金甲山



標高 403m    難易度 ☆     登り75分(怒塚山経由) 下り64分(みつがしわ新道)   岡山県
倉敷からの距離   25Km        登頂日 2008/11/18   ガイドブック   F写真 山の音 動画

駐車場所8:17−8:21鉄塔#39−8:29鉄塔#38−8:35鉄塔#37−8:42お花畑8:44−8:47鉄塔#36−8:49標識−8:54怒塚山山頂8:55−9:08鉄塔#127_9:11−9:14分岐三角点−9:21分岐−9:26金比羅宮跡−9:27分岐−9:31道路−9:38金甲山山頂9:47−9:52みつがしわ新道分岐−10:19誠徳院−10:31登山口−10:47県道−10:51駐車場所

登山
 今日は午後から予定があるので午前中の時間に怒塚山(いかつかやま332m)経由金甲山(きんこうざん403m)を訪ねる

 登山支度をして出発する 登山口で先月見つけたヒヨドリジョウゴを確認 赤い実は出来ていなかった 先月から動画の編集を行っているが怒塚山・金甲山は2度目になる カメラの動画機能は解像度が320ピクセルで画像がぼけてしまう 動画を撮影する技術も今一なので静止画を切り替えeffectを入れて編集する事で登山の様子を紹介したいと思い ルートの状況や特徴などをカメラに撮ってゆこうと計画し出発 早速 登山口 登山口の竹林 農家の裏手などを撮りながら登って行く

 ノコンギクが顔を見せてくれたが この時期花はあまり見られない 落ち葉を踏みしめながらルートを行く 鉄塔がいい目印になる #39鉄塔 #38鉄塔を過ぎ 希少植物盗掘跡の標識を過ぎると 視界が開け岡山港ならびに市街地が見えてくる 山肌は秋の色を見せてくれる そして#37鉄塔を過ぎ お花畑と呼んでいる場所に出る お花畑はもう店じまいの模様 周辺を探すとウスバアザミだけがまだ花の姿を留めていた

 お花畑を後に急なアングルの階段を登って行き #36鉄塔に出る ここからも海や市街地の景観を楽しめる 樹林の中のルートを行くと怒塚山の標識があり、標識に従って怒塚山山頂へ向かう 山を左に巻くようにルートが付けられている この辺りは土塁があった場所と伺う そして山頂に出る

 山頂には誰もいない 澤本さんの登頂記録を写真に撮る どの辺りから太陽が顔を出していたかメモに記載がないが金甲山は逆光で写せない 岡山市街の方は空港を確認出来たがその先はぼんやりしていて判明出来ない biginner's luckと言う言葉があるように大山が見えたのは最初だけだ そんな感慨を持ちながら怒塚山を後にし金甲山へ向かう

 尾根ルートは樹林の中のルート 木漏れ日が射し込み 時折紅葉した木々が顔を見せてくれる そして#127鉄塔に出る 鉄塔の周辺は切り開かれており景観が得られる 怒塚山の山肌が太陽の光を受け、きれいに色づいているのを見る事が出来る 黄色が主だがなかには赤系統の木も見つける事が出来る 山肌の先には児島湖や岡山港を見る事が出来る おや ヤマハッカだ特徴のある葉だ オオユウガギクだろうかシロヨウメナと少し違うようにも思うが良くわからない またノボロギクが咲いているのを見つけた 思いがけずに花に出会えた カメラに収め 名前の確認を行った

 鉄塔を過ぎ 少し登ると三角点に出る ここで、金甲山への旧ルートと合流する ここからはなだらかな登り 歩幅も広がる 樹林の中 落ち葉を踏みながらルートを行く 車道2分の標識辺りで男性の方とすれ違う 自転車で来られた人のようだ こんにちはと挨拶を交わしすれ違う ルートに見られる面白い樹木をカメラに収める 常緑樹が多いが中には落葉樹もあり見上げると木々の先の方が色づいている なるほど ルートから見上げるのと 山肌の山の表面を見るのでは大分色合いが違うのが理解出来た

 鳥居があり金比羅宮跡というらしい 鳥居を見て左手方向に道なりにルートを行くと分岐に出る 直進すると下山ルートのみつがしわ新道 ここを右にとり金甲山に向かう 擬木の階段や石段を登って行く 小鳥がにぎにぎしく鳴いていた ベニバナボロギクがまだ花の状態をとどめているのを見て自動車道に出る

 自動車道から怒塚山に連なる尾根ルートの山肌を見る事が出来る 結構いい色をしている 自動車道を登って行く ルート脇には花はもう見られないが赤い実をつけた木々が見られた そして展望休憩所の屋上にある山頂三角点に出る

 屋上からは瀬戸内海を展望できる 逆光で海が光 その中に島影が浮かんで見える カメラに収めたが上手く表現出来ていなかった 今日は幾つもの島を見渡す事が出来たものの遠望はあまりきかずぼんやりとしていた 山頂の景観を楽しみ下山する

 下山は分岐までもどりみつがしわ新道を行く 樹林の中のルートを降り 草の繁ったルートに出る ここからは花が多い場所だ 季節がらどうだろうかと思っていたがベニバナボロギク シロヨメナが顔を見せてくれる ヒヨドリジョウゴは緑から橙色の実をつけていた これから赤くなるようだ ウスバアザミがここでも顔を見せてくれる 白い花が咲いているイヌホオズキがまだ咲いている随分と長い期間花を咲かせている ヤブランは黒光りする実をつけていた ツル植物も丸い実をつけていたが何かわからない トンビの鳴き声がどこからか聞こえてくる

 このルートは結構急な斜面であるが一歩一歩歩みを進め 足元を見て立ち止まってはルートを見るの繰り返し 花が無ければもっと素早く降りてしまうのだろうが 何かないかと見ていると色々なものを見つける事が出来て面白い

 樹林の中に入ると植生は変わり 花は少なくなる 渓流を跨ぎ ルートを降りて行く 花は見られず とんとんとテンポを楽しみ降り誠徳院に出る

 早速ノコンギクが顔を見せる ハキダメギク シロヨメナ ウスバアザミ ヒメジオン 黄色の花はキツネノボタンだろうか 撮った写真のピントが甘くはっきりしないが葉の形からそれらしい ヒヨドリジョウゴに出会えるかと思っていたがここでは出会えなかった 池の景観を楽しみながら行くと登山口に出る ここで土の道から簡易舗装の道になる

 おや! マユミだ森林公園では実が皆落ちてしまっていたがここではピンクの実を沢山稔らせていた オニノゲシだろうか? 葉の形がインターネットのデータと違うが黄色の比較的大きな花だ葉は変異が多いと説明されている ホトケノザ カタバミも野辺に咲いている ハキダメギクが群生していたり 野辺のルートを楽しみ車のところに戻る 登山口にあった自転車はなかった



アプローチ
 早朝のジョギングを見合わせ、いつもより早目に自宅を出発する くもり空の下 県道22を走る 倉敷川の景観を楽しみながら藤戸寺 植松駅 サウスビレッジを抜けて行き 国道30を横断し直進 次の信号のある広域農道を右折する 橋を渡ってすぐの信号を左折 金甲山に向かって走る 県道45を左折 児島湖を左手に見ながら走り 郡の信号前の駐車場に置かせて戴く 自転車が1台登山口に置いてあった