猫山



標高 1195m 難易度 ☆     登り68分 下り34分  広島県
倉敷からの距離    124Km        登頂日 2009/09/08   ガイドブック  写真 動画

駐車場10:14−10:34リフト終点10:35−10:39水場−10:42山上さん10:44−11:25山頂=11:27笹原11:44=11:45山頂−12:04山上さん−12:08リフト終点−12:19駐車場

登山
 今日は久々に猫山(ねこやま1195m)を訪ねる 4年振り4回目になる 道後山を訪ねたくなり、それだけでは物足りないのでまずは猫山を登る
 登山支度をして出発する 虫の音も小鳥の鳴き声もセミの声も聞こえてこない 登山口がどこかわかりにくいかもしれないが駐車場の奥にあると判れば探す事は出来るだろう ほんの数10m 草原の中を歩く ゲンノショウコ イヌトウバナ キンミズヒキ カワラナデシコ ワレモコウ ツリガネニンジン ヤマハッカなどを見つけルートに入る 樹林の中のルートで花は少ない ママコナが時々顔を見せる 時折小鳥の鳴き声が聞こえてくるがすぐ聞こえなくなる

 やがてスキー場のゲレンデが左手に見えてくるようになり、登り始めてから20分程でリフト終点に出る リフト終点の位置には登山道からアクセス出来るように道が出来ており 景観を楽しむ事が出来る パノラマ編集が出来るよう何枚か写真を撮りルートに戻る

 リフト終点のポイントを過ぎて数分登るとルート表示があり少し右に曲がる 迷い道と思われるが、尾根をそのまま登って行くルートもついているので注意しよう ここまで登りが続き額に汗がにじんできている もう少し登りが続けば汗がたれるのだろうが 右に曲がると平坦なルートになる 負荷がかからなくなり額ににじんだ汗はいつの間にか乾いてしまった 右に曲がった所に岩場があり水場と記しているが今日は水の流れは無かった

 足取り軽くルートを行く ルート脇にゴマナ モミジハグマなどを見つける ルート左手に簡易小屋が見えてくる 山上さんがある 三体の石仏が安置されている

 山上さんの写真を撮りルートを行く 平坦なルートは更に数分続き アキチョウジ ソバナを見つける 樹林の切れ間から畑が垣間見られるようになるとルートは大きくカーブして登りになる ホツツジ ヤマハギ サンインヒキオコシ ママコナ アキチョウジ ソバナ キバナアキギリなどが顔を見せる 登りが続き 引っ込んでいた汗もまたにじみ出してきた そしてついに1滴たれる

 最近の登山では記録をメモせずに写真に撮って それを見てこの日記を書いている 汗がたれた時は自分の顔にカメラを向けて撮っている ファインダーを見なくても結構撮れている 少し登ると猫山と書いたルート標識に三坂小学校と記載されている 近くの小学校が課外教育でここに登られているのかと思いインターネットで調べてみると 休校中と書かれていた 少子化の影響が出ているようだ

 時々太陽の陽が射しこんで来るようになってきた 何の実がわからないが赤い実が陽射しを受け輝いていた そして山頂に出る 山頂には二等三角点があるが眺望は得られない 山頂標識の周りにヤマハッカが群生していた

 山頂から100mほどのところに展望の得られる場所がある すぐにそちらへ向かう 草原が広がり180度の展望が得られる 草原にはシコクフウロ ネコヤマヒゴダイ タンナトリカブトを見つけた 昼食をとりながら花を探す 周辺の散策を終え下山する 下山は登ってきたルートを戻る 足場がしっかりしており下りのテンポを楽しむ


アプローチ
 朝晩大分気温が下がり秋らしくなってきた このところ天気が安定しており今日も青い空が広がっている 朝の通勤ラッシュで車の流れはのろのろだがそれだけ青空を映した高梁川の景観を楽しめると気持ちをゆったりさせる 川辺橋 総社大橋を過ぎると車の流れは良くなる 豪渓泰橋の温度表示22℃を見て180に乗り、北上する 井倉23℃ 新見26℃と気温は上昇してくる 新見インターを過ぎてから182に乗り 東条へ向かう 182の田園風景を楽しみ 東条からは314に乗る 山がぐんと近くなる 曲がりくねった道になるが片側1車線が確保されており走り易い 小奴可(おぬか)の郵便局を右に見て2つめの交差点にNekoyamaとローマ字で記載した案内標識があるので 標識に従って右折する 途中1ヶ所三叉路を左に曲がる 猫山に向かう時は特に問題はないが帰路ここを曲がれるようポイントを押さえておくと良い あとは道なりに走ってゆくと猫山スキー場の施設があり 施設を過ぎてまもなく左手に広い無料駐車場がある 駐車場の入口に猫山登山口と書いた標識がある 駐車場の奥まったところから登山道に繋がっている 駐車場には駐車している車は無かった 東条辺りから雲が増えてきて太陽は隠れてしまった