六の原駐車場10:29−10:42入口−10:48「牛曳山2.3Km」道標−11:10牛曳滝−11:36牛曳山尾根分岐−11:41分岐−11:46伊良谷山山頂−12:12毛無山山頂12:30−12:39分岐センター2.4Km−12:44分岐−12:48出雲峠12:59−13:20駐車場
今日は牛曳山(うしびきやま1144m)から伊良谷山(いらだにやま1149m)を経由して毛無山(けなしやま1144m)へ縦走するコースを訪ねる
登山支度をして出発する その間にも次々と車がやってくる リュックを背負って出発される方があちらこちらに見られる 登山ルートが沢山あり 私が向かう牛曳山に向かってゆかれる方は見られなかった 自動車道を戻るようにして登山口に向かう 道路脇の花を見つけながら歩いて行く キンエンコロ イヌタデ シロヨメナ ミゾソバ キツネノボタン イタドリ ゲンノショウコ ニガナ イヌトウバナ アキチョウジ ナギナタコウジュ キケマン ミヤコグサに出会う ミヤコグサはいつも出会える 調べると春から秋にかけて咲くとの事 花期が長い牛曳山の道標に従い、チェーンを跨ぎ 砂利道を登って行く ワレモコウ ハナタデ ウスバアザミ アキノキリンソウ ノコンギク イヌトウバナが顔を見せる 白樺の木が4本出迎えてくれる ルートを登って行く キケマン イヌタデ ゲンノショウコ シロヨメナを見て 白樺樹林帯に入って行く
土のルートとなり心地よい 白樺の葉が薄らと色づいてきている 白樺は秋になるといち早く落葉するという話を聞いたがすでに落葉している葉が見られる 白樺林を抜けルートを行く 傾斜が緩やかであり足が気持ち良く伸びる 渓流の音が聞こえてきて 渓流に沿って歩く 春にはラショウモンカズラが咲くのだがこの時期は花は見られない ジグザグに登って行くと 牛曳の滝に出る
牛曳の滝のところではキバナアキギリが迎えてくれた 滝を左に見てルートを登り滝の上流に出る モミジハグマ キバナアキギリ ミヤマタニソバ モミジガサが花を咲かせていた ここで渓流と別れ ブナ樹林の中のルートとなる
夏の暑い時と違って身体が軽い 足を伸ばしぐいぐいと歩く 前回7月の記録を見ると滝から牛曳山分岐まで33分要していたものが今回は26分とかなり短縮されている 10名程の団体さんが休んでいるところを抜けた 花はシロヨメナ キクバヤマボクチ アキノキリンソウ オオカニコウモリ ツルシキミの実 ウスバアザミなどに出会った 視界が開け牛曳山尾根分岐に出る
尾根分岐を左に曲がり 伊良谷山を目指す 樹林の中のルート アキノキリンソウがぽつぽつと顔を見せるが花は少ない コルは三差路になっており管理センターに下山出来る 伊良谷山に向けてルートを行く 樹林から抜け草原のルートになる このルートに来るとセンブリを見つけた事を思い出す 今日も出会えないかと探しながら登る 小さな花であり見つけにくい それだけにひっそりと咲いている花を見つけると嬉しくなる 今日も笹の葉に隠れるようにして咲いている花を見つける 2輪よりそうようにして咲いている 少し登ったところでも見つけた 今度は見つけやすい場所だった センブリはリンドウ科センブリ属でアケボノソウも同じ属 花の感じが良く似ている
伊良谷山に出る それまでに何人かすれ違い 山頂手前の岩のところで二人連れが昼食をされ 山頂でも男性お一人とお会いし 挨拶を交わす あれだけ車があった こちらのルートを歩く人もいつもと違ってずっと多い すぐに毛無山へ向かう
ヤマラッキョウに出会う 今日出会える事を楽しみにしていた花だ こんにちはと挨拶する いつも笑顔で迎えてくれるような微笑ましい花だ ルートから立烏帽子山 比婆山 烏帽子山が見え 更に目を右に転じると 毛無山が見える 牛曳山から伊良谷山まで所要10分に対し 伊良谷山から毛無山は26分要しているので少し距離は長い 緩やかに下り登り返す 草原のルートから樹林のルートになる 樹林の中のルートが長い シロヨメナ アキノキリンソウに出会ったが花は少ない 樹林を抜け草原のルートとなり ここでもセンブリに出会う そして毛無山山頂に出る
山頂広場はかなり広く あちらこちらに輪が出来て昼食休憩をとられていた やはり人気の山だ 私も食事をしながらうろうろと花を見て歩く リンドウ ヤマラッキョウ アキノキリンソウ ツリガネニンジン センブリ ワレモコウ ニガナ キジムシロなどを見つける センブリは笹の葉に隠れ見つけにくいが一つ見つけると見つけるノウハウを覚えるのか ここにも こちらにもと見つける事が出来た キジムシロは花期は4,5月との事だが時期を間違えたのかも知れない
昼食を終え 兼ねて狙っていた出雲峠のお花畑を目指す 途中分岐の手前でタンナトリカブトが咲いているのを確認 ブナ樹林の中を走るようにして降り 出雲峠に出る 人で賑わっているかと思ったがどなたもいない 花はどうかと足元を見ると 白い花が星をちりばめたように咲いている 近づいてみると 予想通りウメバチソウだ おや センブリもすごい ウメバチソウやマツムシソウの間にセンブリも一杯咲いている 喜んで写真に収める センブリは限られた場所に群生していたが ウメバチソウはすごい 出雲峠のお花畑の至るところに星座が輝いている マツムシソウも数はぐんと減ったがまだ健在の花があり楽しませてくれる 花を踏まないよう注意しながら草原の中を歩き花を楽しむ ヤマラッキョウ アキノキリンソウも咲いていたが何と言っても主役はウメバチソウだ
花を楽しんでいると犬を連れたご夫婦連れがやってこられ 咲いていますね でも人がいないですねと不思議がっておられた ルートから数歩入ったところなので見つけ難いのかも知れない 沢山の花に出会えた事を喜び ルンルン気分で下山する 下山はいつものとおり遊歩道をテンポ良く降りてゆく
爽やかな秋空が広がる 今日は体育の日、祝日でもあり川辺橋の渋滞はなくスムーズに流れる 高梁川の景観を楽しみながら総社大橋 豪渓泰橋と抜ける 橋のたもとの温度表示は15℃ 信号を左折し180号を北上する 高梁の市街部でガスが出たがすぐに青空が見える 井倉17℃ 新見19℃と温度が上昇してくる 新見インターチェンジの先で180号から別れ182へ左折 新見トンネルを抜ける 182に入ると車の数は少なくなり沿道の景観を楽しみながら車を走らす 東条で314に乗り北上する 314は山の中を縫うように走って行く 小奴可の温度表示は22℃ 今日の最高予想気温は25℃程度と記憶している 随分と過ごし易くなった 備後落合で183に合流 合流地点に県民の森の案内がある 183とはすぐに分かれ314を走る 比婆温泉で県民の森の案内表示に従い左折 六の原の駐車場に 六の原駐車場は一杯 離れた場所に駐車スペースを見つけ駐車する