駐車位置11:00−11:15休憩所11:22−12:14小ピーク−12:36_1198mピーク−13:00山頂13:14−13:40反射板−14:04登山口−14:11笠菅峠14:15−14:48駐車位置
登山 今日は泉山(いずみがせん1209m)のCコース(大神宮原)を登り 時間が許せば笠菅峠におりるコースを行こう
雪山はこの冬初めてになる スパッツを履き手袋を準備 雪の状況が読めないので輪カンジキとアイゼンと両方を持つ 登山口に熊出没注意の警告がある、警告に従い熊避けのベルをセットし出発する 暫くは雪の無いルートを行く ところどころ雪が見られるが歩くのに何ら支障無い
泉山登山道の標識に従いバイパスするようにして階段のルートを登り 尾路スカイビューと呼ばれているところに出る ここから山頂が望め 反対側は森林公園を取り巻く山並みが見える 雪が積もればススキがすべて雪の下になり雪原が広がるのだが 今日はまだ枯れススキが顔を出している
尾路スカイビューを過ぎ登って行くと ロープがありそこを過ぎると休憩所跡に出る昨年の大雪で倒壊し基礎部分だけが残っている この辺りに来ると路面に10cm程度の積雪が見られる この様子ならいずれアイゼンを履く事になるだろうからここで履いておこうとアイゼンをセットする
ルートを行く 雪があるだろうと思っていたが暫くは雪の無いルートを行く 落ち葉がアイゼンの爪に挟まり 次第に歩きにくくなる 木の根などをけとばし爪に挟まった葉や泥を除きながら登って行く その内次第に雪が増え ルートは雪に覆われる 気温が上昇している事もあり雪は柔らかくアイスバン状態では無い 深いところでも20cm程度でくるぶしの辺りと比較的楽に登れる
Cコースの登山ルートは割りと単調な登りが続きポイントになるような場所が少ない 急な登りの箇所が4ヶ所あり 途中途中に緩斜面がある 急斜面の所では振り返ると森林公園の山並みや三ヶ上などを見る事が出来る
急な登りを3ヶ所登った地点に標柱があり小ピークと称している ここから最後の急登にかかる 気温が冷えていると樹氷などが期待出来るが今日はその兆候は見られない ロープが設置されているが半分以上は雪に埋もれている ロープを使って身体を引き上げる方が登り易いので ロープが出ている所はロープを使う 使っていると雪に埋もれていた部分が雪を撥ね退け顔を出してくれるので次々と上の雪を撥ね退け登って行く
ロープが終わり緩斜面になると尾根ピークは近い 太陽の陽射しを受け輝いている雪面をサクッサクッと雪を踏みながら登って行く 標柱がここだよと招いてくれる どんな景観が展開するか楽しみな一瞬だ そうして1198mの中央峰に出る
尾根に飛び出すと、その瞬間 視界が広がる 雪に覆われた尾根道だ トレースを読めるが今日のでは無さそう ブッシュが顔を出しておりまだ積雪は多くない 泉山山頂に向かって尾根を行く 靴が埋もれる程度で深いところで膝下半分程度 比較的楽に歩ける 雪景色をカメラに収めながらルートを行く 楽に歩けるとは言っても登り斜面になると結構息があがっている そして泉山山頂に出る
山頂には誰もいない 足跡も無く真っ白な雪面が迎えてくれる 三角点が頭を出していたので積雪は知れている 風は無く、太陽の陽射しを受けぽかぽかとした感じ 山頂から360度の景観を楽しめる だが大山ははっきりしない 三ヶ上や角ヶ仙など特徴のある山を確認しながら昼食をとる
記念写真を撮り下山する 下山は笠菅峠方面に下りる 雪の笠菅峠ルートはこの3月に降りた トレースも見られ雪景色を楽しみながら降りて行く ロープのある場所では雪の時の方が楽(尤も下りだが) 泉山と書かれた笹文字も判読出来た 反射板を過ぎると 雪はぐっと少なくなるが樹林帯になるとまた雪道となる ルート標識のあるところを90度右に曲がり降りて行く 樹林が開けるところが何箇所かあり そこでは正面に角ヶ仙を見る事が出来る 擬木の階段も雪が覆ってはいるが階段の模様が見える 足場を選びながら登山口に下りる 登山口の林道は雪に覆われていた そのまま広域幹線林道に行き 林道に出たところでアイゼンを脱ぐ 登山口の駐車スペースは雪に覆われていた
広域幹線林道を下り Cコース登山口へ 途中林道からCコース尾根ルートを見渡す事が出来た
早朝深いガスに包まれていた倉敷も、出発する頃は青空が顔を見せる それでもまだガスの影響があるのか遠方に見える山並みは霞んでいる いつものように429を吉備路 足守と走り 吉備中央町に入る 少し前からガスが出てくる 加茂川道の駅を過ぎた辺りではフォグランプを点灯し、速度を落とす 小森温泉まで出ると濃いガスは消え視界がきくようになるが太陽の陽射しは得られない 旭町を抜け 休み乢トンネルを抜ける 抜けた先もガスで山並みは全く見えない 県道159を経由して久米に出る 久米で181を右折し院庄に向かい、院庄で179に乗り北上する 片側2車線の新道に出ると泉山が見えてくる筈だがここでもガスで山並みを確認出来ない雲井山トンネルを走る 出口が明るい 何だろうと思ったら何と青空 ガスが消え山並みやダム湖がはっきり見える こんな事もあるのだ トンネル出口の温度表示は3℃ 少し先の奥津役場では6℃を示していた 泉山が前方に見えてくる 山頂はちょっと白い 雪があるようだ トンネルを二つ抜け奥津温泉ふるさと物産店を過ぎてすぐの交差点を右折して広域幹線林道に入る ここに来ると道路脇に雪が見られる 路面には雪が無いのでこれ幸いと林道を走る Cコース登山口まで支障なく走れた 笠菅峠まではどうかと車を走らせてみたが峠に近づくにつれ雪が増え 峠まであと少しの所でこれ以上はノーマルタイヤではあぶないと判断してCコース登山口に引き返し 登山口の道路脇に駐車させて戴く