声ヶ乢530m10:24−11:01第一展望所−11:11水場30m−11:13第二展望所分岐850m11:16−11:36標高1000m−11:45展望所11:47−11:55第三展望所(爪ヶ城跡)−12:07山頂12:32−12:37第三展望所−12:41展望所−12:46標高1000m−12:53第二展望分岐−12:57第一展望所−13:10声ヶ乢
今日は爪ヶ城(つめがじょう1,114m)を訪ねるウグイスを初めとする小鳥の鳴き声が聞こえてくる 声ヶ乢の声は小鳥の声なのだろうか あちらからもこちらからも聞こえてくる 登山支度をすると駐車場周辺にヒメレンゲを初めとする色々な花が咲いている 早速カメラを手に花の写真を撮る ヒメレンゲ クサイチゴの実 イワニガナ カタバミ ヒメジオン ウシハコベ ウシハコベより更に小さい花など見つける
いろいろな花の見送りを受けながら登山口から丸太の階段を登って行く 登山口には標高530mと書いた標識があった 早速スイカズラ ヤマツツジが顔を見せる ニガナやウシハコベも見られる 階段をジグザグに登って行く ウツギ ノアザミ コガクウツギ ノイバラ イワニガナと次々と顔を見せてくれる コガクウツギは花弁が落ちているものも見られるが すがすがしい真っ白な花弁は美しい 結構あちらこちらで顔を見せてくれるのでつい何枚も写真を撮ってしまう ドクダミも一花寂しげに咲いていた
今度はヤマボウシだ ルートに沿って何本も木があり 沢山の花をつけていた 薄日が射しこみ 葉の緑と白い花のコントラスが美しい モミジの新緑も輝きを見せてくれる タニウツギがまだ花を残していた イヌノフグリやサルトリイバラの実を見つけたりしながらルートを登り 第一展望所に出る 雲海の丘と記載があるが 今日は雲海は見る事が出来ない
ここから樹林帯の中のルートとなる オカタツナミソウが顔を見せてくれる ニガナ ウツギ コナスビなどがぽつぽつと顔を見せる そして分岐を左へ行き第二展望所に出る
第二展望所からは正面に山形仙が見える 今日はぼんやりとした景観 足元にはノアザミが咲いていた 振り返るとこれから登るピークを見上げる事が出来る すぐにルートに戻り 分岐から登って行く
ここからしばらくウツギ サワフタギ タニウツギが次々と顔を見せてくれる ウツギ サワフタギは今が最盛期 タニウツギはピークを過ぎてはいるが最後の美しさを保っている コゴメウツギ ノイバラ ヤマツツジも顔を見せる これら木に咲く花に伍して オトコエシ オカタツナミソウ ノアザミ ニガナなども顔を見せ 写真を撮るのが忙しい
鎖のあるところに出る ルートにある岩の間にヤマツツジが花を咲かせ フタリシズカがなんとか花の一方を残しているのを見つけた 花糸と言うらしいが1本しか見られない ここを少し登った地点が第二展望所を見下ろせる限界 第二展望所から見上げたピークまで登ったようだ
登りは緩やかになる 変わった花を見つけた 調べるとナツハゼと言うらしい これまでに出会った事のない花に出会えるのは嬉しい 今度はベニドウダンだ ナツハゼと並ぶようにして咲いている もう少し先かと思っていたがこの辺りにもあるのだ ナツハゼやベニドウダンの写真を撮ったのが11:35 標高1000m地点の写真が11:36 標高1000m地点を境にベニドウダンがあちらにもこちらにも顔を見せる
ベニドウダンは次々と顔を見せ楽しませてくれる ベニドウダンの他にもヤマツツジ タニウツギと赤系統の花が多い ヤマボウシ サワフタギやミカン科の花と思われる花も咲いていたが名前がわからない 展望所の表示がある周辺はどれもベニドウダンである
ルートを展望所に向かう ここから県北の山が見渡せるのだが遠望はきかない 右手方向に爪ヶ城の山頂ピークを伺う事が出来る 山頂を中心に6枚の写真を撮り 合成する 合成した写真を見ると写真の合成技術は随分と進歩したものと感心させられる
展望所を後にベニドウダンのトンネルを降りて行く 足元にはベニドウダンの落花が一杯 まだ色が見られるので落ちてからそう日数は経っていないように思う
下ったところにサラサドウダンの大きな樹がある 案の定足元にはサラサドウダンの落花が沢山落ちている ベニドウダンより大きな花だ 上を見上げるとまだ花が残っていた そこから少しルートを登ると第三展望所に出る
第三展望所から爪ヶ城山頂 滝山山頂は見えたが 那岐山山頂は翳んではっきりしなかった ここでも9枚写真をとり合成する
展望所を後に 山頂に向けてルートを行く 軽いアップダウンのルート サラサドウダンが幾つも顔を見せてくれる 特徴のある花を見つけた ナツグミのようだ ナツハゼに続いて新しい花に出会え実にラッキー そして山頂ピークに出る
山頂ピークにショートカットで登れるルートがある 岩を登って山頂標識の所に出るのだが右手にベニドウダン 左手にサラサドウダンの大きな木があり沢山の花を咲かせていた この登山口の写真も4枚を合成した そして山頂に立つ 山の斜面を見ると サラサドウダンやベニドウダンと思われる木々があちらこちらに見られる 11枚の写真を合成してみたが近景をカメラの向きを大きく変えて撮ったものはそうした立体的な表現は難しく 物足りない写真になった
山頂周辺にはサラサドウダン ベニドウダンの他にヤマツツジ タニウツギ ニシキウツギ等が咲いていた そうそう 第三展望所から山頂に出るルートの途中で5名のグループとすれ違った また、私が登り始めたタイミングと前後して駐車場に停められたお二人連れが登ってこられ挨拶を交わす 100mほど滝山方面に行かれたらサラサドウダンが群生していると伺い そちらに足を伸ばす
教えて戴いたとおりサラサドウダンが沢山花を咲かせていた こちらはまだ沢山花を残しており見事であった 白っぽいサラサドウダンも見られた また ベニドウダン サワフタギも咲いていた 太陽の陽射しにも恵まれ花々の美しい姿を楽しむ事が出来た
山頂に戻り お二人にお礼を言い下山する 下山は登ってきたルートを降りる 標高1000mを過ぎた地点だったろうか 男性の方お一人が登って来られるのとすれ違う 第一展望所では 先にすれちがった5人のグループが休んでおられる中をお先に失礼と声をかけ降りて行く 足元がしっかりしており走るようにしてテンポ良く降りる
10日に梅雨入りしたそうだが今年は雨が少ない 曇り空ではあるが雨は無さそうだ いつものように429を走る 吉備路 足守 加茂川と走って行く 気持ちを表すかのようにどんよりとした空模様 景観も鮮やかさが見られない 旭川ダムは水位を随分下げている 田植えが始まり農業用水の需要が増えている為だろうか 旭町を走り 休み乢トンネルを抜ける 泉山は全く見えない 429をそのまま走り 津山市の入口で国道53に合流 あとは53に乗って走る ここまで来ると 泉山の山容がぼんやりながら確認出来る 津山市街を抜け 津山のインターチェンジを抜ける 今度は那岐山に連なる山並みが見えて来る 勝北町役場のすぐそばにある広戸仙登山口の標識を左折して山に向かう 道なりに走って行く 要所要所に登山口の案内があるので標識を確認して行けば良い 標識と言っても道路標識のような立派なものではないので見落とさないよう注意が必要だ 小型車と大型車を分ける標識があり 小型車の標識に従い声ヶ乢の登山口駐車場に向かう 駐車場にはすでに2台駐車