金甲山



標高 403m    難易度 ☆     登り75分(怒塚山経由) 下り48分(みつがしわ新道)   岡山県
倉敷からの距離   26Km        登頂日 2008/12/27   ガイドブック   F写真 山の音 動画

駐車場所10:42−10:47鉄塔#39−10:56鉄塔#38−11:02鉄塔#37−11:08お花畑11:10−11:13鉄塔#36−11:15標識−11:20怒塚山山頂11:24−11:36鉄塔#127_−11:40分岐三角点−11:48分岐−11:53金比羅宮跡−11:54分岐11:56−12:00道路−12:05金甲山山頂12:11−12:20みつがしわ新道分岐−12:31分岐−12:33誠徳院−12:40登山口−12:59駐車場所

登山
 年末の掃除を終え怒塚山(いかつかやま332m)経由金甲山(きんこうざん403m)を訪ねる

 登山支度をして出発する 太陽の陽が射しているのでいつものようにウインドウブレーカを脱ごうと思ったが意外と冷えている 暑くなった時に脱げば良いと着なおして 手袋もして出発する

 竹林のルートを行き 民家の裏手のルートを行き 鉄塔#39とルートを登って行く この時期花は見られない 車や自転車があった事から今日は少なくとも6名の方と出会えるだろうか ひょっとしたら澤本さんに出会えるかも知れないなどと考えながらルートを登る 落ち葉が積もっておりルートが落ち葉で覆われている カサカサと落ち葉を踏みしめ登って行く 時にはツルっと足元が滑ったりする事もあるがすぐに体勢を整え登って行く

 ルート脇に花が無いと あまり記載する事が無い 鉄塔#38 #37を過ぎ 少し登るとお花畑に出る 何か見つけられないかと周辺を見回す 斜面の下の方に赤い実が見られる 良く見ると その周辺のあちらにもこちらにも赤い実が見える ヒヨドリジョウゴではなかろうか 斜面が急で入り込むには難しそう 例え降りて行ったとしても確認出来る葉が残っているかも解らないので無理せずにルートから写真を撮り先に進む 澤本さんにお会い出来たら伺ってみよう

 急なアングルの階段を登り 鉄塔#36に出て 一息 岡山港の景観をカメラにおさめ山頂に向かう 山頂直前で前方を行く男性の方に追いつく ルートを開けて戴いたので失礼してお先に山頂に出る 早速澤本さんの登頂記録を拝見するが12月23日まで記載してありそれ以降は記載するスペースが無くなっている そうこうする内に先ほどの男性が登って来られる お話を伺うと 毎日のように登っておられる由 澤本さんの車がありましたよ と 教えて戴く 今日登っておられたのだ 金甲山に足を伸ばしておられるならお会い出来るかも知れない お先にと声をかけ金甲山に向かう

 ルートを降りる 途中で男性の方とすれ違う 澤本さんとはどうも違うようなのでそのまますれ違う ルートは下って行き 若干のアップダウンがあり鉄塔#127に出る 鉄塔周辺が切り開かれており怒塚山や金甲山を見る事が出来る そのままルートを行く 別の登山ルートと合流 すぐに三角点があるのを見て進んで行く 小鳥の鳴き声がする 木漏れ日が射し込み のどかな感じだ

 金比羅宮の石の鳥居を見て 左に少し行くと みつがしわ分岐 帰路はここをみつがしわ新道に向かって降りる 分岐を右にとり登って行くと人声が聞こえてくる あ! 澤本さんだ 女性3名と一緒に降りて来られた こんにちは山本ですと ご挨拶させて戴く ああ 倉敷のと覚えておられた しばらく立ち話 金甲山の方へ足を伸ばすのは久しぶりで 今日は連れがあったからと話しておられた ヒヨドリジョウゴの事も伺う ヒヨドリジョウゴは最初に出会った時 私がホームページに掲載した写真の名前が間違っており 教えて戴いたもので印象が深い 澤本さんも そのような事がありましたねと話しておられた それでは気をつけてと声をかけて戴き お別れする

 ここで出会えるとは あと数分 いや 数十秒遅れていたら お会い出来なかったとその偶然を喜ぶ

 みつがしわ分岐から階段状のルートを登り 自動車道に出る 自動車道に出たところから怒塚山を見る事が出来る 自動車道を登り 展望休憩所の屋上にある金甲山山頂に行く 山頂には山頂標識ならびに三角点がある 屋上から瀬戸内海の景観を一望出来る 小豆島や四国が見える 瀬戸大橋もなんとか判別出来る 雲が広がり 青空というわけには行かなかったが 久々に瀬戸内海の景観を楽しむ事が出来た 逆光気味で太陽の光を反射する海と島影をとらえる事が出来た

 ひょっとしたら澤本さんのグループに追いつけるかも知れない 昼食は歩きながら食べる事として 瀬戸内海の景観を楽しみすぐ下山する 登ってきたルートをみつがしわ分岐まで戻り そこで ストックを準備し降りて行く

 いつも花があるところに出る ヒヨドリジョウゴが赤い実をつけていたが先ほどのお花畑のような広がりはなく ほんの一部 枯れ草にまぎれていた 他に花は見当たらないので周辺をあまり見る事なく足元を確認しながらとんとんとテンポ良く降りる ここでは相当時間を縮めただろう 渓流を跨ぎ 分岐を過ぎ誠徳院に出る ここからは割りと平坦な道 上の溜池 下の溜池 登山口と降りて行く マユミの木が一本 まだピンクの実を残しているのを見て 少し行くと前方に澤本さんのグループを発見 足元にはセイヨウタンポポとホトケノザが顔を見せてくれた この時期でも花を咲かすのだ

 澤本さんのグループに追いつき一緒に駐車場へ またお会いしましょうと挨拶を交わし それぞれの車で帰途へ 4人が個々の車で来られており 駐車場の数と人数と一致した 新しく駐車している車が1台あった



アプローチ
 真っ青とはゆかないまでも青空が広がり太陽の陽が射している 県道22を倉敷川沿いに走り 藤戸寺 植松駅 サウスビレジを抜ける 怒塚山から金甲山に繋がる尾根筋を車窓から見る事が出来る 国道30を横断 次の信号を右折し広域農道を行く 橋を渡ってすぐの信号を左折 金甲山を正面に見て走り 県道45を左折 左手に児島湖が見える マルナカ郡店を過ぎ 郡の信号前の駐車場に置かせて戴く すでに5台の自動車と自転車が1台置いてあった