駐車位置9:54=10:31駐車場−10:35分岐=10:37中林の滝10:39=10:40分岐−10:48分岐−10:57火の滝10:59−11:05ロープ−11:10渓流渡る−11:16分岐−11:19十六夜の滝−11:29渡る−11:32渡る−11:56休憩小屋−12:06井水山−12:12Bコース分岐−12:26_1198mピーク−12:40山頂12:55−13:07_1198mピーク−13:15中林コース分岐−13:40分岐−13:44分岐−13:51ニの滝13:54−14:04中林の滝−14:08駐車場=14:29駐車位置
登山 今日は泉山(いずみがせん1209m)中林口ルートを訪ね 紅葉を楽しむ
登山支度をして林道始点1773mと書いた標識を見て登って行く このルートは登山口まで車で登れた事は少ないなと思いながらルートを行く ツリフネソウが顔を見せる 11月になったのにまだ花の姿を留めている シマカンギクが黄色い花を咲かせている 寒さに強い花なのだろう 結構数が多い しっかりした花だ ノコンギクも一緒に咲いている オニノゲシ ベニバナボロギク ミゾソバ フユイチゴの実 ダイコンソウ ヤブニンジン ウスバアザミ ウシハコベなどを見つける 沿道の木々は色づいており秋の色を見せてくれる 今日は登山後の予定は無いのでゆったりとした気持ちで景観を楽しみながら登って行く
通行止めの標識から300m程行ったところに1.8Km先土砂崩れで通行出来ませんとの標識があり その近くに空地があったし 更に1.5km程進んだ所に工事現場があり その少し手前にも駐車可能なスペースがあった こうした場所を利用しここまで走らせてくれたら良いのに、配慮がなく残念だ 特に今のシーズンは泉山の一番美しい季節なのに 私は沿道の花を楽しめたのでそれなりに良かったが
工事現場は駐車場に向かうルートと別の方向に向かっている 分岐には登山口を示す案内は見られなかったので始めての方は迷う可能性がある 舗装されている道路を登って行く すぐに全面通行止の標識がある 道路は右にカーブしその先に落石現場がある 駐車場まであと少しの距離だ 大きな石と何本か木も倒れ道路を覆っている どうやって抜けようか 岩を登り木を跨ごうと思ったら木の枝が切ってある どうせ切るなら通れるようにしてくれればいいのに と 思ったところで ガードレールを跨げばいいのだと気づく 跨いだら何の支障もないようにルートが出来ていた 落石現場を抜け駐車場に出る
駐車場の端にコース案内が出ている リュックに熊避けの鈴をセットしながらルートを確認する 天の川コースを登り、流れ星コースを降りてこよう 泉山登山口と書いた津山高校山岳部の標識のある橋を渡り登山道に入って行く
渓流沿いのルート 橋を渡ってすぐに天の川コースを示す標識があるが まずは中林の滝を目指す 午後になると滝は山影に入ってしまうので先に訪ねるようにしている 渓流沿いの木々は色づき始めている 薄日も射しそれなりに楽しむ事が出来る 次の分岐も直進し中林の滝へ出る
色どり鮮やかに中林の滝が迎えてくれる 太陽の陽が射しこみ 絶好のタイミング 滝に出るまで 山影の薄暗いルートを歩く そこから明るいところに顔を出し 太陽も顔を出しているので 明るさの違いが余計インパクトを与えてくれる 紅葉と滝の景観をカメラに収め 次のルートへ向かう
登ってきたルートを少し戻り 先ほどの分岐を泉山に向かう 杉の樹林の中のルートでかなり急な勾配を登って行く 登山口からすぐの天の川コースと合流する そしてもう少しルートを行くと直登ルートと天の川コースの分岐があり 分岐を天の川コースへ向かう 石がごろごろして歩きにくいところがあるがルートを見失わないよう登って行く 鎖が設置されているところがあるが鎖を使わずとも登って行ける そして火の滝に出る
ここも滝口の紅葉が見事だ 水量は少なく岩に沿ってちょろちょろ流れているという感じだ 水量が少ないのは少し残念だ 滝を見て ルートを登ってゆく 紅葉した木々が迎えてくれる 色づいた山肌を時折樹間から覗く事が出来る 赤く色づいている木々も見る事が出来る
ルートはロープの連続になる 谷を右に見て山肌をトラバースするように登って行く ロープの世話にならずとも登って行けるがあると安心だ 木々の色は更に鮮やかになって行くように感じる 渓流を跨ぐ ハウチワカエデの葉先が赤く色づきいい色をしている 足元に色づいた落ち葉がありこちらもきれいだ 今が盛りというところだろうか
渓流に沿ってルートを登って行くと分岐があり分岐をのぞき岩に向かう ウスバアザミが花を咲かせているのを見て 十六夜の滝に出る いざよいにはためらうという意味があるようでためらいながら流れる滝という感じなのだろうか 落差の短い滝がいくつか見る事が出来る 渓流に沿って登って行き、渓流と別れると 今度は落葉樹林の中のルートとなる
黄色や橙色に色づいた木々を楽しみながら登って行く 高度を稼いで行く 落ち葉の色に鮮やかさが失われてゆくが 残っている葉はまだ美しい そのうち樹林を抜ける 早速リンドウが顔を見せる ホツツジが赤く色づいている そして休憩小屋に出る
休憩小屋はかなり傷んでいる 側板は何か所か壊れているが柱はまだしっかりしているようだ 小屋から那岐山を展望出来るが今日はガスがかかり山容を伺う事は出来ない 小屋から10分程登ると井水山に出る
井水山で12:00を過ぎていたが あと30分程で山頂に行けるだろうから そこまで行こうとそのままルートを行く 生憎太陽の陽は隠れ 山肌はホツツジなどで色づいているものの鮮やかさが無い 尾根を行く Bコースとの分岐付近ではカラマツが紅葉 それなりの色を見せてくれた リンドウ アキノキリンソウが時々顔を見せてくれるが数は少ない 1198mピークを抜け 最後の登りをこなし泉山山頂に出る
山頂にはどなたもおられない 遠望はガスできかない 近くの角ヶ仙ですらはっきりしない 記念写真を撮り 昼食をとって下山する
下山は登ってきたルートを戻る 1198mピークを過ぎたところで男性お二人と小さい子どもさんをお連れした方と出会う 笠菅峠から往復との事 中林コースからと話すと通行止めだったでしょうと話しておられた お子様連れだとちょっと厳しいでしょうね とお話し別れる Bコース分岐の手前の分岐を左に折れすぐの分岐を大町・中林の標識に従う 分岐の近くにはリンドウが群生している場所 いい色をしたリンドウと幾つも出会う事が出来た アキノキリンソウも出迎えてくれた
紅葉した落葉樹林帯のルートを降りて行く 太陽が顔を出し 紅葉したトンネルの中を降りて行く かなり急な下りのところもある 落ち葉を踏みしめ 美しい木々を楽しみながら降りて行く 見覚えのある木々がきらびやかに装い顔を見せてくれる パチパチと写真を撮りながら降りて行く 今日撮った写真は200枚を越えていた
今度は常緑樹林帯の急な下りになる 擬木の階段を足を踏み外さないよう一歩一歩注意しながら降りて行く 分岐を左に二の滝へ向かう 分岐からはゆるやかな下り 左へ山肌を巻くようにして行き 二の滝に出る 美しく着飾った滝が出迎えてくれる 滝口の紅葉は美しい 水流がふた筋趣を加えてくれる
美しい紅葉と紅葉した木々に輝く滝を楽しみ 滝を後にする 二の滝を降りて行くと中林の滝に出登ってきたルートに合流する 後は、登ってきたルートを降りて行く 林道はテンポ良く小走りに降りスピードを楽しむ
もやが出て青空は見えない 夜雨が降ったが回復するとの予報 いつものように429を吉備路 足守 加茂川と走って行く 吉備中央町に入ると霧が出て視界が悪くなる 車の速度を緩め慎重に走る 加茂川の道の駅を過ぎた辺りから陽が射してくる 霧の濃いところと薄くなっているところが陽射しの違いで現れる 空気の熱伝導率が低く 陽射しを受けた所とそうでない所の温度差と飽和水蒸気との関連かなと 自然の面白さを感じながら車を走らす 旭川ダムでは太陽の陽射しが射しこみ川面を照らしていた 旭町を過ぎ 休み乢トンネルを抜ける トンネルの先にどのような変化があるか期待していたが、期待に反しあまり変化は無かった 陽射しはあるものの山並みは全く見えない状況だった県道159を経由し久米へ 久米で181に乗り院庄へ 院庄で179に乗り北上する 院庄のインターチェンジを過ぎ少し走ると正面に泉山が見えてくるのだが ここに来てもガスが濃く山並みは確認出来ない 香々美川沿いを越畑に向けて走ろうと県道392へ右折しようとしたら道路工事で通行止め 迂回路を教えて貰い 走ってきた道を少し戻り迂回路を行く かなり大きく迂回して川沿いの道に合流する 道路が狭くなってから間もなく大きな泉山登山案内板が左側にある 案内板のところを左折する 入ってすぐに通行止の標識 以前も道路工事が行われておりその先に駐車出来る場所があるとは思うが 通行止めの標識を無視する訳に行かない 林道入口の空地に置かせて戴く