駐車位置9:25−9:37登山口−10:15反射板−10:20ピーク−10:25ロープ−10:45山頂=10:47=10:50山頂10:54−11:08ピーク−11:11反射板−11:30登山口−11:36駐車位置
登山 今日は、笠菅峠から泉山(いずみがせん1209m)を訪ねる
登山支度をして出発する 駐車場周辺に花が見られたがそう珍しい花ではないので特に記録に収めず 林道からどんな花に出会うかチェックしながらルートを行く ツユクサ ゲンノショウコ キンミズヒキ アキノキリンソウ ママコナ ツルニンジン ヤマハギ イタドリ ウド テンニンソウ ツリフネソウ シロヨメナ シラヤマギク ミゾソバと予想していた以上に種々の花が顔を見せてくれる 小鳥やセミの鳴き声は聞こえてこない 風があり心地良い 山並みを見上げるとガスが風に流され飛ぶようにして流れてゆくのが見える どうした訳か笠菅峠からの登山はガスに出会う事が多い そうそう霧雨も降ってきたがいつの間にか消えた
登山口手前に数台駐車出来るスペースがあり車が一台駐車していた すぐに登山口の標識があり擬木の階段のルートに入って行く ルートに入ろうとして目を転じたところ右手にツルニンジンの花が左手にはクロバナヒキオコシの花が出迎えてくれた クロバナヒキオコシは目立たない花だ 風に揺れ マクロで撮るのは無理だった
花の写真を撮り 擬木の階段を登ってゆく すぐにママコナが顔を見せてくれる 階段が終わると樹林の中のルートとなり傾斜が緩やかになり一息いれる事が出来る 時折木漏れ日が射しこむがルートにもガスが流れひんやりとした雰囲気 これまでと暑さが違い動きは軽い 樹林が時折とだえる その時見えるのは前方を覆うガス 振り返っても角ヶ山はガスの中で見えない ガスはそれなりに良い雰囲気を醸し出してくれる 花はヤマハギ ガンクビソウ クロバナヒキオコシ オトギリソウがぽつぽつと顔を出してくれたが数は少ない
女性二人連れが降りてこられすれ違い挨拶を交わす ガスで何も見えなかったと話してくれた 蚊取り線香を入れた容器を首からつるしておられた 虫よけとされているようだ 虫よけと云えば 顔の周りをうるさく飛んでいる虫がいる 夏の山はどこでも似たようなもの
ルートを示す標識があり そこをほぼ90度左に折れる ガスが更に濃くなる ルートははっきり読めるのでルートを失う心配は無い この辺りは平坦なルートで足も軽い 樹林を抜けるとルート両側に草が増え 花が顔を見せてくれる 花が顔を見せると立ち止りカメラに収めるので次々と現れてくると結構忙しい 中腰の姿勢にかがんで写真をとる 写真を撮る回数が増えると結構馬鹿にならない 今日の写真で150枚を越えている ツユクサ イヌタデ クルマバナ シロヨメナ テンニンソウ フシグロ オトギリソウ クロバナヒキオコシ キンミズヒキ シロバナイヌタデ ガンクビソウ イヌトウバナ ツリガネニンジン シラヤマギク オミナエシ ネコハギ ホツツジ ホソバノヤマハハコ アキノキリンソウ などに出会いながらルートを行き 反射板に出る
フシグロはケフシグロと似ている 滅多に出会える花でないので嬉しい シロバナイヌタデも結構咲いている イヌタデはあちこちで良く見る 白い花にはシロバナイヌタデという名前がある事が調べてわかった ネコハギは先日出雲峠で見つけた花 一度見つけるとこれもそうだと確認出来る これまで気づかなかったものまで気づく事が出来嬉しい クロバナヒキオコシも沢山咲いていた 風が吹かない場所で何枚かマクロでの写真を試みる 自動焦点で小さい黒っぽい花を認識するのはなかなか手ごわい
反射板まで来ると天気が良ければ山頂が見える 今日は全く見えない しばらく草原のルートとなり花の様子も変化がある 早速ナデシコが顔を見せる 風に揺れている ツユクサ ウバユリの実 クロバナヒキオコシ アキノキリンソウ キンミズヒキ ヒヨドリバナ イヌタデ シロバナイヌタデ オトギリソウ クルマバナ等が顔を見せてくれる ここでもシロバナイヌタデが群生していた
小ピークを越え 泉山と書いた笹文字のある斜面を下り 登り返す 登り返して樹林帯に入る手前で振り返ると笹文字を見る事が出来る そこでウシハコベと思われる花を見つけ ロープのある急なルートを登って行く 足元はしっかりしており ロープの助けを借りずに登ってゆけた
ロープを終え 草が多いルートを登って行く ここから山頂までのルートにはシシウドが沢山咲いていた 大型の花であり幾何学的に美しい模様を見せて楽しませてくれる シシウド以外ではクロバナヒキオコシ クルマバナ ヌスビトハギ オミナエシ ネコハギ ホソバノヤマハハコ テンニンソウに出会い山頂に出る
ガスで視界があまりきかなかった事 気温が下がってきた為か身体が軽く疲れを感じなかった事 花がつぎつぎと顔を出してくれた事などがあったと思うが 山頂に飛び出し え! もう山頂 もうひとピークあるかと思ってた という 感じで山頂に出る
山頂は誰もいない 視界もきかない 1198mの中央峰まで行ってみようと尾根ルートを行く 出会う花をカメラに収めてと思いながらルートを行くが ルートは整備され草は刈られており 花の姿が認められない 怪しげな雲も見られる この先を行っても花に出会える確率は低そうなのでやめようとすぐにルートを戻り 再び山頂に出る
まだ11時前 天気が怪しいので早く下山しようと昼食をとらず 山頂での記念写真をとりすぐ下山する
下山は登ってきたルートを戻る 足元を確認しながらテンポ良く降りる 途中男性お一人とすれ違う 反射板の手前で先ほど出会ったウバユリの一本が折られている 先ほどまで二本並んでいたのにと残念な思い ガスは大分薄くなってきた 太陽の陽が射しこむようになった 陽が射しこんでくるとやはり暑い 登山口には先ほどの男性の方のだろう 車が一台入れ替わっていた
倉敷の空は真っ青 朝の空気がおいしくなってきた 気温も下がってきて大分過ごし易くなってきた このレポートを書いているのは9/17 昨日9/16に連続真夏日61日の記録が途切れたというニュースがあったとおり 昨日は随分過ごし易かった この日14日は過ごし易くなってきたとは言うものの記録更新真っ最中であったいつものように429を吉備路 足守 加茂川と抜けて行く 旭川ダムは太陽の陽射しを受け水面が美しい 落ち着いたたたずまいを見せてくれる 旭町を過ぎ 休み乢トンネルを抜ける 山は見えない ガスがかかっているようだ 県道159を経由して久米に出 181に乗り右折 院庄で179に乗り左折 179を北上する 山並みには大分ガスがかかっている 雲井山トンネルを抜ける 温度表示は24℃ 奥津の役場前も同じ24℃ 大分気温が下がってきた 奥津中学校付近まで走ると山を覆っていたガスが薄れ山容を見る事が出来るようになってきた 奥津道の駅を過ぎてすぐの交差点を右折 広域林道を走る Cコース登山口には駐車している車はいない 笠菅峠道路脇の空地に駐車させて戴く ここにも駐車していない