駐車場10:27−10:30分岐_2km−10:37登山道入口−10:39三合目−10:46四合目−10:50五合目−10:54六合目−11:02七合目−11:12八合目−11:22九合目−11:29山頂11:42−11:46九合目11:49−11:54俣野分岐−12:14白馬山−12:40林道−12:44駐車場
今日は毛無山(けなしがせん1218m)を訪ねる登山支度をして出発する 嬉しい事に太陽の陽が射し 青空を伺う事が出来る 駐車場周辺の木々は紅葉し その中に毛無山山の家が風情のあるたたずまいを見せてくれる いつも楽しませてくれる渓流沿いの花は店じまい 花の形を留めているものは見られなかった すぐに樹林の中のルートに入る すぐに分岐があり毛無山2Km 白馬山2Kmとあり 毛無山方向に直進する 林道にも花は確認出来ない 歩くペースを楽しむかとピッチをあげる
大きな案内標識がありここから登山道に入る 登山道入り口にヤブニンジンが一輪かろうじて花の形を留めていた 土の道の感触を楽しみながら登山道を行く すぐに三合目の標識がある 標識を過ぎると渓流沿いのルートを少し行き いよいよ登りに入る しっかりした幅広のルートがついている 杉の樹林の中を登って行く 四合目の標識があり山頂1.2Kmと書いた標識がある 四合目から少し登ると毛無大岩を右手に見る事が出来る 同じようなルートが続き五合目 六合目と登って行く 六合目標識にはあと0.6Kmと記載されている 距離標識はその後八合目に0.3Kmとある
歩るいた感覚から距離表示に疑問を持っていた 所要時間から考えてみたい 分岐から山頂まで2Km これを約1時間で登っている この数字は良さそうだ 分岐から六合目まで24分 六合目から山頂まで35分 斜面の斜度や疲労などを考えると六合目を1Km地点と考えると良いかもしれない 八合目から山頂まで17分を要している 那岐山のBコースに500m地点がありその所要時間を見ると12分程度ここはかなり平坦なルート 滝山では18分こちらは毛無山より急だろう これらの数字を見ると八合目からの300mは500mと考えると妥当なようだ 勝手な推測で私なりに数字を修正すると六合目0.6Kmを1Km 八合目0.3Kmを0.5Kmが妥当な感じがする どうだろうか
話を戻す 六合目は水が出て花を楽しめるスポットだがこの時期は花は見られない この辺りからブナの樹林帯になる ブナの葉は紅葉の終わりでほとんど色が無い登ってゆくに従い葉を落としている カエデだろうか一本紅葉した葉を残している木を見つけた 七合目辺りから太陽の陽射しが翳ってしまう 矢張り陽が翳ると気温が下がるのと共に景観も寂しくなる ものがなしい という雰囲気が漂う
前を行く人の声が聞こえてくる 女性の声だ お子様と一緒かな でも今日は平日だがと思いながら登って行く 八合目のところでお二人に追いつき ルートを空けて戴く 元気のいいのが先に登られているとの事 聞こえてきた声はお仲間との事 大変失礼しました
八合目を過ぎ 少し急な斜面を登ると なだらかな登りとなり ブナ樹林の間から山頂が見えてくる ここで先行された女性の方とお会いする 後続が来ないかと待っておられ挨拶を交わす 元気のいい方が先に登っていますと伺いました と話す 先に登っては待っているとの事 もうすぐですからとお話しお先に失礼する すぐに九合目の小屋が見えてくる
小屋には寄らずそのままルートを登って行く この辺りはブナ樹林が美しい ジグザグにとられたルートを振り返り 小屋と樹林の景観をカメラに収める 樹林を抜けると 笹原に出て最後の登り 振り返ると田浪の街並みなど周辺を見渡す事が出来る また 右手には金ヶ谷山やその先に蒜山を見渡す事が出来る 山頂手前で笹の葉に雪が残っているのを見つけた 雪が降ったようだ そして山頂に出る
山頂に出ると 大山が正面に見える 冠雪した大山がいきなり目に飛び込む この瞬間は実にいい 大山が見えるだろうかと思いながら登って行き 予想もしなかった冠雪した山並みが広がる 思わず声が出る 笹の葉に雪が残っていたのを見ているので大山が冠雪している事を予測する事は後から考えれば容易だが その時点では全く予想しておらず 目に飛び込んできた景観に喜びの声が自然と飛び出す
山頂には誰もいない 薄日が射し風は無く寒さを感じる事はない 景観をカメラに収め昼食にする 山頂に出て気になった事がある 山頂にある柱の一つに帽子がかかっている 触れてみるとつばが濡れている 汗をかいたので乾かしいて忘れたようだ このままにするか 持っていってあげようか 考えていた このままにしておくと風が吹けば間違いなく飛ばされてしまうだろう 車が二台駐車していたのでもう一台の方の可能性がある ひょっとしたら追いつくかもしれない と判断し 持って降りる事に考えをまとめる
昼食を終えるが先ほどの女性グループはまだ着かない 毛無山を登るのが初めてと言われていたので 周辺の山の説明が出来るかなと思っていたがそれらしい声も聞こえない ひょっとしたら休憩小屋で昼食をとられているかもしれない 帽子の事もあるので追いかける事にしようと 女性グループを待たずに下山する
下山は白馬山経由のルート すっかり落葉したブナ樹林の尾根を降りて行く 霧氷が出来ていたようで溶けた氷がルートにあり 良く見ると枝にも残っているものがあった テンポ良く降りて行く 忘れものの帽子をリュックのひもに結んで目につきやすいようにしていた リュックがゆれる度に帽子がゆらゆらしていたのだが 九合目で帽子が無い事に気付いた リュックを見ると無い どこかに落としてきたようだとルートを戻る 幸い少し戻ったところで落ちているのを見つけ 今度はリュックのケース内に入れて降りる 少々時間ロスをしてしまった
しばらくした所で山頂方面から女性の声が聞こえてきた 大山の景観を見て喜びの声をあげているのだろう いい景観に出会えて良かったねと 彼女らの初毛無山登山を祝う
尾根を行く 花のシーズンは終わりすっかり冬支度 ブナ樹林などルートを動画編集用に時折カメラに収めながら降りて行く 30分少々で白馬山に出る 丁度昼時なのでここで休んでおられる事を期待したがどなたもいない 大山はここで見収めになる いつもの場所からズームで冠雪した山容をカメラに収め すぐにルートを登山口に向け降りてゆく
ここから登山口まで2Km 私の好きなルートだ 尾根分岐を降りて行くと右に90度近く曲がり毛無山山頂を正面に見えてくる そして今度は左に90度近くカーブして長い下り斜面となる 足場の良いところはテンポ良く降りてゆく 気をつけないといけないところは足場を確保しながら降りて行く この頃になって 帽子は今日忘れたのではなく前からだったかも知れない 汗で濡れていたのでなく雪か夜露だったのかもしれない その時はその時で駐在所にでも届けよう など ケーススタディをしながら降りて行く
降りて行くと前方にお二人連れの姿が見えてきた 私の方がスピードが速くすぐに追いつく 降りてくる気配を感じ ルートを空けて戴く さて帽子は お二人とも被っておられた やはり前日の方だったのか 挨拶を交わす 山頂に帽子がありましたねと伺うとそうですね 私達の時もありました との事 お渡しして喜ぶ顔が見れたらと思ったのは外れてしまった お先にと降りて行く
そのままのテンポで降りて行き駐車場に 駐車場には登る時に駐車していた車は二台ともあり 新しく一台増えていた 今度は駐在所探しだ
インターネットがあればすぐ調べられるがそうは行かない 181号に出て右に曲がって次の信号に向かうと 警察署の案内が出ており これ幸いと行くが そこは別の場所に移っていると案内があり そちらを訪ねる 見つけられたもののパトロール中で不在 電話をすれば真庭警察署に繋がるとあるが そこまでしなくても 他の派出所でもいいだろうと 後にする 新庄村はそこだけのようなので 新庄村はあきらめ 帰路を探す今度は美甘村 国道を注意していると 警察署の標識がある 矢印の方を探すがわからない 近くにいた方に伺い あそこだと教えて戴き 県道55に入ったところにある駐在所を見つける ここも不在 電話しようと思ったがボックスを上手く開く事が出来ず断念
181を勝山に向かう 勝山はどこに警察署があるのだろうと国道の標識に注意していると なんと市街地入口に真庭警察署がある 今まで何度もこの道を走っているが気づかなかった ここにあったのかと 新たな発見 拾得物の係の方にお渡しし 1件落着 忘れた方が警察に届けるとは思えないが・・・ 岡山の山のメーリングリストに情報を流しておいた
すっきりとした青空が広がる 県南は晴れだが県北は曇りの予報 いつものように429を吉備路 足守 加茂川と走る 青空はどこまで続くのだろうか 加茂川の道の駅でも太陽が射しこみ青空が見える 旭川ダムに出る 水位がかなり下がっている 川面は陽射しを受けている 上流側に川面から離れたところにガスがかかっている 雲かガスか白いものが見える 旭町で県道30へ左折 旭川沿いを落合に向かう 正面に山並みが見えてきて裾野にガスがかかり ガスの上に山が顔を出している 200m程度の低い山並みだがガスの上に顔を出す高山のような錯覚を覚えるような景観 なかなかのものだなと景観を楽しみながら車を走らす落合入口の温度標識6℃を確認し 313に乗る 落合の街並みはガスに覆われ太陽の陽射しは隠れる このまま曇り空になるのかと思ったが 久世の手前からガスがあがりまた青空が顔を出す 空に雲は見えるが青空の面積の方が多い 勝山の市街を抜け 313と別れ181を直進する 勝山の温度表示も6℃ 太陽の陽射しを受けながら車を走らす 左手に旭川の支流である新庄川が流れている 沿道の木々はいい色に紅葉しており眼を楽しませてくれる 龍宮岩にさしかかると一段と紅葉が目立つ 車を駐車場に置き 龍宮岩の紅葉を楽しむ 岩と渓流と紅葉 滝もある 太陽の陽射しが射しこみ 色どりが鮮やか
龍宮岩を後に181を走る 美甘村の温度表示は9℃ 美甘村を過ぎると新庄村は近い 道の駅を右に見て少し走り毛無山登山口を示す標識を見て県道58へ右折する あとは標識に従い田浪の登山口駐車場に 沿道の木々はいい色に紅葉していた 駐車場にはすでに除雪用のポールが設置されており冬の準備がされていた すでに2台駐車していた