金甲山



標高 403m    難易度 ☆     登り106分(怒塚山経由) 下り68分(みつがしわ新道)   岡山県
倉敷からの距離   26Km        登頂日 2008/07/16   ガイドブック   F写真 山の音

駐車場所9:04−9:08鉄塔#39−9:21鉄塔#38−9:30鉄塔#37−9:40お花畑−9:45鉄塔#36−9:48標識−9:54怒塚山山頂10:03−10:20鉄塔#127−10:26分岐三角点−10:37分岐−10:43金比羅宮跡−10:45分岐−10:51道路−10:59金甲山山頂11:04−11:09休憩所11:37−11:43みつがしわ新道分岐−12:08誠徳院−12:20登山口−12:36県道−12:40駐車場所

登山
 今日は家内と一緒に、怒塚山(いかつかやま332m)経由金甲山(きんこうざん403m)を訪ねる

 車のドアを開けるとクマゼミの鳴き声が聞こえてくる 自宅でも聞こえてくるようになった 夏の音だ 登山支度をして出発する 竹林を抜けてルートを行く ムラサキカタバミ カタバミが少し顔を見せたが花は少ない

 鉄塔を見てルートを行く ムラサキニガナと思われる花がところどころで顔を見せてくれる 女性の方がお一人で降りて来られた 登って来られたのですかと伺うと いや ユリがどうなっているか見に来たとの事 花が咲くのは今月末でしょうとおしゃっておられた 自転車で来られた方のようだ そう言えば尾根道でユリの群生に出会ったが果たしてどこまで登られたのだろうか?

 #38鉄塔を過ぎた頃 ウグイスの鳴き声に混ざってトンビのピーヒョロロという鳴き声が聞こえてきた 何回も聞こえてくるので 音声を録ろうと準備したら それを察したのか 聞こえなくなってしまった 青い実をつけたナルコユリがいくつも顔を見せる

 #37鉄塔のところにヨウシュヤマゴボウが花を咲かせていた ここに来ても花は少ない ヒメジオン オカトラノオに出会い お花畑に出る お花畑は草が茂りムラサキニガナが群生していた お花畑から急な登りを登ると#36鉄塔に出る その近くにユリが蕾を膨らませていた 先ほどの方はここまで登られたのだろうか

 ルートを左に折れるようにして進み 怒塚山山頂の標識に従い分岐を進む ヤブランが花を咲かせていた またヨウシュヤマゴボウがあちらこちらで顔を見せる 金甲山側の斜面に群生していた 怒塚山山頂は誰もいない 岡山市街がぼんやり見える程度で岡山空港すら見えない ここから大山が見えたと説明してもこの景観では致し方がない 少し休憩してから金甲山に向かう

 尾根を下り#127鉄塔に出る 鉄塔手前のルート脇にウバユリが幾つも花芽を膨らませていた また鉄塔のところにキリの木があり実を稔らせていた 花は上を向いて咲いていたが実は重いのだろうかぶるさがるようにしていた 結構大きな実だ ルートは草が茂っており くもの巣も所々にかかっている 笹の枝を折り くもの巣よけにして進んで行く おや? ユリだ 茎が途中で折れている 花芽が大分膨らんできているのに可愛そうに どうしたのだろうか

 三角点に出る 左手からの登山ルートと合流する 以前一緒に登ったのはこっちのルートと説明するが11年も前の事で思い出せないようだった ルートを行くと ユリが群生しており いくつも蕾を膨らませていた 分岐を過ぎルートを行くと金比羅宮の鳥居に出る その周辺はウラシマソウの群生地 改めて葉の形を確認する みつがしわ新道への分岐を金甲山方向に右へ行き 階段を登って行くと自動車道に出る 今度は自動車道を登り 休憩所屋上の三角点のところに出る

 瀬戸内海の景観もぼんやり 太陽の陽射しは陰ってはいるものの屋根が無いと暑く感じる 猫も顔を出し いやな雰囲気 下の展望休憩所で昼食にしようと すぐに下山し 下の休憩所に移動 そこで 昼食休憩をとる 家内があれは何? と指を指す 見ると 木に赤い実が一杯稔っている 写真に撮って調べてみたがわからない

 昼食を終え 下山する みつがしわ分岐まで登ってきたルートを戻り 分岐からみつがしわ新道へ降りて行く 樹林を抜け 花が沢山咲いていた所に出るが この時期花は少ない それでもカタバミ ハコベ ツユクサ ヤブヘビイチゴ? ダイコンソウを見つけた ヤブヘビイチゴは黄色の花でイチゴの葉と似ているのでそうかなと思って書いたが花の時期が随分違っている また ウバユリがあちらこちらで花芽を伸ばしていた 結構多い 花の時期は楽しめそうだ そして誠徳院に出る

 誠徳院からは溜池を右手に見てゆるやかに降りて行く ここでもウバユリの花芽が伸びているのに出合った 下の溜池は随分と水位が下がっていた 金甲山への登山口の前を抜け 畑の中の道を行く 花はほとんど無く 照り返しがきつい 暑さに耐えながら 車のところへ



アプローチ
 気象庁は本日16日 中国地方の梅雨明けを宣言したという放送を聞きながら車を走らす 梅雨明けとは言え倉敷の空はくもり 曇っている方が却って日に焼けないでいいかもなどと話す 県道22の倉敷川沿いを走り 藤戸寺 植松 サウスビレッジと走って行く 右手に常山を見て 県道22に従って左に曲がる 国道30を横断 広域農道の信号を右折する 橋を渡ってすぐの信号を左折 正面に金甲山が見えてくる 県道45を左折 児島湖を左手に見ながら走る 郡の信号前の駐車場に置かせて戴く 今日は自転車が一台あった