熊山



標高 508m    難易度 ☆     登り89分(権現道ルート) 下り53分  岡山県
倉敷からの距離    44Km        登頂日 2009/01/09    ガイドブック  F写真 動画

駐車位置9:53−10:02分岐−10:06丸木橋−10:08分岐−10:24小ピーク−10:32分岐−10:36_29丁−10:42_鉄塔−10:44八合目−10:52道−11:00展望台11:03−11:10熊山神社−11:13駐車場−11:20ヤブ入り−11:25三角点11:38−11:46駐車場−11:53分岐−12:00八合目−12:01鉄塔−12:06分岐−12:08分岐−12:16鉄塔−12:24合流−12:31駐車位置

登山
 県北は天気が悪いようだ 近場の熊山(くまやま508mを訪ねる

 太陽の陽射しを受け 日向ぼっこをしているような心地良さを感じる 自動車道を登って行くと溜池があり 堰堤に2台駐車していた 登山者かも知れない 溜池を左手に見ながらルートを行く 小鳥の鳴き声が聞こえてくるが 新幹線などの音も聞こえて来るので音を録る気持ちになれない

 おや? 何か書いてある この先いのししのわなあり と書いてある 赤で強調した わな の字が薄くなっている 2005年の記録にも記載があるが ルートのあちらこちらに見られる こんなにあったのだろうかと記憶が怪しい

 最初の分岐は帰路、右手から降りてくるルート そのまま直進する 丸太の橋を渡ると 登りがきつくなり且つ滑りやすい 一度ズルとやり手をついたがそれだけで済んだ 少し緩やかになったところに分岐があり 分岐を右に進む 左はどこへ行くのか不明だが右のルートより広い

 ルートが狭くなるが一本道 山を左手に見て巻くように進む 今度は尾根筋を登って行くのだが ルートがどれか判別しにくくなっている 上を目指せばすぐにルートが判別出来る 尾根を登って行く 振り返ると吉井川を見る事が出来る 逆光で写真には撮れなかった 左手には坂根ルート 右手には帰路の中尾鉄塔ルートを見る事が出来る このルートは権現道と言うらしい ツツジのシーズンにはこのルートも両側のルートもミツバツツジの紫色の花を楽しむ事が出来る

 ルートを登って行くとしょうね岩と呼ばれる小ピークに出る ここから先は吉井川の景観を楽しめないのでここでゆっくり楽しむと良い 周辺の景観も得られちょっとしたもの 景観を楽しみルートを行く

 今度は坂根ルートと合流する 合流地点に、登ってきたルートは権現道と記載されていた これまでより道幅が広くなる また 距離を示すのだろう丁石があり順番に丁をきざんでいた 29丁を過ぎ 30丁辺りかと思うところに分岐がある 戻るようにしてもう一筋のルートがあり、標識を見ると 大谷山300mと記載されている この標識はこれまで気付かなかった これまで権現道を大谷山ルートと呼んでいたが どうやら間違っていたようだ 早速これまでの記述に変更をかける インターネットを調べてみるとこちらのサイトの地図が参考になる 今までなんとなくすっきりしなかった大谷山の事がわかり すっきりする
 

 この辺りのルートは平坦で幅広のルート 足が気持ち良く伸びる ルート脇にシダが見られ 少し変わったムードである やがってNo208鉄塔に出る ここから展望台を見通す事が出来る また、ここに分岐があり 帰路にはここまで戻り分岐を中尾鉄塔ルートへ降りる

 鉄塔を過ぎルートを行くと 八合目の標識がある 小さい標識なので見逃す事が良くある そこからルートは少し下って行く 話し声が聞こえてきた 女性3人のグループ こんにちはと挨拶を交わしすれ違う 堰堤に車を停めておられた方だろうか? 下ってから今度は丸太の階段を登る 遊歩道を横断して登って行く ここでも女性お1人とすれ違う

 ルートを登って行くと 熊山遺跡の裏手に出る いつもはショートカットして展望台に出るのだが 今日は動画編集も考えているのでそのままルートを登る 遺跡を裏から見るのも一味違う雰囲気だなと 角度を変えて何枚か写真を撮る 遺跡の正面には正月のお飾りがあった

 遺跡を見て 展望台に行く ここでもご夫婦連れとあう 展望台からは吉井川の景観や瀬戸内海の島々を遠望出来るのだが 今日は遠望がきかない 太陽の陽射しもいつ頃から翳ってきたのか 雲が厚くなり寒々とした雰囲気だ じっとしていると冷たく感じるので すぐに山頂を目指す

 熊山遺跡の周辺に見られる 五輪塔などを見て 樹齢約1000年という大杉 そして、熊山神社に寄り 自動車道に出る 駐車場を通り抜け少し行くと 熊山無線中継所の標識がある 行き止まり 通行禁止と記載されている そこを入って行く 少し登った地点にチェーンがあり車は入れないようにしている 今日はチェーンを跨がなくても山頂に行けないか チェーンのある三叉路の角から山に入って行く 冬枯れのシーズンでありブッシュの繁りは無いものの進路を遮っている小枝を払いながら強引に上へ上へと目指す その内三角点に向かうルートらしきルートに出て目出度く目的地に

 三角点は中継所の裏手にある 記念写真を撮り 中継所の広場に出て昼食にする ここから片上湾を樹間から望む事が出来る 樹木が伸びわかりにくくなってきた 北側は県北の山を遠望出来るのだが ここも樹木が伸びてきている

 すぐに帰路につく 帰路は展望台は迂回し 遊歩道を経由して坂根ルートに入り鉄塔208まで戻る 鉄塔の分岐を左に入る 2ヶ所分岐があるがどちらも右に進む 丁度頃合いのルートなのでテンポ良く走るようにして降りて行く 尾根道に出てくると前方に吉井川が見えてくる 鉄塔の下を潜り 降りて行くと今度は溜池が見えてくる 溜池の写真をカメラに収める為歩みを止めたら 何と ミツバツツジの薄紫色のつぼみが大きく膨らんでいるのを見つけた

 登ってきたルートに合流し車のところへ ここで万歩計が無いことに気がついた どうやら三角点に向けてヤブ入りした時 小枝にとられたようだ



アプローチ
 すっきりとした青空とは言えないが太陽の陽が射している 2号線を岡山に向けて走る 渋滞を避け少し遅く出発 大きな渋滞は無いものの岡山市街地に入るまでは結構混む 岡山の市街地に入ると立体交差となり 流れは順調 吉井川を越え 長船の信号で左折しNTN社宅の裏手を目指す 裏手にある墓地の駐車場に駐車させて戴く 墓地に来られた方か1台駐車していた