犬挟峠10:25−10:36尾根−10:52三合目−11:04五合目−11:18雲居平−11:28七合目−11:46九合目−11:57山頂12:19−12:25九合目−12:36七合目−12:40雲居平−12:44五合目−12:52三合目−尾根−13:08犬挟峠
天気が悪いと思って朝起きたら意外とさわやかな青空 インターネットで天気予報を確認すると天気は回復したようだ 県南より県北の方が天気が安定している様子なので 急遽、下蒜山(しもひるぜん1105m)を訪ねる事にした マツムシソウに出会えるだろうか?足元にゲンノショウコ キンミズヒキ ハナタデ ツユクサ ミゾソバが咲いているのを見ながら登山支度をし出発する 湿原の奥にタムラソウだろうか幾つか花を咲かせていたが少し距離があり確認出来なかった 樹林のルートに入る これまで天候が悪かった為だろうルートは滑りやすくなっている 下りは相当注意が必要だ 登りでも時々足がつるっと滑る ガンクビソウ キンミズヒキ ウスバアザミ ツリフネソウが顔を見せるが数は少ない そして尾根筋に出る
山頂まで90分の標識を左に90度曲がり 尾根道を登って行く 曲がり角にサンインヒキオコシ ツリフネソウが纏まって咲いていた キンミズヒキ ガンクビソウ ヤマハッカ タムラソウ シラヤマギクなどに出会いながら階段状のルートを登って行く ここも足元が緩い 滑らないように下山出来たらいいなと下山時が心配される
三合目の標識を過ぎると ロープが連続するルートになる 濡れてはいるが粘土質とは違い岩肌なので 足場を確認して行けばそう問題も無い ロープや鎖のお世話にならないでも登ってゆける 急な登りを終えると緩斜面となる キクバヤマボクチが顔を見せる そして樹林帯を出 草原のルートになる
草原のルートになると花があちらこちらに顔を出す シラヤマギク キンミズヒキ サンインヒキオコシ ワレモコウ ハギとメモ書きしたり 写真を撮ったりしながらルートを行く 五合目の標識を過ぎたところでサンインヒキオコシが群生し シシウドが顔を見せる そして期待していたマツムラソウが顔を見せてくれる 淡い青紫色の花は何故か哀愁を感じる マツムシが鳴く頃に咲く花が名前の由来かも との記載があったが 虫の音と花の名前とを繋げて発想するのは日本人の心なのだろうか ツリガネニンジン オミナエシ タムラソウ イヌタデ コメナモミ フジバカマ オトギリソウなどと出会う イヌタデやコメナモミはじめじめした場所とそれぞれ自分達の好みの環境に育っている 風がそっと吹き抜ける なんと心地の良い事
雲居平に出る 八合目付近に人が登っている姿を確認する 駐車場にあった車の持ち主だろう 雲居平からも花の道が続く これまでよりも更に花の数が増えてきたように感じる マツムシソウがルートに沿って並んで咲いており楽しませてくれる タムラソウ シラヤマギク ワレモコウ ナデシコ そしてウメバチソウまで顔を見せる この辺りはウメバチソウが群生するのだがまだ時期が早く花の数は少ない 周辺を見回すと白い球状の花芽があちらこちらに確認出来た ホクチアザミだろうか 目立たない花だがそっと咲いていた そして七合目に出る
七合目までマツムシソウがルート沿いに咲いていたが 標識を境にマツムシソウは姿を消す 生育環境が微妙に違うのだろうか そして イブキトラノオ マルバタケブキ ミヤマアキノキリンソウが顔を見せる イブキトラノオとマルバタケブキはピークを過ぎ元気の良い花は少ない ジグザグにルートを登り 八合目を過ぎたところに鎖のある場所がある 傾斜が急になり冬場は一番の難所 今は足場があり鎖のお世話にならずとも登って行ける
下の方を見ると 五合目付近に動くものがある 何だろうかと時々気にしながら見るがそのうち視界が利かなくなる 登山者が何か持って登っておられるようだ いずれ出会えばわかるだろう 九合目の標識に出ると山頂ピークが見えてくる 心配していた足場はしっかりしており昇り降りに心配は無さそうだ ミヤマアキノキリンソウ ヨツバヒヨドリに出会うが花は少ない そして山頂に出る
山頂には男性お1人が休んでおられた まだお若い方 岡山から来られた由で 今日は休日で昨日から天気予報ばかり気にしていました 天気が予想外に回復したので とお互い気にしていた天気の事を話す 大山山頂を見る事が出来 幸運を喜び合う ロッククライミングをやっていて山登りは1年程 すっかりはまっていると話しておられた昼食を終え お先に失礼と声をかけ下山する 下山は登ってきたルートを戻る 九合目の手前で男性1名が傘を差して登って来られた 先ほど見えていたのは傘だったのだ 挨拶を交わし降りて行く あとは支障なく下山したと書きたいところだが 三合目を過ぎ あと少しで階段状のルートが終わるというところ(倒木のあった場所)で足をとられ尻餅 ストックの中央部に加重がかかりストックがぐにゃっと曲がってしまう 横からの力には弱いようだ くの字のようになったストックでは力がかかって折れると却ってあぶない 曲げをとろうと反対側に力をかけたら折れてしまった 仕方がない ストックなしで降りて行く
丁度その時 山頂で出会った男性が降りて来られた ルートを譲り先に降りて戴く お気をつけてといい軽やかに降りて行かれた ストックも持たずに降りておられ 身体の柔らかさというかバランスの良さに感心させられる その後 足を滑らす事無く 無事駐車場に 男性は着替えを終えており お先にと車に乗られ帰られた
今日を逃すと予定が詰まっており今週は山に行く機会が無い 天気の回復を知り 急遽飛び出す 爽やかな青空の下 倉敷を出発する いつものように429を足守 加茂川 旭町と走る 旭町で県道30へ左折 旭川沿いを落合に向かう 落合入口の温度表示は25℃ 落合で313に乗り 久世 勝山 湯原と走り 湯原のトンネルを抜け中和村に出る 左手に旭川の流れが見える ここまで上って来ると川幅は狭くなり 川の様子が随分と違う 中和村で482と合流 蒜山で313と別れ482を直進する 湯原で28℃を示していたが蒜山では24℃だった 下蒜山登山口の案内標識を右折して登山口の駐車スペースに すでに1台駐車していた