駐車位置10:00−10:14登山口−10:54反射板−11:00ピーク−11:28山頂=11:49_1198mピーク11:54=12:06山頂12:18−12:36ピーク−12:38反射板−13:02登山口−13:09駐車位置
登山 今日は、笠菅峠から泉山(いずみがせん1209m)を訪ねる
登山支度をする セミの鳴き声は聞こえず 小鳥の鳴き声も聞こえない 風が流れ さらさらという音が時折聞こえてくる ここに立っただけでも季節が移ってゆく事が感じられる 駐車場周辺にはツリフネソウ ハギ ミヤコグサが顔を見せる 砂利道を登って行く 車で登山口の近くまで行けるのだが 道路脇に咲いている花を探しながら登って行くのが楽しい ヒメジオン ヨツバヒヨドリ ツルニンジン ノササゲ ゲンノショウコ ヤブマメ ウド キンミズヒキ シシウド ガンクビソウ クサコアカソ ママコナ イタドリ クロバナヒキオコシ ハナタデ ホツツジなどを見つける事が出来た ツルニンジンはまだ花芽の状態だったがここにも こっちにもと幾つも見つける事が出来た また ノササゲ ヤブマメは写真に撮ってから調べたもの ツルニンジンやノササゲ ヤブマメはツル性の植物だ
登山口から擬木の階段を登って行く ルート脇にママコナ キンミズヒキ ヤマジノホトトギス ガンクビソウ ツルリンドウ オトギリソウなどが顔を見せる ルートは樹林帯や草原の中のルートとなったりする 振り返ると角ヶ山が顔を見せる クロバナヒキオコシ ヤマヨモギも顔を見せる
おや? 変わった実だ 薄いグリーンの丸い小さな実をつけている どうやらヤマハコベの実のようだ まだ花を咲かせているものもあった 今度は赤い実がルート上に散らばっている オオカメノキの実のようだが良くわからなかった コバノフユイチゴも赤い実をつけていた 葉が一面にある割りには数は少なかった すでに動物たちに食べられたのかも知れない ツユクサ クルマバナ テンニンソウ ホツツジ オミナエシ シラヤマギク ノアザミなどおなじみの花に出会いながらルートを行く そして反射板の所に出る
反射板まで来ると泉山の山頂が見えてくる 笹原のルートだ ニガナ ウド クロバナヒキオコシを見て ルート標識のあるピークを超える ナデシコ フジバカマが花を咲かせているのを確認 ふと振り返ると笹原に 泉山の文字が笹を切り倒し 表示されている ルートを挟んで 左に泉 右に山とある 山頂から確認出来るのだろうか? 6月に登った時に同じ場所で撮った写真があったので比較すると 文字表示が見られた その時は全く気付かなかった 笹原のルートは整備されルート脇の笹が刈られている 先日那岐山に登った時 泉山のルートが整備されたと新聞に掲載されていたという話を伺ったがこの事かも知れない ここで以前 ノヤマトンボを見つけた記憶があるのだが 刈られた笹がルート脇に積まれており花は確認出来なかった
笹原のルートから樹林帯となり このルート一番の急勾配の登りとなる ロープが設置されている このロープの部分も整備され強く張られていた 滑りやすいところが何箇所かあり ロープの助けを借りて登った ロープを越えるとあとは軽いアップダウンのある樹林帯の中のルート ヤマニガナ ホソバノヤマハハコ ハナタデ ホタルブクロ シシウドなどに出会う ここに来てどこからかセミの鳴き声が聞こえてきた 仲間がいない為かすぐに鳴き止んでしまった そして山頂に出る
山頂はガスが立ち込めてきて何も見えない 昼にはまだ時間があるので1198mピークまでの花を楽しもうとすぐに1198mピークを目指す ハイミヤマシキミ ウツボグサ ナデシコ シラヤマギクなどを見ながら尾根ルートを降りて行く 尾根ルートの笹は刈り払われておらず繁っている 軽いヤブ漕ぎ状態だ ルートに沿って笹の背丈が幾分低い それを追って行く 背の低い花は笹に覆われ確認出来ない クロバナヒキオコシ ハギを確認し テンニンソウの群生地に出る ここにはフシグロセンノウも群生しておりオレンジ色の花の塊が見られた しかし、花のピークは過ぎておりアップで撮るには可愛そうだった また ヤブデマリの赤い実がたわわに稔っていた ヤブデマリかオオカメノキか判断に迷ったが6月に撮った花の写真がどうやらこの木のようでヤブデマリと判断した
笹が繁っている部分的があったが そこを過ぎると草原のルートとなり花が期待される オミナエシ ツリガネニンジン ホツツジ ノギラン ノヤマトンボ ニガナ ツルニンジンを見つける ノギラン ノヤマトンボは花は終わっていたが 花の形を留めていた そして1198mピークに出る 私がピークに着くのとほぼ同じタイミングでCコースから男性の方が登って来られ 挨拶を交わす
ここに来て ガスが晴れ視界広がり 泉山山頂や井水山に連なる尾根が見えて来る 男性の方も深い霧だったと話しておられた 男性の方は携帯電話を出し ピークに着いた旨電話をされていた お先にと声をかけ山頂に戻る 山頂で昼食をとり、記念写真をとり下山する
登ってきたルートを戻る ルートは足元が柔らかい所があり滑らないよう注意して降りる 何回か足元がツルっときたがなんとかストックで支え尻餅をつかずに済んだ
透き通るような青空の下 倉敷を出発する 久々の青空だ 山陽地方は高気圧に覆われているが山陰地方は気圧の影響で雲が出やすいと報じている 429を吉備路 足守 加茂川と走って行く 天気予報のとおり次第に雲が増え 旭川ダムでは太陽の陽射しは隠れてしまった 旭町を抜け 休み乢トンネルを抜ける トンネル出口から雲に覆われているものの泉山の山容を見通す事が出来た トンネルを降りて最初の点滅信号を左折 県道159を経由し、久米に 久米で181を右折し、院庄に向かう 院庄で179を左折 北上する 雲井山トンネル出口は22℃ 奥津役場を過ぎ トンネルを二つ抜けると奥津温泉街 奥津道の駅を過ぎてすぐの交差点を右折し広域林道を登って行く Cコースの登山口を見て 更に 笠菅峠まで登り 峠の空地に駐車 今日は1台もいない