声ヶ乢530m9:44−10:22第一展望所−10:31水場30m−10:35第二展望所分岐850m10:37−10:58標高1000m−11:09展望所11:11−11:19第三展望所(爪ヶ城跡)11:20−11:30山頂11:46−11:53第三展望所−11:58展望所−12:03標高1000m−12:13第二展望分岐−12:18第一展望所−12:33声ヶ乢
今日は爪ヶ城(つめがじょう1,114m)を訪ねる 夕方から合唱の練習があるので早く帰宅しようツクツクボウシの鳴き声を聞きながら登山支度をして出発する 登山口には標高530mと書いてある 標高差約600mと計算される 丸太の階段を登って行く ハギ ゲンノショウコ カタバミ オトギリソウ ヘクソカズラ シラヤマギク クズ ヨウシュヤマゴボウ キンミズヒキ イタドリと出会う花の写真をメモ代わりに撮りながら登って行く クズ イタドリは海外に於いて 日本からの外来種として猛威を振るっているという記事を読んだ記憶がある 見るからに強そうだ
丸太の階段から砂利道となりジグザグにルートを登って行く この辺りはヤマボウシが咲いていたところと思って見回すと特徴のある実をちょこんと稔らせていた 枝の先にシシウドのような放射状の花を咲かせている木が何本もある 調べてみるとタラノキのようだ 早春にはタラノメが沢山収穫出来そうだ
ヤマボウシやタラノキのある場所を抜けるとまたクズやハギなどが顔を見せるようになり ノササゲ ヤマジノホトトギスも顔を見せてくれる そして第一展望所に出る 第一展望所は雲海の丘と呼ばれているようだがまだ雲海のシーズンには早そう ここから市街地を見渡す事が出来る
第一展望所からしばらくは樹林の中のルート それでもフシグロセンノウ アザミ ママコナ ヤマジノホトトギスを見つける そして第二展望所分岐に出る 分岐を左に行き、展望所に出る 正面に山形仙を見下ろせる 展望所の標高を調べると876mで山形仙の標高791mを超えている 足元にはツリガネニンジンが顔を見せてくれる
ルートを分岐に戻り登って行く 6月にはウツギ サワフタギ タニウツギが賑わっていた場所だ ウツギは特徴のある実をつけていた アザミ フシグロセンノウ ツリガネニンジン ママコナに出会いながら登って行く ママコナが結構多い ルートを振り返ると第二展望所の屋根が見え隠れしていた 山を巻いて見えなくなると登りの傾斜は緩くなり 標高1000mの地点に出る
標高1000m地点の少し先に石のベンチがあり、休みながら景観を楽しむ事が出来る 尾根道は平坦なルート 前方に那岐山に連なる山並みがわずかながら顔を見せてくれる この辺りはベニドウダン サラサドウダンが咲き ナツハゼを見つけた場所 ナツハゼはどのような実をつけているのか注意して探す ドウダンツツジと思われる実があり その近くに丸い実をつけていたものを見つける 実に花と似た特徴のある文様がありどうやらナツハゼらしい 近くにホツツジも群生し、花を咲かせていた
ベニドウダンかサラサドウダンか区別がわからない その少し先に展望所がありその標識の近くにはベニドウダンが群生していた記憶がある そこでベニドウダンの実を確認する 先ほどのものと良く似ているのでベニドウダンのようだ 爪ヶ城にはサラサドウダンもベニドウダンも咲くのでその実の違いを判別出来ないか その後も注意していたが残念ながら判別出来る情報は得られなかった
展望所の案内に従って少し左手に入り 県北の景観を楽しむ 大山は雲の中のようで判別出来なかった ルートに戻りベニドウダンの並木道を下りて行く 下りた地点にサラサドウダンの大きな樹があるが実は確認出来なかった 樹林の中のルートを行き 第三展望所に出る
第三展望所は見晴らしが良い 爪ヶ城の山頂がすぐそこに見え その先に滝山 那岐山と重なるようにして見える 日本原演習場の溜池なども見渡す事が出来る 展望を一望してルートに戻り山頂を目指す
樹林帯の中のルートを行く ナツグミの花を見つけたのはどこだったろうかと記憶を頼りに注意していたがそれらしいものを見つける事が出来ずに山頂に出る 途中ナナカマドに出会う 大分赤みが出ていた
山頂には黄色の花が咲いていた ハナニガナのような形だが少し違うように思う 調べてみたがわからなかった 山頂からの眺望は得られない ウツギやベニドウダンを見つける クマシデと言うのだろうか蓑虫のような花?が枝にぶら下がっていた 山頂を滝山方面に行ったところにサラサドウダンが咲いていた事を思い出し、探してみたがどれだか判別出来なかった
食事をとり 記念写真を撮って下山する 下山は登ってきたルートをテンポ良く戻る 登りで男性一人とすれ違う くだりで男性二人とそれぞれ別の場所ですれ違う 期せずして今日は男性ばかりだった
倉敷は曇り空であったが足守を過ぎた辺りから空に青みが出てくる いつものように429を走る 加茂川に来ると陽が射しこむようになってくる 旭川ダムは随分水位を下げている 陽射しを受け明るい 旭町を過ぎ休み乢トンネルを抜ける 泉山は見えない 津山市街地の入口で53号に合流する 津山線を右に見て走って行くと左手前方に山並みが見えてくる 泉山はガスに覆われているのが見える 津山市街を抜け 津山のインターチェンジを抜ける 今度は那岐山に連なる山並みが見えて来る 勝北町役場のすぐそばにある広戸仙登山口の標識を左折して山に向かう 道なりに走って行く 要所要所に登山口の案内があるので標識を確認して行けば良い 標識と言っても道路標識のような立派なものではないので見落とさないよう注意が必要だ 小型車と大型車を分ける標識があり 小型車の標識に従い声ヶ乢の登山口駐車場に向かう 駐車場にはすでに1台駐車