駐車場10:04−10:08標識1−10:18標識2−10:24林道−10:28標識3−10:55五合目11:02−11:16六合目−11:29七合目−11:34分岐−11:46八合目−11:55九合目−12:11山頂12:30−12:33九合目−12:36八合目−12:42分岐−12:44七合目−12:52六合目−12:58五合目−13:18標識3−13:21林道13:24−13:35標識1−13:38駐車場
この所天気が安定している 今日は櫃ヶ山(ひつがせん954m)を訪ねる登山支度をする スノーシューを持って行こうか迷ったが天気はいいし この所好天が続いているのでスノーシューを必要とする事は無かろうと持たずに出発 アイゼンはどこかで履く事になろうと手に持ち いつでも履けるようにする ウインドウブレーカはリュックに入れ 帽子は冬用だと暑そうだ これもリュックに入れておく
櫃ヶ山登山口3.4Kmと書いてある大きな案内標識を右に見て 自動車道を登って行く 何か咲いている花は無いかと道路脇の斜面を見ながら登って行く ライトブルーのオオイヌノフグリが幾つか花を咲かせていた 太陽の陽射しを受け 気持ち良くあくびをしているような感じだった
櫃ヶ山登山道1の案内に従い 自動車道から登山道に入って行く ルートには雪が残っている部分があったがすぐに消える 畑には雪は無い 水槽を過ぎた地点から樹林の中のルートとなり 右に曲がるようにしてルートを行く 林道工事でかなりの期間迂回路を通っていたが 元の登山道に戻っている 竹藪を右手に見ながらルートを行くと 櫃ヶ山登山道2の標識を左手に見る事が出来る そして前方に林道が見え ジグザグに登って行くと舗装道路に出る
舗装道路を斜めに横断し、また登山道に入る すぐに櫃ヶ山登山道3に出る ここを過ぎた辺りからルート上に雪が現れたり消えたりする ルートに向けて倒木があり 潜ったり跨いだりしながら抜けて行く 次第に雪が増えてくる 振り返ると櫃ヶ山の山頂が伺える 灌木樹林の中のルート トレースが出来ており 沢山の踏み跡がある 雪は比較的優しく受けてくれる トレースを追いながら登って行く 踏み跡を外すと膝の辺りまで埋もれる 雪景色を楽しみながら登って行き 五合目に出る
五合目に出ると視界が開け 前方に六合目のピーク その左に山頂 右手には冠雪した下蒜山が見えてくる 六合目に向けて傾斜がきつくなるのでここでアイゼンを履く 積雪が結構あり スノーシューを置いてきた事を後悔する トレースがついていればそこを追う事は可能だが 天狗の森や竜頭の滝方面への下山ルートにトレースが無いと ちょっと難しいかな等 これからのルートを考えながら登って行く
六合目のピークの山肌に雪が無いところが伺われたのでひょっとしたらルートに雪が無いかも知れないと思ったが 近づいて行くと ルートと外れた場所の斜面の雪が無くなっていたがルートには雪があった トレースを追いながら登って行く 右手に蒜山の山並みの見える 登るにつれ見える範囲が広がり上蒜山や皆ヶ山等も見えてくる そして六合目に出る
前方には山頂が見え 大山も見通せるようになる 登ってきたルートを俯瞰するのも面白い 六合目から傾斜はゆるやかになる トレースを追いながら登って行く ところどころ踏み抜いた跡がある 結構深い 膝頭位はありそうだ 六合目で見る事が出来た大山等の山並みは見えなくなる 七合目の標識を見て5分程登ると天狗の森分岐に出る
トレースはみな直登 天狗の森方面には見られない これだけ雪が深いのではアイゼンでは無理だ トレースを追って行く 斜面を左に巻くようにして樹林の中のルートを行く 樹林には積もった雪は無く 頭上からの雪の襲撃の心配は無い トレースを外すと足をとられる 注意しながらトレースを追う そして、八合目の標識に出る
標識の頭辺りまで雪があり 5cm程頭を出している 天狗の森から登って来るとここに出てくるのだが こちらにもトレースは無い 今日は天狗の森は見合そう ルートを登って行く 雪が締まってきたのか幾らか歩き易くなった だが 油断するとズボーと埋もれる 踏まれた跡を追う 九合目の標識が見えてくる 雪面から頭を出している
ルートは標識とは離れた位置を山頂に向けて登っている 雪が積もるとルートは自在に選べる これも雪山の楽しみのひとつ でも今日はトレースを追う ルートの左手はかなり急斜面となっており 雪の段層が見られる 雪崩の跡なのだろう 右手には大山や蒜山三座がまた見えてくる
ルートを登ってゆく 樹林の中のルートとなる 太陽の陽射しを受け 樹影が雪面に美しいシルエットを映し出す 振り返ると真っ白な雪面に九合目の標識がぽつんと見え 登ってきたトレースを見る事が出来る また 五合目、六合目と思われる尾根を俯瞰出来る 樹林を抜けるとあとわずか 真っ白な雪の斜面を登り山頂に出る
山頂には山頂標識やスカイウオークの標柱が何本か立っている 三角点も雪から顔を見せていた 大山から蒜山三座に繋がる山並みも見える 竜頭の滝方面にトレースのようなものが見えたので近づいてみたら動物の足跡で こちらのルートにもトレースは見られなかった 星山に繋がる尾根を一望し山頂に戻る 昼食をとり おとなしく登ってきたルートを戻る
下山時 九合目の手前で男性お一人と出会う 輪カンジキを履き 北側ルートを登って来られた由 冬はこちらのルートが登り易いと話しておられた 天狗の森に出てくるルートらしい トレースを追ってみようかと思ったが足回りも悪いし 地図も持たないのでちょっと怖い そのまま登ってきたルートを降りる
雪が柔らかくなってきており踏み抜く回数が増えた 幸い、前に倒れる事は無く 無事下山 スノーシューを持って行けばもう少し雪と遊べたのに 残念なことをした でも一日好天に恵まれ 青空と真っ白い雪を 大いに楽しむ事が出来た
全国的に快晴で昼間は3月中旬の暖かさになるとの予報 倉敷も青空が広がる 最高気温は津山で13℃とかなり上昇するとの事 少しでも早い時間から登ろうと高速を利用する 吉備路を抜け 総社で高速に乗り 落合で降りる 岡山自動車道の工事区間は無く 順調に流れる 落合で降り 313に乗る 久世・勝山と抜ける 勝山の温度表示は4℃ 太陽の陽射しを受け 車内は暖かいのでもっと高い温度を予想していたがまだ気温は低い 勝山を過ぎ 真賀温泉に近付くと道路脇に雪が見えるようになる 足温泉を過ぎた地点で櫃ヶ山の山頂が顔を出す 青空を背景に白い尾根が見える 櫃ヶ山登山口の駐車場に駐車 駐車場周辺には雪は無い