駐車場9:33−9:37登山口1−9:47水槽−9:52標識2−10:00林道−10:04標識3−10:33五合目−10:48六合目−11:01七合目−11:05分岐−11:21天狗の森−11:37八合目−11:44九合目−11:53山頂12:17−12:25標識1−12:39標識2−12:54林道標識3−13:07分岐−13:18登山口1−13:21駐車場所
今日は櫃ヶ山(ひつがせん954m)を訪ねる 大山に登ろうか櫃ヶ山にしようか迷っていたが山陰は天気が怪しいので櫃ヶ山を選ぶ どのような花に出会えるか楽しみだ登山支度をする 駐車場にノコンギクが一輪咲いていた 近づいて見ると花の近くにヤブマメ ゲンノショウコ イヌタデ ツユクサが顔を見せる 花を確認して出発する 登山口近くの駐車スペースに車が入ってきたので挨拶を交わす 櫃ヶ山登山口と書いた大きな標識を見て道路を登って行く そして登山道1の標識に従い登山道に入る
登山道に入るとハナタデ ダイコンソウ ミズヒキが顔を見せる 名前のわからない花もあった ルートを少し行くと畦道に出る ヒガンバナが1輪顔を見せる ヒガンバナが咲く時期がやってきた いつもの場所にキクイモが花を咲かせている ゲンノショウコ ノコンギク ヤブマメ ハグロソウ ウシハコベ ツリフネソウ ダイコンソウ キンミズヒキ イヌトウバナなどを次々に見つけながら畦道を登ってゆく ここはハグロソウが多い ピントの合った写真が撮れないか何枚か撮ってみる なんとか撮る事が出来た
水槽を右に見て樹林帯に入ってゆく すぐに林道工事のバイパスルートだなと思っていたら 林道工事の標識はなくなり 登山道も以前のルートに戻っていた 私の記録によると2007/8から2010/6の3年間はバイパスルートを登っていた 3年余りを要した工事だった 以前のルートを歩く シャガの葉があちらこちらで見られたり 竹林のルートなど 懐かしい感じがした ノブキが実をつけ ツリフネソウ ハナタデが咲いていた 登山道2の標識がある 標識2はここにあったのかと新たに認識する
前方に林道が見えてきて 林道に向かってジグザグに登ってゆく 林道斜面にはツリフネソウが群生し カタバミ メドハギ マルバハギが咲いていた メドハギ マルバハギは林道造成に伴い育ったものと思われる 舗装された片側一車線ある立派な林道が出来ていた 道路を横断するようにしてルートが続いており そこを登るとすぐに標識3に出る 標識3はバイパスルートとの合流点 バイパスルートには木の枝で通せんぼのような形になっていた
標識3を過ぎた辺りから花が顔を見せる ヒヨドリバナ ヒカゲミツバ マツカゼソウ ハグロソウ べニバナボロギク等と出会う ハグロソウが群生していたりして楽しませてくれる 今度はヒカゲミツバが群生している その中にマムシグサが大きく伸び実をつけていた ツリフネソウ ダイコンソウなどもぽつぽつと顔を見せる 樹林の中のルートを登ってゆく イヌトウバナ ヤマハッカ キンミズヒキ イヌタデなどを見ながら登ってゆき五合目に出る
五合目はシダが繁っており 繁っているシダの中に五合目の標識を確認出来る ルートはシダの間を縫うようについておりこれまでと全く違った雰囲気だ 2006/9/4ならびに2007/8/21に登っており夏草が繁っていると書いている そこから更に1ヶ月近く育った夏草だ 10月にはスカイウオークのイベントがありこれらは整備されているようだ
ルートは判別出来るので藪こぎのような作業は不要 シダが繁っているのは五合目の付近だけ その後もなんらかの草花が繁っており 六合目にかけての急な登りも人が一人歩いてゆける幅が残されている程度 草をかき分けたりすると毒虫などにさされる可能性があり気持ちが良くないがそこまではしなくて良く、何の花が咲いているか楽しみながら登ってゆける ヨウシュヤマゴボウ ヤマハギ イヌトウバナ シシウド ガンクビソウ シラヤマギク アキノノゲシ ワレモコウ ヤマヨモギ ツリガネニンジンなどを見つける事が出来た ススキが穂を伸ばし、なかなか風情がある そして六合目に出る
六合目にはキンエンコロが特徴のある姿を見せる 周辺を見回すとオミナエシが固まって咲いていた 相変わらず草花が豊富 イヌタデ オオアレチノギク ヤマハッカ カタバミ イヌトウバナ フシグロセンノウ イタドリを見つけて七合目に出る 七合目の標識の脇にはハッカソウ ヒヨドリバナが咲いていた 七合目を過ぎ少し登ると草原に出る ネコハギ キンミズヒキを見て天狗の森分岐に出る 今日も天狗の森を経由する
分岐を右にゆく ルートの両脇にススキが穂を伸ばしている ススキの間を縫うようにルートを行く イヌトウバナ ツリガネニンジン ナデシコを見つける ツリガネニンジンはもうピークを終えている 草原の中のルートから樹林の中のルートとなりルート脇の草花は少なくなる それでも イヌトウバナ キバナアキギリ ヤマハギ ヤマハッカ ガンクビソウ ミヤマタニソバ ヒカゲミツバ モミジガサ ダイコンソウ ツリフネソウなどが顔を見せてくれる ヒカゲミツバはここでも群生していた モミジガサはルートから少し離れたところに群生している 確かこの辺りと少し広く周辺を探していたので見つける事が出来た 目立たない花だがいくつもにょきにょきと伸びており 大きなモミジ型をした葉は特徴がある 200mmで撮った その後 ルート脇にも顔を出し写真に収める事が出来た そして天狗の森の説明板のあるところに降りる
説明板のところから登り返す 奉納されている天狗の下駄を見て ご神木のカツラの木の脇を登ってゆく 台風で折れた枝の下を潜って行く ヒカゲミツバ ウスバアザミ ミヤマタニソバ アキチョウジ ミズヒキ ハナタデを見ながら登ってゆく カエルの鳴き声だろうかゲゲゲゲという声が聞こえてくる おや!キツリフネが群生している ツリフネソウは良くみかけるがキツリフネには出会えるチャンスが少ない ここで群生しているとは予想しておらず 喜んでカメラに収める キツリフネもなかなか上手く撮れない花だ 何枚か撮りカメラにお任せする 天狗様本堂との分岐を山頂を目指す 分岐を少し登ったところでもモミジガサが幾つかまとまって咲いていた
ルートを行くと八合目に出る そこで直登ルートと合流する このルートも草花が繁っている 八合目付近はミゾソバが多かったが ルートにはクロバナヒキオコシが両脇に一杯 泉山でもクロバナヒキオコシの群生に出会ったがここでも沢山の花に出会う事が出来た クロバナヒキオコシの間を抜け 樹林を通りまた草原に出る ここでもクロバナヒキオコシが咲いていたが数は少ない そして九合目に出る
九合目にはキンエンコロが顔を見せる 生憎太陽の陽射しが得られず 陽射しを受け輝くキンエンコロを写真に収める事は出来なかった ベニバナボロギク アキノキリンソウを見て階段を登って行く 樹林の中で花は少ないがそれでも キバナアキギリ メナモミを見つける 草原に出て最後の登りをこなし 山頂に出る
山頂には男性2人が昼食休憩をとられていた 挨拶を交わす 生憎の天気で蒜山三座も見えない 星山もガスの中で縦走路のピークが半分ほど確認出来た程度 山頂周辺の花を探す フシグロ イヌタデ ナデシコを見つける 食事をしていると私が出発した時に駐車された方が登って来られた 小学校6年生とご両親 香川から来られたとの事 温泉を尋ねられ湯原温泉はまだとの事なので砂湯を紹介した 下山ルートも尋ねられたので折角来られたのだから竜頭の滝に寄られたらとお話する
男性2人組はお先にと竜頭の滝の方面に下山されてゆかれた 私も食事を終え 記念写真を撮り後を追うように下山する 笹原の尾根を行き 樹林の中を降りて行く 登りの時のように草花が繁っているところはなくテンポ良く降りて標識2に出る 標識2からのルートには花が増えてきたが登りで出会った花は見送る アキノウナギツカミが群生している写真を撮っただけで車のところまで降りてしまった 2006/9に登った時下山ルートでキツリフネに出会う事を期待していたが、見つける事は出来なかった 竜頭の滝には寄らなかった
曇り空は久しぶり 降水確率は低いもののところにより雨の予報 いつものように429を吉備路 足守と走る 足守を過ぎた辺りからフロントに雨滴がつきだす 霧雨程度だろうと思っていたが、ワイパーを動かさないと視界が確保出来ない状態となる こんなに降られたらかなわないな でも降水確率は低いし と そのまま走る 加茂川辺りでは雨は止み路面は濡れた様子はない 局地的な雨だったようだ 旭町で県道30へ左折し落合に出る 落合入口の温度は22℃ 落合 久世 勝山と313を走ってゆく 勝山の温度は23℃ だが、天気予報では30℃を越えるとの事 暑くなるようだ 真賀温泉 足温泉を過ぎ登山口の駐車場に、すでに1台駐車していた