駐車場所10:31−10:35登山口1−10:40水槽−10:51林道10:52−10:54登山口−11:00標識3−11:20五合目−11:33六合目−11:42七合目−11:45分岐−11:55天狗の森−12:05八合目−12:13九合目−12:20山頂12:35−12:43標識1−13:05標識2−13:22林道標識3−13:35分岐−13:47登山口1−13:50駐車場所
今日は櫃ヶ山(ひつがせん954m)を訪ねる登山支度をして出発する 先ほどの車の方も登山支度をされ自動車道を登っておられた 車を入口に停めたがいいのでしょうねと問われた 駐車場はありますけれど他の方もそこに停められているようです と ご返事する ご夫婦で来られ櫃ヶ山は初めてとの事 登山口入口で追いつき ここが入口ですよと声をかけお先に失礼する ルートを行くと畑の中に出る そこから山頂がはっきり見える 雪の気配は全く無い 先日来の雨で消えてしまったようだ
ルートを行く 今日も動画編集用に静止画を要所要所撮りながら登って行く ルートには花はもう見られない 水槽を過ぎた地点で分岐があり林道工事の為の臨時登山道へ登って行く 石垣が残っているので何か構築物があったのかも知れぬ 石垣の脇を抜け ルートに従い樹林帯の中を登って行く 傾斜のきつい場所もある 小鳥がにぎにぎしく鳴いている そして林道に飛び出す
飛び出した地点に登山道の標識がある 同じルートを戻られる方は標識の位置と戻るルートを再確認しておくと良い 右手方向に林道を歩く 少し行くと登山道の標識があるのでそこからまた登山道に入る この辺りはまだ紅葉した木々が色を留めている 黄色や赤のカエデが眼を楽しませてくれる 太陽の陽も射している 紅葉した木々に眼を移しながら登って行くと 登山道3の標識の位置に出て 従来の登山道と合流する 合流地点では従来のルートへ降りて行かないよう木でルートを塞いでいる
なだらかなルートである 谷を右に見ながら山を巻いて行く ルートが崩れ足場が悪い所があったが修復され歩きやすくなっていた 少しルートを行くとロープを張っている場所がある ここは蜂注意の標識が出ていた場所 蜂注意の標識は登山口にはまだ残っていたが ここには無かった 何らかの対策がとられたのだろうか?
ルートの雰囲気が少し変わり 足元に石がごろごろ現れてくる 足元に注意しながらルートを登って行く 石がなくなり ジグザグの登りとなる 進行方向の反対側後方に山頂が樹間から見えるようになる 角度が変わり正面から見える時もある 畑の位置から随分と山を巻いている事が感じられる
やがて樹林を抜ける そして五合目に出る 第一展望場所と言って良い 山頂も見え 雨乞山など周辺の山々 湯原温泉の市街地など俯瞰出来る 五合目の景観をカメラに収めルートを行く
ここからの登りが結構きつい おまけに足場がゆるい 立っているとズズズズと滑って行くような所が結構ある アイゼンを履けばいいのだがなんとかクリアーしようと四つんばいになり草の根やススキを掴み登って行く 時々トゲのある木がありひやっとする 足場がしっかりしていればそう難しい登りではないがやっとの思いで六合目に出る ここを下るのなら軽アイゼンが必要だ
六合目もまた展望が良い 苦労して登ってきたルートを見下ろしたりする シーズンにはキキョウの花を楽しめるのだが花は店じまい すぐにルートを登って行く 六合目の先にも同じように足場の緩い登りがあるが ススキのやぶの中に入るようにしてルートを選び登って行く 先ほどに比べ距離は短い 柏の落ち葉が積もるルートを行き 櫃ヶ山には珍しい岩の間のルートを登ると七合目 木々が葉を落としているので山頂を樹間に見る事が出来る
七合目を過ぎ 少し登ると天狗の森への分岐に出る ここも展望が良い 分岐を真っ直ぐ行くのが直登コース こちらの方がコースは楽 私は天狗の森の景観を楽しむ為 天狗の森に向けて右へルートを行く
山を巻くようにしてルートが整備されている 傾斜もあまりないので足が軽い 天狗の森に近づくとルートは下る ブナなどの大きな樹林の中のルート 下って行くと天狗の森について説明が記載されている ブナは県下での標高下限であり分布の南限として学術的にも珍しく原生林の面影を残している 祠にはからす天狗が祀られている などと紹介されている 大きな木々に囲まれ どこか違うしっとりとした雰囲気が好きだ
ここから 登りとなる お社があり窓越しに中を覗くと大きな下駄がある 平成15年に奉納されたと記載されている 毎年10月にスカイウオークと称し山登りのイベントが開催される その時はここで護摩供養が催される 一度その時に訪ねた事がある 大きなカツラの木のすぐ脇に護摩供養の祭壇が設置され供養が行われる 護摩木の煙が谷筋を抜けて走って行くのは実に爽快だった そんな事を思い出しながらルートを登って行く 天狗様本堂への分岐があるがそのまま山頂を目指して登って行く
八合目に出、直登ルートと合流する ここからの登りも足場が緩い ブッシュや木の枝に掴まりながらなんとか登って行き 九合目に出る 九合目の笹原がなかなか美しい ここから蒜山三座も見えて来る 雪は消えている ここから丸太の階段が整備されている 整備に寄付をされたのだろう一段毎にお名前が書いてある 倉敷市の方も結構おられる 階段が終わると芝状の山肌を登り山頂に出る
山頂に出るとぐっと視界が広がり大山・烏ヶ山も見えてくる 山陰の方角は雲が多い 大山の頭にも雲が厚く 山頂の判別がしにくい 大山の雪の白さは大分薄くなっているがまだ残っている 大山 蒜山 そして 湯原方面 三坂山 そして星山への縦走路と360度の展望を楽しめる 太陽の陽が射し 風もなく実に心地良い 記念写真を撮り 昼食を終え 下山する
下山は竜頭の滝の方向に下りる 星山に向かう縦走路を降りて行く 足元は思っていたよりしっかりしている 時々ズルといったが転倒する事は無く降りて行く 縦走路はどこからも眺望がきく 尾根道の景観や大山の山並みなど楽しむ事が出来る そして下山道1の標識で縦走路と別れ降りて行く
ここの下りの足元が心配されたが一部緩い所があったが短く 周辺に潅木など掴まる所があり滑る事なく降りて行けた 落ち葉で埋もれるルートを足場に留意しながら降りて行く やがて渓流の流れる音が聞こえてくる そして渓流沿いのルートとなる 渓流の流れる音を収録する 音が出ている箇所の写真も撮ったがこれは静止画だとどこを流れているのか判別しにくい写真になってしまった そして下山道2に出る
ここからは遊歩道と言って良いだろう 緩やかな下りのルート 足も軽い 渓流を何度か渡る 丸太の橋では足を滑らさないだろうかと緊張する ルート脇に風倒木が見られる 当時の生傷がまだ癒えない 林道に出た所に下山道3の標識がある 林道を横断するようにして降りて行く このルートにも石垣が見られる そして竜頭の滝との分岐に出る
滝へ行くには分岐を右に降りて行く 竜頭の滝には何回も訪ねているのでそのまま直進し登山口に向かう なだらかなルートを心地よいテンポで降りて行く やがて民家が見えてきて 舗装道路に出る 道路から民家の屋根越しに山頂を見上げる事が出来た 登山口のところで登ってきたルートと合流 自動車道を降りて行く 道路脇にリュウノウギクが固まって咲いているのを見つける 登山口に停められていた車は倉敷ナンバーだった 無事登る事が出来ただろうか
今日は山陰地方の一部を除き全国的に晴れと報じている 天気の変化が激しくなかなか予報が定まらない 快晴の青空で幸い予定は無い 雪は消えている可能性が高いし、鳥取に近づくと崩れる可能性がある そうだ櫃ヶ山にしようと朝になって決め出発する 真っ青な青空は実に気持ちが良い 足守を過ぎ 県道72と交差し吉備中央町に入るとガス 県北は濃霧注意報が出ている 結構濃い霧だ 先が見えないという程ではないが速度を落とし慎重に走る 加茂川を過ぎ 旭川に出ると霧は消え 見通しは良くなるがまだ青空は見えない 川面からもやが立っている 旭町から県道30へ左折する 落合入口の温度表示は4℃ 市街地全体に霞がかかり山並みは全く見えない 落合から313に乗り 久世 勝山と抜けて行く 勝山を抜けたところで青空が顔を出す 温度表示は5℃ 313を北上し真賀温泉 足温泉を過ぎ 櫃ヶ山登山口と書いた大きな標識の脇の駐車場に駐車する 私の前の車も標識手前の道路脇に車を入れておられた 駐車場には1台もいない