークまでに 2人 1人 2人とすれ違う 1人は男性 2人はご夫婦連れ お二人連れの一組は中林の滝方面に行かれた 車が三台駐車していたので これでバランスは取れるなと思っていたら 1198mピークを過ぎてから 女性お一人で降りて来られる方とすれ違う すると先程すれ違った一組は中林口からだったのかも知れない 泉山は登山ルートが幾つもある

 1198mピークから山頂までの尾根道ではダイセンキスミレ ショウジョウバカマ アセビが咲いていたショウジョウバカマはピークが過ぎたのか色が褪せたものが多かった そして山頂に出る 山頂三角点周辺にはダイセンキスミレが群生して迎えてくれた 景観は大山をなんとか確認出来る状態 その方向に大山がある事を知っていないとわからない程度 記念写真を撮り 昼食をとり下山する

 下山はBコース分岐まで登ってきたルートを戻り 分岐からBコースへ降りて行く 樹林帯の中に降りるポイントが似たような所があり間違い易い 黄色いガイドテープがあるポイントまで稜線を降りて行き ガイドテープを見て樹林帯に降りて行く 要所要所にガイドテープがある ルートはしっかりついているのでルートを外さないよう注意すれば良い 樹林帯の中はルートを自由に選べるので方向を間違えないように

 Bコースは樹林帯の中のルートで花には期待していなかったがそれでもツクバネソウ チゴユリ トキワイカリソウに出会う事が出来た 途中で先ほど出会った女性お一人に追いつき お先に失礼する 渓流の音が聞こえてくるとまもなく登山口だ

 登山口からは林道だったのか幅広のルート 草が茂っていた事もあったが今は整備されており花を探しながら降りて行く ヤマルリソウ ミツバツチグリ ヤマエンゴサク ジュウニヒトエなどに出会う事が出来た そして登ってきたルートに合流し 駐車場に 車は二台減っていた



アプローチ
 連休最後 高気圧に覆われ全国的に晴れの予報 予報通り雲一つ無い青空が広がる 吉備路のレンゲ畑の前を走る ここもこれから賑わう事だろう いつものように429を足守 加茂川と走る 新緑の緑が太陽の陽射しを受け 輝いている 旭川ダムは今日も満々と水を湛えている 休み乢トンネルを抜ける 泉山の山容は見えるものの幾分おぼろげ 県道159を経由して久米に 久米で181へ右折 院庄で179へ左折し北上する 雲井山トンネル出口温度は17℃ 奥津中学の所を右折、直進気味に登ってゆき 泉山登山口への標識に従い駐車場へ 駐車場にはすでに3台駐車