泉山



標高 1209m    難易度 ☆☆    登り61分(笠菅峠コース) 下り45分(笠菅峠コース)  岡山県
倉敷からの距離   105Km        登頂日 2008/12/19  ガイドブック  F写真 動画

駐車位置11:02−11:08登山口11:09−11:29標識−11:39反射板−11:43ピーク−12:04山頂12:20−12:38ピーク−12:40反射板−12:48標識−12:59登山口−13:05駐車位置

登山

 今日は、笠菅峠から泉山(いずみがせん1209m)を訪ねる

 登山支度をして出発する どのあたりから青空が消えてしまったのか記憶に無いが天気予報どおりの曇り空 曇っているから樹氷を見る事が出来たのだろうと雲に感謝する 今日も動画編集用の静止画を撮りながらルートを行く この時期は花が見られないのでルート脇を見る楽しみが無いが それでも何か見つけられないかと自然と視線がルート脇に行ってしまう 林道を登って行き登山口に出る ここからは角ヶ仙が良く見える 角ヶ仙山頂の北側斜面に樹氷を見る事が出来た

 登山口入口に熊出没注意との標識がある リュックに付けている熊よけベルを鳴らすようにして登山道に入って行く 登山道は暫く擬木の階段が続く 振り返ると角ヶ仙を見る事が出来る ルートには粉雪がまだ溶けないで残っているところもある 擬木の階段を過ぎると桧の樹林の中のルート 切り開きがあったり樹林の中のルートになったり繰り返しながら登って行く 切り開きのある場所では 振り返ると角ヶ仙が見える 登るにつれ見え方も少しずつ変化しているようだ ところどころ足元の緩い所があるので下山時 足を滑らさないよう注意が必要だ

 やがて ルート標識がありそこで90度左に曲がる この辺りはなだらかなルートで足が気持ち良く伸びる 尾根ルートを行く 視界が変わり、那岐山 滝山 爪ヶ城の三座が見えるようになる ルートの角度によっては角ヶ仙も見る事が出来る 軽いアップダウンを進んで行くと 反射板とその先に山頂ピークが見えてくる

 反射板まで来るとルートの約半分 反射板は山頂からも確認出来る 反射板から暫くは笹原のルート 小ピークがありそこにルート標識が設置されている ここまで登ると 山頂ピークの北側の斜面に樹氷が出来ている事を見る事が出来る ズームで撮ってみると結構見栄えがする

 樹氷をチラチラ見ながら笹原のルートを降りて行く 降りて行くルートの脇に笹を切って 泉山 の文字があるのだが 降りて行く段階ではわからなかった コルから登り返し 振り返ると文字を確認する事が出来る

 コルから登り返してすぐに急な斜面が待っている ロープが設置されている 足元も緩く滑りやすい ルート上は滑りやすいので少し避け 笹を掴みながら登って行く なんとかロープを使わずとも登ってゆけた

 ここを過ぎれば難しい所は無い アップダウンを繰り返しながら登って行く 山頂ピークも見えて来る 樹氷を形成していた氷がルートに落ち きらきら輝いている この辺りから時々太陽が顔を出すようになる 樹木からかなり落ちてしまっているがそれでもまだ残っている樹氷が太陽の陽射しを受け輝いている 逆光気味だったがなんとか写真に撮る事が出来た そして山頂に出る

 青空がぐんと増えてきた 登ってきたルートを振り返ると北側の斜面が白く輝いている また 西方の1198mピークの北側斜面も樹氷に覆われた山肌を見渡す事が出来た ズームで樹氷に覆われた部分だけ切り取ると随分と違った雰囲気の写真になる 写真に撮ってみてからこのように写るのかと思いがけない発見をする

 周辺の景観を楽しみながら昼食をとる いつもだと1198mピークまで行き尾根沿いの花を楽しむのだが このシーズンでは花は期待出来ない 1198mピークに行かずに下山する 下山は登ってきたルートを戻る 足元の緩い所に注意しながら下山 滑る事無く無事降りる 天気予報通り晴れ間が広がり 青空に映える角ヶ仙を見ながら降りて行く事が出来た 



アプローチ
 朝方雲が多かったが今は白い雲がひとつ浮いている程度で青空が広がっている いつものように429を吉備路 足守と走る 吉備中央町に入ってもガスは無い 気温があがっているのかも知れない ラジオでは岡山県南部は晴れ 北部は曇り 午後になって晴れるとの予報 青空の下 加茂川 旭町と抜け 休み乢トンネルを抜ける 県北に雲は見えるものの青空が広がり 泉山も良く見える 県道159を経由し久米に出て 久米で181へ右折 院庄で179へ左折し北上する 雲井山トンネル出口5℃ 奥津役場7℃と温度表示を確認 大釣りトンネルを抜け奥津道の駅を過ぎてすぐの広域林道へ右折する

 林道の入口には 全面通行止予告(雪のため)の表示があったが路面に雪は見られないので進んで行く 林道を登って行く ノーマルタイヤなので雪や路面の氷結には注意しないといけない 幸いそのような様子も見られない 泉山の山肌を見る 白く見えるところがある樹氷のようだ 登っている間に消えてしまうといけないので車を停め カメラに収める そして 登山口の笠菅峠に 峠の空地には1台もいない