滝山



標高 1197m    難易度 ☆☆☆ 登り87分 下り39分 その他23分  岡山県
倉敷からの距離  100Km        登頂日 2008/12/13  ガイドブック  F写真 山の音 動画


駐車位置10:37−10:43一の渡−10:51二の渡−11:01滝神社−11:12分岐=11:22奥の院滝11:25=11:33分岐−11:38ロープ−11:42五合目−12:06_500m−12:07八合目−12:20尾根分岐−12:25山頂13:08−13:10尾根分岐−13:15八合目−13:16_500m−13:25五合目−13:29分岐−13:35滝神社13:38=13:40展望所=13:41雌滝13:43=13:45滝神社−13:50二の渡−13:55一の渡−13:57駐車位置

登山
 今日は滝山(たきやま1197m)を訪ねる 2003/6以来であり実に久々だ

 登山支度をして出発する 入口にハチに注意の張り紙 今年はハチに刺された被害が多発している 黒色の服装を避け 周囲に留意し巣に近づかないようにと書いてある 今年の10/6付けだ 低い位置にあり登る時気付かなかった ハチに出会う事は無く幸いだった 気温も下がっておりハチの動きは鈍っているとは思うが気持ちが悪い

 入口に滝神社の女人結界石柱があり滝神社の創建された歴史が記載されている 奈良時代との事 ルートを行く 右手に渓流の音を聞きながら登って行く 足元の落ち葉を見るとカエデの葉があちこちに見える すでに色は無くなっているが紅葉の時期は良さそうだ そうしてルートを行くと一の渡の標識がある所に出 そこには 名勝 滝山渓谷と書いた標柱があった 渓流もいいし シーズンは賑わったものと思われる

 更に進むと稲荷宮を経て二の渡に出る 橋を渡り 今度は渓流を左手に見ながら登って行く ルートは落ち葉で埋もれておりカサカサと落ち葉を踏みながら登って行く やがて鳥居が見えてきて石段の登りとなり 滝神社に出る 滝神社に出る直前に雌滝への分岐があり ここを行くと雌滝まで数分で訪ねる事が出来る 滝神社には雄滝がある

 滝を見て 左手隅から登山ルートに向かう ルートに出たすぐのところに三光杉 樹齢450年の大杉がある 樹高35m 胴回り6mとの事 真っ直ぐ空に向かって伸びている姿は美しい

 渓流を左手に見ながらジグザグに登ってゆき 渓流を渡る 渡って少し進んだところにペンキの剥げた標柱があり滝山へのルートを示す矢印がある 矢印に従ってルートを進む これまでの谷筋から離れる形で山を巻いて行く この辺りに来ると5年前の景観を思い出させてくれる

 奥の院滝と滝山登山ルートの分岐に出る 分岐を直進し奥の院滝に寄ってみる 分岐からすぐかと思っていたが10分程要した 最初少し下ったがあとは谷筋を左に見ながら登って行く 奥の院滝の標識があり その先に滝がある ここで何人もの方が修行されたのかと思いを馳せる

 滝を見て 分岐まで戻る ここからいよいよ登りだ 滝山の登山ルートは急勾配が続いていた記憶がある 早速ロープがある 序の口だなとロープを利用せず登って行く そして 五合目の標識 ここも記憶がある

 さていよいよだなと思っていたらジグザグに巻くルートになっている そう言えば当時ルートの整備が行われていた事を思い出す その時も巻くルートはかなり出来ていたが直登ルートもあり 直登ルートの方が足元がしっかりしておりそちらを登ったと当時を思い出す その直登ルートは判別が困難になっており、ジグザグに作られたルートがすっかり定着していた

 ヤブを漕いでまで直登ルートを行きたいとは思わないので 新しいルートを登って行く ルート脇の樹林をカメラに収めながら 動画編集用の静止画情報を撮る ルートはなだらかに作られており足場もしっかりしている 下山時は気持ち良く降りれそうだ

 500m批点の標識に続いて八合目の標識に出る この辺りは同じだなと感じる 八合目から左手に直登ルートの名残かと思われる感じがしたが 確度はないのでそのまま新しいルートを登って行く その後も直登ルートと合流するような感じのポイントは無かったので そちらを登ったらヤブ漕ぎを強いられたに違いない

 ルート右手の樹間に那岐山が見えてくる 今の時期は樹木が落葉しており視界が得られる そして尾根分岐に出る 分岐を左に登るとまもなく展望台が見えてきて滝山山頂に出る

 展望台に倉敷ナンバーの方がおられるかと思ったがどなたもいない 那岐山にでも縦走されたのかも知れないと勝手に推測しながら展望台に登る 展望台からは那岐山を望む事が出来るが爪ヶ城の方は尾根筋を見通す事が出来ない 大山の方角は霞がかかっているのかぼんやりして山並みを判別する事が出来ない

 記念写真を撮り 食事をしようと思っていたら 爪ヶ城からの尾根道からお二人連れが 展望台に近づくと山本さんではありませんか と 声がかかる どうも記憶が怪しい はい そうですが とは答えたものが・・・ 展望台に登って来られ あ! 山本さんだ Yです お久しぶりですとご挨拶戴く Yさんとは滝山 那岐山でお会いした事があり 今回で3度目 それも滅多に登らない滝山で2度もお会いするとは 実に不思議なご縁だ 私の登山日記を良く読んで戴き 掲載がない時は心配されてメールを戴いたりした 再開を喜び食事をしながら会話を楽しむ

 山頂に出た時は太陽が出ており暖かかったが雲が出てきて太陽が隠れる 隠れた途端 冷え冷えとしてくる ウインドウブレーカを着用し暖をとる 男性がお1人登って来られた 滝神社からと話しておられた 身体が冷えてきた事もありお先に失礼と挨拶し下山する

 下山は足場が良い事もあり快調 登りに要した時間の半分にもならない時間で車の所へ



アプローチ
 青空の下倉敷を出発 いつものように429を吉備路 足守と走る 太陽の陽射しを受け車内も暖かい 吉備中央町に入ると今日も霧が出てくる 加茂川 旭町と走り 休み乢トンネルを抜ける トンネルを出たところで霧が晴れ青空が顔を出す しかし周辺の山並みは霞んでおり判別出来ない 津山市街はガスに覆われているのがわかる

 津山市街の入口で53と合流し 市街地を行く 霧に覆われ山並みを見る事は出来ない 先日訪ねた爪ヶ城の入口を過ぎ 日本原の手前に山並みの眺望が得られる場所があるが 山並みはガスの中、裾野がかろうじて判別出来る程度であった 日本原の温度表示は3℃ まだかなり冷えている 日本原自衛隊前のバス停を過ぎ滝本の信号のある交差点を滝神社の案内に従い左折する ここから登山口まで4Kmだ 那岐池の手前から砂利道に入る 砂利道の入口に滝神社の案内標識があり右手に案内図があるので確認しておくと良い それでもわかりにくいので門衛のようなボックスがある場所に出たら その都度注意して案内標識を確認すると良い 探すと草陰にあったりするものの記載がある 動画にもその部分を写真に撮っておいたが 初めてだとわかりにくいかも知れない 兎に角案内標識を確認しながら滝神社に向かう 神社には数十台駐車可能なスペースがある そこに駐車すでに1台駐車 倉敷ナンバーの車だ