なめらの行者10:13−10:24登山口−10:32駐車場−10:34ニの沢−10:39不動の滝−10:47鐘懸の行者−10:50石小屋−10:57分岐(大馬鹿門コース分岐)−11:06滝−11:07分岐(一般コース分岐)−11:13ロープ−11:27胎内くぐり−11:31股のぞき岩−11:43行者窟−11:58熊落し行場−12:11合流_330m−12:21山頂12:40−12:58大甑山(おごしきやま1000m)=大馬鹿門−13:23合流(行者コース)−13:34不動の滝−13:38駐車場−13:54なめらの行者
今日は後山(うしろやま1345m)の行者コースを訪ねる この時期になるとここを訪ねたくなる登山支度をして出発する 林道を登って行く ベニバナボロギクがなんとか花の形を留めているがマツカゼソウは花の形はもう無い 天気は時折太陽が射しこむが陽が翳っている時間の方が長い 紅葉のスポットのところで陽射しが得られるといいなと思いながら登って行く 林道を10分程登ったところから登山道に入って行く 林道をショートカットする形でルートが作られている 以前は登山口の標識があったがいつのまにか無くなっている
渓流の音を左に聞きながらルートを行き 渓流を渡る 石の上を越えて行くのだが足を滑らし靴を少し濡らしてしまったがたいした事は無い 元小屋跡 観音堂跡を抜け、上の駐車場に出る 駐車場には車は無い 土砂崩れの場所がまだ復旧していないのだろう
ルートマップをちらっと見て後山登山口の標識からルートに入って行く 二の沢 宿坊跡を過ぎ少し登ると不動の滝に出る 不動の滝の上流が紅葉のスポットの一つ 滝口の木々が薄っすらと色づいている 太陽の陽射しは無いものの明るく期待を持たせてくれる
渓流にかかる木の橋を渡り 木の階段を足を滑らさないよう注意しながら登る 滝を巻くようにしてルートを登り紅葉のスポットに出る その時 太陽が顔を出し 周辺が急に明るくなる 紅葉した木々は色どり鮮やかに輝く その変化に思わず声が出る この興奮をカメラに収めようと何枚か写真を撮ったが 残念ながら色飛びしてしまっていた カメラの目と人の眼との違いだろうか 太陽が顔を出している時間は短くまた隠れてしまった
ルートを登って行く 鐘懸の行者 石小屋を過ぎ登って行くと 大馬鹿門コースとの分岐に出る 分岐を一般コースに進み谷筋を登って行く 岩がごろごろしていてルートの判別がしにくい 木に標識があるのを目印にしてルートを行き 標識から左の方向につけられたルートを見つけ登って行けばよい 周辺の木々は黄色く色づき谷を囲むようにしている
ルートを見つけ登って行く 小さな滝の前を右に抜けて行くと一般コースとの分岐に出る 一般コース1600mに対し行者コースは980mと距離的にはかなり短いが結構ハードなコースだ ルートを行者コースに向かう 急な斜面につけられたルートを慎重に追って行く 左上の斜面に注意し 案内表示を見つけ左に登って行くとロープが待っている 足元ばかり見ていると迷い道に入ってしまう可能性があり注意がいるところ
ロープを見つけ登って行く ロープをしっかりにぎり身体を引き上げるようにして登って行く 色づいた木々がルートを見降ろすように取り囲んでいる ロープのあるところを登り切り 足元が少し安定したところでカメラに収める 赤く紅葉した木々も見る事が出来る 枝の間から向かいの山肌も伺え 山肌を紅葉した木々が思い思いの衣装をまとっているのを見る事が出来る 残念ながら太陽の陽射しは隠れたまま
行場コース 廻り岩 胎内くぐり びょうぶ岩 股のぞき岩 格子岩 大のぞき岩 と書いた標識を見て ルートを行く これらの岩と向かいの山肌の紅葉を楽しみながらルートを行く 股のぞき岩に登るのがいつも難航する 岩に足をかけて登るコツをやっと掴んだが今日は岩が濡れており 岩にかけた足が滑って身体を支える事が出来ない これはダメかなと弱気になったりしたが なんとか手で身体を引っ張りあげる事が出来一安心
股のぞき岩に登ると 向かいの山肌を一望出来る 色づいた山肌をカメラに収める 太陽の陽射しが得られないのは残念だが致し方ない 引き続き、急な斜面を巻くようにして登って行く ロープが連続してセットしてあり ロープにすがりながら登って行く ロープが無い場所もあり 四つん這いのような形で手と足と使い登って行く 行者窟(格子岩)を抜け 岩を左に巻くようにして登って行きまた長いロープのルートを登って行く ルートを登ったところにそそり立った岩がある その岩が大のぞき岩かと思うが登らずにルートを行ける
長いロープを登り一息入れる 登ってきたルートを振り返り ここを登ってきたのかとカメラに収める 厳しいルートを登っただけにルートから見える山肌の景観は特に美しく思える 今年は色合いも良く美しい 景観を楽しみルートを行く ルートは登ってきたロープの延長にあるロープを登る わかりにくいので注意が必要 そして登って行くと 熊落とし行場に出る
ここまで登るとほっと一息つけるがまだまだ急な斜面が待っている 斜面にスリップ痕があったりする 足を滑らさないよう根曲がり竹を掴んだり 木の枝を掴んだりとルートにあるものを利用しながら登って行く 熊落とし行場に出ればあと少しという感覚があったが登山記録を見ると10分を越えている まだかまだかと思いながらついに一般コースに飛び出す
分岐には山頂まで330mと記載されている 傾斜が緩くなり足も軽い ここに来て太陽がちょこっと顔を出す 雲の隙間から陽が漏れているスポットライトのような感じ 尾根を行く 山頂に近付くとホラ貝を鳴らすような音や人声が聞こえてくる そして山頂に出る
山頂はすごい人だ 何十人もの方がおられごったがえしていた ホラ貝の音が聞こえてきたのでそちらの方に行くと 行者さんがホラ貝を吹いている様子を写真撮影していた 私も撮らせてくださいと言ってカメラに収める 山頂ではお社さんの台座の更新作業を何名かの方が行っていた 作業を拝見しながら近くの方と話をすると 行者さんと一緒に登ってきたそうで 下りも一緒に降りると話しておられた そう言えば1昨年も11/3に登り行者さんの一行が下山されるのに出会った この日はそうした企画があるようだ
山頂から舟木山・駒の尾山は勿論 三室山・氷の山を見る事が出来る あの山は何と説明している声も聞こえてくる 賑わいの中で記念写真を撮り 台座の更新作業を見ながら昼食をとる その間太陽が射しこんでおり寒さを感じずに済んだが 陽が翳るとひんやりする 食事を終えたのでお先にと声をかけ下山する
下山は大馬鹿門コースを降りる 根曲がり竹の中のルートをテンポ良く降りて行き 大馬鹿門がある大甑山(おごしきやま)に出る 標高が1000mとのこと 周辺の木々がきれいに紅葉しており 太陽光線を受け美しい色を見せてくれた 喜んでカメラに収める
大馬鹿門を過ぎて常緑樹林帯の中のルートをジグザグに降りて行く 常緑樹林帯の先に落葉樹林帯がありここも紅葉のスポットのひとつ 色づき始めの初々しさがまだ残っており爽やかな感じがする 太陽の陽射しが得られないか期待していたがここでは隠れたままだった それでも色づいた木々を楽しむ事が出来た
ルートをテンポ良く降り 登ってきたルートと合流し渓流に沿って降りて行く そして紅葉のスポットへ降りて行く ここに来ると嬉しい事に太陽が顔を出し またまた艶やかな紅葉を楽しむ事が出来た 不動の滝を経て林道に出る 今度は林道に沿ってくだり 土石流で崩れている場所がまだ手がつけられていない事を確認する その先に駐車出来るスペースがあり軽トラック3台と乗用車1台が駐車していた 軽トラックは行者さんやお社の修繕に来られた方が使われるものだろう 後は林道をテンポ良く降りる
太陽の陽射しを正面から受けながら2号線を走る 休日であり車の流れは順調 岡山バイパスを抜け ブルーラインを行くかそのまま2号で行くか迷ったがブルーラインにはトラックが連なって沢山流れて行くのを見て2号をそのまま走る事とした トラックに挟まれるのは気持ちが悪い 渋滞なく 伊部 片上 三石を抜け船坂トンネルを抜けると兵庫県に入る 温度表示は7℃トンネルから数Km走り 上郡の案内に従い県道5号へ左折する 上郡の駅を右に見て鉄道を横断し、すぐの信号を右折し千種川を渡り373へ左折する 千種川にかかる橋の据え付け工事が行われており 2つある橋の手前の橋しか走れない
373を走る 智頭鉄道と平行に走るようになると間もなく久崎の三叉路に出る 信号を右折し 千種川を右に見ながら走る 南光町で179に乗り すぐ県道53へ左折する 県道53も千種川沿いのルート 川沿いを北上してゆく 県道72と合流 道の駅千種に立ち寄り野菜を購入 今年も葉のついたカブを購入する 県道72を走り、千種の市街を抜ける 左手に千種川を見ながら走って行くと 大きな観音様が左手にある 川沿のもみじはまだ色づいていない 考霊山登山口を左折し簡易舗装の林道を登って行き いつものようになめらの行者のところに駐車する