駐車場所8:47−8:51鉄塔#39−9:02鉄塔#38−9:08鉄塔#37−9:14お花畑9:19−9:22鉄塔#36−9:24標識−9:28怒塚山山頂9:33−9:45鉄塔#127−9:50分岐三角点−9:57分岐−10:02金比羅宮跡−10:03分岐−10:07道路−10:15金甲山山頂10:22−10:30みつがしわ新道分岐−11:06誠徳院−11:23登山口−11:42県道−11:46駐車場所
今日は怒塚山(いかつかやま332m)経由金甲山(きんこうざん403m)を訪ねる 先月那岐山でヒヨドリジョウゴを見つけた 怒塚山のお花畑にヒヨドリジョウゴと書いてあるのを思い出し 気になっていた 果たして出会える事が出来るだろうか登山支度をして出発する ツユクサ ゲンノショウコ カタバミとおなじみの花がぽつぽつと咲いているが花は少ない 秋の虫の音かと思っていたがどうやらアカエゾゼミのようだ 鉄塔を過ぎて次第に音が大きく聞こえてくるようになってきた 小鳥が時々チッチとさえずるがすぐ鳴き止んでしまう ルート脇にヤブランが顔を見せる 周辺を見ると樹林帯の中にヤブランがにょきにょきと顔を出し群生していた ヤブランはその後もあちらこちらで顔を見せるが他の花は少ない ヒヨドリバナ クズ キンミズヒキ ヤマジノホトトギスを見つけるが数は少ない
山に入って行くに従い車の音は聞こえなくなり山の音を楽しみながら登って行く ツクツクボウシの鳴き声が何故かなつかしく聞こえてくる これでもかと鳴くうるささから行く夏を惜しむ哀愁の思いが感じられる トンビだろうかピーヒョロロという声が遠くから聞こえて来た 今度はミンミンゼミだ 最後と思って鳴いているのか 勢いが無く年寄りのミンミンゼミが鳴いているような感じがした 鉄塔を何箇所か過ぎ お花畑と呼んでいる場所に出る
お花畑には丸太の棒にヒヨドリジョウゴと書いてあるのを確認し どこかに咲いていないかと探す ヤマジノホトトギス センニンソウ ツユクサ ベニバナボロギク ヨウシュヤマゴボウ ヤブラン ヒヨドリバナを見つけたが残念ながらヒヨドリジョウゴを見つける事が出来なかった 小さい花だし 今咲いているかわからないしとあきらめる そうそうセンニンソウはメモにボタンヅルと書いている 白い特徴のある花でこれまでボタンヅルと呼んでいた 花の本をめくっているとボタンヅルとセンニンソウと並べて書いてあるのに気付き何枚か撮った写真を調べ葉の形や花の色具合からこれらはセンニンソウだと気付いたもの
お花畑からの急な登りを行き鉄塔に出る 鉄塔からは緩やかな登りとなり足が伸びる ここでもヤブランが顔を出すのを見て怒塚山山頂に出る 岡山市内ですらぼやけており遠望は全くきかない ヤブランがあちらこちらで群生しているのでヤブランと一緒に写真に納まる そして澤本さんの記録を拝見 昨日登られており、またずれてしまった事を確認 金甲山に向かう
樹林の中のルートを降りて行く ここでもヤブランが所々で顔を見せるがその他の花は見られない アップダウンを繰り返し 鉄塔に出る 鉄塔の周辺の樹木が切り倒されていた キリの木も跡形無くなっていた 花や実を楽しませて貰い キリの木を前景に怒塚山の写真を撮ったりしただけに残念だった 鉄塔の横を抜けルートを行く クズ イタドリが花を咲かせているのを見て 金甲山登山道に合流する 合流してすぐに三角点がある 時々顔を出すヤブランを見ながらルートを行く 誠徳院からのルートと合流し間もなく金比羅宮の鳥居に出る ウラシマソウの群生地にあたるのでウラシマソウはどうしているのか注意してみたがそれらしいものは何もなかった
みつがしわ新道分岐を右にとり金甲山に向かう ミズヒキ イタドリ ベニバナボロギクを見て 自動車道に出る 自動車道の脇も結構楽しみ クズ クサギ ヨウシュヤマゴボウ イタドリ ヘソカズラ ボタンヅルでなくセンニンソウ ツユクサ カタバミ ヤブラン カエデドコロを見つける カエデドコロはツル植物で雌雄が異なるとの事 雄花は黄色の花を咲かせていた 面白い花だ そして山頂に出る
山頂と言っても閉鎖された休憩所の屋上 三角点がある 瀬戸内海の景観も霞がかかりさっぱり 近くの島影が見える程度で瀬戸大橋や四国の遠望はきかない 楽しむものもないので麦茶を飲み すぐに下山する 下山は登ってきたルートをみつがしわ新道分岐まで戻り 分岐をみつがしわ新道に向かって降りて行く
アカエゾゼミの鳴き声を聞きながら樹林帯のルートを降りて行く 樹林を抜けると草が繁ったルートに出る 沢山の種類の花が顔を出すので足を留めてメモをする ヤブラン イタドリ ヨウシュヤマゴボウ ベニバナボロギク ヒヨドリバナ カタバミ ヒメジオン クズと知っている花の名前をメモする おや? これは? ひょっとするとヒヨドリジョウゴかな? 似たような花の形をしているがと喜んで写真に撮る 調べたところ一つは期待のヒヨドリジョウゴでありもう一方は同じナス科のイヌホオズキのようだ 思いもかけない所でヒヨドリジョウゴを見つける事が出来た
このルートは不思議と色々な花が顔を出す 他の山と何が違うのか良くわからないが初めて目にするものが多い デジカメの気安さからこれは何だろうと思うものはパチパチ写真に撮り 後で調べる しかし、調べるのも結構時間がかかる 名前がわかったからどうという事はないのだが、この花のようだ!と見つかった時は嬉しい ハコベ カナムグラ* ヤブマオ ハナタデ キンミズヒキ オニノゲシ* カエデドコロ雌花* キツネノボタン* ヤブヘビイチゴの実 イヌホオズキ*群生 ヒヨドリジョウゴ* センニンソウ* と沢山の花に出会う *をつけたのが今回調べた花だ
カエデドコロはツル植物で雌雄が異なると書いたがカナムグラも同様 ツル植物で雌雄異株との事 こらは何だろうと思って撮った写真がカエデドコロの雌花だった カナムグラの雌花は気付かなかった イヌホオズキがあちこちで顔を見せ 群生しているものもあった 群生しても花は目立たない ここでもヒヨドリジョウゴに出会う事が出来た また、ボタンヅルでないセンニンソウもあちらこちらに顔を出し 白い固まりをあそこにも こちらにもと見つける事が出来た
ウバユリの名残を見て 渓流を跨ぎルートを行くと誠徳院に出る ここからは道幅が広くなり溜池を右手に見ながらの遊歩道となる 1月に訪ねた時にヒヨドリジョウゴの赤い実をここで見つけていたので出会えないかと期待していた 誠徳院の正面にあたる場所に カタバミ タカサブロウ* ハキダメギク*が花を咲かせていた ルートを行くと ツルボ*が顔を出す ツルボも初めて見る花だ 珍しい花かと思っていたらその後もあちこちで顔を出し 群生しているものもあった
見つけましたヒヨドリジョウゴ! ヒヨドリジョウゴの実を見つけた場所とは違っていたがルート左の藪からツタを伸ばし花を見せてくれた ミゾソバ マユミ ヒメアザミ カエデドコロの雌花* ツルボ* ゲンノショウコ カタバミ ツユクサなどを見つけ登山口を過ぎる シロバナサクラタデ* クズ キツネノマゴ センニンソウ* クサギ ヘソカヅラ アキノノゲシなど野辺の花を見つけながら駐車場に 駐車場手前の墓地にツルボ*が群生していた
センニンソウ カエデドコロ ヒヨドリジョウゴ イヌホオズキ カナムグラ オニノゲシ キツネノボタン タカサブロウ ハキダメギク ツルボ シロバナサクラタデと多くの花に出会えた それにしても薮蚊には悩まされた ほっぺたまで刺されてしまった
このところ好天が続いていたが週末から下り気味 今日は県北の降水確率が高いのでその機会に近場を登っておこうと倉敷を出発する 曇り空、霞がかかり余り視界がきかない 県道22で倉敷川沿いを藤戸寺 植松 サウスビレッジと走り 国道30に出た所を直進 次の信号のある広域農道を右折する 橋を渡ってすぐの信号を左折 金甲山に向かって走る 県道45を左折 児島湖を左手に見ながら走り 郡の信号前の駐車場に置かせて戴く