駐車位置10:18−10:27分岐−10:29丸木橋−10:33分岐−10:51小ピーク−11:03分岐−11:15_鉄塔−八合目−11:26道−11:33熊山遺跡11:41−11:42展望台11:43=11:48猿田彦神社=11:55熊山神社=11:58二つ井戸−12:02駐車場−12:13三角点12:20−12:28駐車場−12:36分岐−12:45鉄塔−12:50分岐−12:53分岐−13:02鉄塔−13:10合流−13:17駐車位置
昨日は倉敷でも雪が降り、薄っすらと積もった 熊山(くまやま508m)で雪が楽しめるかも知れない暖かい陽射しを受けながら登山支度をする 昨日は最高気温が4℃だったが今日はそれより5℃高目の予報 暖かくなりそうだ ウインドウブレーカを脱いでリュックに入れる 冬用の手袋やアイゼンも入れておく
自動車道を登り溜池の堰堤に出る 堰堤は薄っすらと雪が残っており、その上に2台駐車していた 舗装道路から土の道になり雪が残っている 雪の上に足跡が見られる複数の方が登られているようだ 堰堤から5分程歩くと分岐があり 右角の木に熊山登山口 中尾鉄塔コースと書いた小さな標識が括りつけられていた これまで気づかなかった 新しく取り付けられたものだろう 足跡は皆 そちらに向かっていた
私はこのルートは下りに使う予定なので 計画通り分岐を直進し権現道を行く こちらには足跡はない すぐに丸木橋に出る 橋は丸太2本 その上に雪が数cm残っており足を滑らさないよう注意しながら抜ける この辺りから勾配がきつくなる 灌木樹林の中のルート 樹の枝に積もった雪が溶け ぽたぽたと雨が降るように雪解け水が落ちてくる また雪もざざーと落ちてくる これも山の音かなと思い収録をするが聞いてみても何の音か判別出来なかった
分岐を右に行く 道幅が狭くなり 雪解け水や枝に積もった雪に注意が必要になる 中にはルートを覆いかぶさるようにしている枝もある 雪を落としたり そっと脇に寄せ頭からかぶらないよう注意しながら登って行く 足元の雪や枝の上の雪玉は次第に増えてくる 雪景色はそれなりに美しく 熊山でこのような雪化粧を見るのは初めてだと嬉しいものの 時々枝から雪の攻撃を受ける 襟首に落ちてくると 払うのが大変だ
高度を稼いで行くと 岩の上のルートになる 岩は雪解け水で濡れている 結構滑る 足を滑らさないよう四つん這いになりクリアーして行く そしてしょうね岩と呼ばれる小ピークに出る ここからは中尾鉄塔コースの尾根筋を始め 周辺の景観を楽しむ事が出来る 振り返ると雪をちょこんちょこんと乗せた岩肌が見え その先に吉井川の流れを見る事が出来る
ルートは樹林の中のルートとなる 途中の景観を何枚かカメラに収めたがレンズに水滴がつきどれもぼーとした写真で何を撮ったのかわからない カメラケースに雪が落ちてきたのが原因のようだ ルートが判別しにくい場所もあったが見失う事もなく進み 坂根ルートと合流する
合流地点からルートの幅が広くなり 雪玉を抱く枝とは少し距離をとれるようになる 積雪は数cm歩くのに支障はない 熊山の雪景色を楽しみながらルートを行く きゅきゅという音を立てながら新雪の上を歩くのは心地良い 振り向くとトレースが出来ている そして鉄塔に出る
ここで中尾鉄塔ルートと合流する 鉄塔ルートから続いているトレースが山頂に向かわれている 足跡は複数観測される 堰堤に駐車された2台の車の方だろう トレースを追いながらルートを行く 新雪にトレースを付けて行くのと何が違うのだろうか 説明しずらいが先ほどの新雪の中を歩いたのと少し違う感じを抱きながらルートを行く
ルートは少し下って 丸太の階段を登り 遊歩道を横断し 山頂展望台に向けて登って行く 熊山遺跡の裏手に出るルートを行き 熊山遺跡の景観を楽しむ 熊山遺跡前の広場にはトレースはなく新雪の雪面と熊山遺跡を楽しむ事が出来た リュックを降ろして三脚を取り出そうとしていたら 展望台の方からお一人やって来られ 挨拶を交わす 中尾鉄塔ルートを登って来られた由 権現道ですか 岩場はどうでしたかと訊ねられ 滑りやすい所があり四つん這いでクリアしたと話した 熊山から登られた方が3名おられ積雪は30cmあったとの話も伺った シャッターを押して欲しいとの事で遺跡を背景に写真を撮る デジカメでなくフイルムカメラですとの事 久々にファインダーを覗きシャッターを押す お先にと大杉の方へ向かわれた
私もその方にシャッターを押して戴いたが もう少しそこで写真を楽しむ 昨日新しく購入したウインドブレーカを着てカメラに収まる そして展望台に出る
展望台にはどなたもおられなかった ベンチには10cm近くの雪が積もり 太陽の陽射しを受けていた 展望台からの景観は春霞みがかかったようなぼんやりした景観 吉井川の流れは判別出来るがすっきりしない 雪が溶けない内に周辺の景観を楽しもうとすぐ展望台を後にする
雪帽子を被った五輪塔 雪景色の中の猿田彦神社 大杉を見て 熊山神社へ 熊山神社の鳥居を潜って石段のルートを登り 境内に入って行くのだが 面白い事に、境内入口まではルートがついているが境内へはトレースが無い 新しいトレースを付け児島三郎高徳挙兵の跡まで行き腰掛岩を見る 次いで 竜神二つ井戸を訪ねる こちらは山蔭になるのか積雪は多く10cmを越える雪がベンチに積もっていた また ここは熊山登山道のルートになっており幾つもの足跡があった
今日は三角点に寄るのは見合わせようかなと思っていたが 雪の三角点は見ておかねばと三角点を目指す ルートをショートカットするようにして自動車道に降りて行く バイパスルートはトレースが無く 新雪のルートを楽しむ
自動車道に出る 駐車場は雪に覆われていた 自動車の轍が走っている 轍に足を入れるとくるぶしの上までくる こんな中でも車を走らすのだと感心する トレースが一人弓削ルートに向かわれていた 先ほどお会いした方だろうか? 轍に沿ったトレースは無く三角点に向かわれる人は無さそうだ 自動車道を行く 電波塔入口では自動車が方向転換した跡が見られる だが電波塔に向かうトレースは無い 取り付け道を行き 三角点へ
三角点は雪に覆われていたが月見だんごがお皿に並べてあるように ここが三角点だと云う事は判別出来た 雪に覆われる事は滅多にないだろうから そっとそのままにしておく 電波塔に広場で昼食にする 県北の景観は見えず 反対側の片上湾も判別出来なかった 食事を終え下山する
下山は駐車場に戻り 遊歩道を歩き 登ってきたルートと合流地点から下山して行く 遊歩道もトレースが無かった 鉄塔のところから中尾鉄塔ルートを行く ルートには下山されている足跡が見られ 権現道に向かうルートには私が登ってきたものしか無かった どうやら中尾鉄塔ルートをピストンされるようだ
下りのテンポを楽しみながら降りて行く 雪解けは結構進んでおり 足元には大分地面が現れ 樹木からの雪解け水や雪の落下はほとんど無かった 中尾鉄塔ルートも岩がごろごろしている場所があり気をつけないといけないと思っていたが 権現道のような岩の上を歩かなければならないような場所は無く 四つん這い状態になる事なく下山して行く 鉄塔を過ぎてしばらくした所で先に下山されている方に追いつき ルートを譲って戴く
そして登りのルートに合流し駐車場所へ 堰堤に駐車していた2台に加えて更に2台増えていた 堰堤の雪はもう消えていた 駐車場まで降り 帰宅の準備をしている時に熊山遺跡でお会いした方が登って来られた 弓削ルートの○○を降りて来られたと話しておられた
このところ天気の移り変わりが激しい 昨日は雪が降り薄っすらと雪化粧 今朝は太陽が顔を出し 様変わり 平日である事から出発時間をずらし通勤時間を避ける 渋滞もなく岡山バイパスを抜ける 岡山バイパス出口では流れが悪くなったがそれもわずか 吉井川を渡ると正面に熊山が見えて来る 山肌には白いものが見える 山には雪がありそうだ 長船の信号で左折しNTN社宅の裏手を目指す 裏手にある墓地の駐車場に駐車させて戴く 私が車を停めるのとほぼ同じタイミングで車が1台やってきて脇を抜けて先へ行く 車を追っていると堰堤の方に走って行かれた 堰堤に駐車して山に登られるようだ