駐車位置11:30−11:41コル−11:57第2リフト−12:16擬宝珠山山頂12:28−12:44駐車位置
今日は、雪を求め擬宝珠山(ぎぼしやま1110m)を訪ねる気温が上昇しており積雪量も少なそうだ 帽子や手袋は冬の支度は必要無さそうだとリュックにしまう 輪カンジキは不要だろうと軽アイゼンのみをリュックにくくり すぐ履けるようにして出発する 青空が広がり実に爽快な気分 道路を行き ゲレンデの外周部分を歩いて行く ゲレンデは山肌が露出している部分もありショベルカーなどを使って 別の場所に残っている雪を集めゲレンデに使えるよう整備を行っていた 雪面はそうした重機でならされており 靴のまま歩いても支障なく歩ける リフトの脇を抜け 象山と擬宝珠山のコルに向かう 左手に象山を見て その裾野の位置に湿原が顔を見せ、湿原を周遊する木道が見えた いつもは雪に覆われ見えない こうした周遊ルートがある事を知った
コルに出る 標識があり右 擬宝珠山コースに向かう このコルの位置も笹が顔を出し 夏山ルートの部分にはまだ雪が残っている状態 夏山ルートをはっきり追う事が出来るので ルートに従って登って行く 雪が残っていると言ってもブッシュにかかっている部分は地肌が出ている部分があり 土の上を歩いて登って行ける ルートはジグザグに登っており ターンをする時 雪の上を歩くというような感じ
次第に高度をあげて行く 時々雪の斜面をトラバースするようにして登って行く 雪質は適度に柔らかく 軽アイゼンを履かなくても少し踏み込めばしっかりと足を支えてくれるのでそのまま登って行く 第二リフトに出る斜面は少し急な所があったがそのまま登って行く
第二リフトはすでに運休 滑走禁止と表示されていた ここまで登るとあとは緩やかな登り ここに来ても夏山のルートを追える 足跡も見られる 足跡はルートを外れ尾根に出ている 私も足跡を追い 尾根に出る 尾根に出ると尾根沿いのルートが見える 雪は残っているもののブッシュがも顔を出しておりいつもの景観とは異なる 周辺の山々も白さが違う 尾根沿いのルートも場所によっては地肌が出ているところもあった
尾根には足跡がいくつも見られる 中には足をとられ深く埋もれているのも見られた 踏まれた跡を歩いている分には足をとられる事はなかったが 時には外し くるぶしの下まで埋もれた事があったが積雪量はそんなにない 雪に覆われた尾根の写真を撮りながら登って行くと 前方に山頂を示す標識が見えて来る そして山頂に着く
山頂標識の周りは雪が消え全容が顔を見せている 私の身長よりもかなり高い この標識がすべて埋まっていたり 頭だけ顔を見せていた事があったりしたのが嘘のようだ 時折風が吹くが気温が上昇しているせいか冷たさは感じない 周辺の山々を見渡しながら昼食をとり 昼食を終えてすぐに下山する
下山コースはいつものように斜面を降りよう ブッシュに入ると嫌だから夏山ルートをと思ったが どれがルートか判別つかない 斜面を見渡すと裾野の方までなんとか追えるので ブッシュを通らずに降りれそうなルートを目で追い 急な斜面を降りて行く 雪質は柔らかく靴を受けてくれるので滑る心配は無さそうだ 時折ずぼっと太ももの辺りまで足をとられるのでペースを上げると転倒する可能性がある 足場を確認しながら降りて行く 時々立ち止まってブナ樹林の写真をカメラに収める 大体いつも降りていると思われるルートを降り ロッジレストランの脇に下りる あっと言う間に降りてしまった
このところ天気の良い日が続いている 予定をこなしてやっと時間がとれた 青空に薄らと雲が見えるがすっきりと晴れている 高梁川の川面に浮かぶ水鳥も青空を喜んでいるように見える 出発時刻が遅かった事もあり川辺橋の渋滞はそれほど無く 順調に抜ける 豪渓泰橋の温度は7℃ 大分気温があがってきた 橋を渡り180へ左折し車の流れに乗って北上する 高梁市街地はガスは見られない 井倉12℃ 新見16℃ 明地峠18℃と気温はどんどん上昇してくる 今日は山陰地方の方が最高気温が高くなるとラジオで放送していた明地峠を抜けると 大山が見えて来る 気温が上昇している為かぼんやりとした青空 その中に大山も顔を見せてくれる 雪は大分少なくなっているようだ 高尾で181に合流しそのまま181を日野川沿いに走る 沿道の温度計は22℃とついに20℃を超えた 江府で482へ右折し鏡ヶ成国民宿舎を目指す
ジグザグに国道を登ってゆくと高原台地に出 大山から烏ヶ山に連なる山並みが見えて来る 道路脇に雪は見られない 道路沿いの温度計は24℃と更に上昇している 下蚊帳に近づくと三平山が見えてくる 山肌がかなり露出している 今年は雪の三平山は望めそうも無い
下蚊帳の三叉路を左折し鏡ヶ成に向かう ここも少しジグザグの登りがあり そこを登りきるとまた高原台地となっている そしていつもは一面に広がる雪原の先に大山と烏ヶ山を望む事が出来るのだが 今年は雪原は見られない 県道45に乗り 烏ヶ山展望場所付近にきてやっと雪が顔を見せる 除雪された雪の壁も見られない 雪面からブッシュが顔を出し 雪が消えている部分が結構ある それでも鏡ヶ成に近づくとすこしづつ雪は増え 雪とブナの樹林を見る事が出来る そして 鏡ヶ成に 気温は何度だろうかと見ると14℃ ロッジレストラン前の駐車場所に車を停める 駐車場の周りも地肌が顔を出してきている 象山は大方雪が消えている 擬宝珠山はまだ雪が見られ スキーやスノーボードを楽しんでいる人達が見られた