駐車場9:29−9:43林道−9:51登山口Aコース_4.5Km−10:16水場−10:30水場−10:35福ヶ乢_2.5Km−11:21井水山(南峰)山頂11:23−11:32Bコース分岐−11:48中央峰_1198m−12:06山頂12:24−12:37中央峰−12:45分岐−13:25登山口Bコース_3.5Km−13:34林道−13:43駐車位置
登山 今日は泉山(いずみがせん1209m)のAコースを登りBコースを降りる ベニドウダンに出会えるだろうか
泉山のAコース登山は1年振り 登山記録を見ると この時期はAコース 夏は笠菅峠から 秋は中林口 冬はCコースと季節によって色分けがついている この季節は井水山までの登りのベニドウダン イワカガミ 少し時期が早ければシャクナゲを楽しめる 小鳥たちの鳴き声を聞きながら登山支度をする またこの季節がめぐってきたのだと嬉しくなる
駐車場の周辺にムラサキサギゴケ トウバナ ミツバツチグリが咲いているのを見て 神社脇のルートを行く ニガナ コナスビ テンナンショウ ウマノアシガタ キツネノボタン クルマムグラ コガクウツギ カタバミ オニノゲシなどを見ながらルートを登って行く デジカメを活用する前はメモ用の紙を持って 花の名前をメモし わからない花は写真に撮っていたが 最近になるとデジカメはメモ用紙の代わり 花の写真を次々と撮り 後で写真を見ながら登山日記を書いている 登山の所要時間は写真に記録されたExif情報というデータを利用しており 紙は使わなくなった その代わり 写真の枚数は増え 今日でもざっと160枚 枚数の数だけ立ち止り かごみ 花を狙ってシャッターを切るという動作を繰り返している勘定になる 登山の所要時間も次第に長くなっている感じがする 体力もあろうが 花と向き合う時間が増えているのではないかと勝手に思っている
ルートは林道に出る ここに来ると井水山山頂が見えるのだが 今日はガスで見えない 林道に出たところにタニウツギ コウゾリナが出迎えてくれる 林道を行く 林道に沿って泉山登山道Aコースの標識がある そこを入って行くとBコースの登山口に出る 帰路ここを降りてくる予定 標識に従い林道を登って行く 渓流の水量が増え水の流れが見える 山肌にはタニウツギが花を咲かせている
林道を行くと左側に部分的に舗装されたところがある そこにも判別しにくいながら泉山登山道の標識があるので案内に従う すぐに未舗装の道路となる この辺りはコガクウツギが沢山咲く 今日も幾つか咲いているのをカメラに収める そしてAコース入口に出る
ここからは山道 いきなり急な登りである この付近はいつもちょっと違った花を見つける事が出来楽しみな場所 今日はトチバニンジン フタリシズカを見つけた コガクウツギは斜面あちらこちらに咲いていた アマドコロも見つけたがまだ小さかった 傾斜は緩やかになる 樹林の中のルート 土の感触を楽しみながら登って行く
男性お二人が降りて来られ 挨拶を交わす 地図のようなものを持ち何か調べているような感じだった テンナンショウが花を咲かせているのを見て すぐに水場に出る ここからは暫く渓流沿いのルートとなる 花を期待したがコチャルメルソウの花が終わったのを見つけた程度 確かタニギキョウをここで見たのではという怪しい記憶がよみがえり探しながら登ったが見つける事は出来なかった 上の水場のところでクルマムグラを見つけルートを行く
樹林の中の平坦なルート カッコーの鳴き声が聞こえてきた ホトトギスも鳴いている歩くのを止めて収録する 前にも書いたが新しいカメラには音だけ収録出来る機能は無く 動画と一緒に音を収録 ソフトで音声部分を抽出している そして福ヶ乢に出る
ここから笹原のルートとなり展望が得られる 樹林出口を振り返るとヤブデマリが花を咲かせたばかり 花弁がまだ大きくなっていない 足元にはムラサキサギゴケ タチシオデ ホウチャクソウ ミツバツチグリ ウマノアシガタ チゴユリ ニガナなどが顔を見せるそして期待のベニドウダン 赤い花を幾つも咲かせていた 昨年は6/9に登っており福ヶ乢から10分少々登ったところと書いている 写真情報では9分と同じような所だ 昨年の経験から左手に留意していたので早めに見つける事が出来たのかもしれない そうして見ると 何本ものベニドウダンを確認出来た
ベニドウダン以外にもアカモノ レンゲツツジ ウマノアシガタ コマユミ ミツバツチグリ チゴユリが顔を出し イワカガミも顔を見せてくれた 数は少ないもののぽつぽつと顔を出し その都度写真を撮ったりしている ピンク色をした花はなかなか可愛い ブナ樹林を抜けたり ベニドウダンを見たり 思い出したようにイワカガミも顔を出す そして井水山山頂に出る
山頂は大賑わい 水島工業高校と記されたユニホームを着ていた方も見られたがユニホームが違うので複数の高校の集まりなのかもしれない 伺うと 運動公園から広域林道を登り笠菅峠から縦走して来られたとの事 大きなリュックを持っておられた 足元を見るとここにもイワカガミが顔を出していた ベニドウダンとイワカガミが咲いていると話し お先にと山頂に向かう そうそう山頂はガスが出て何も見えなかったとの事 井水山からもガスで視界はきかなかった
尾根道を行くと すぐにイワカガミに出会う こちらにも咲いていたのかと苦笑い 少し行くと ヒュッテに行く分岐 分岐に何か書いてある 見ると 中林口コースは通行止めで歩行も出来ないと書いてあった この案内は登山口にもあったし その後要所要所に掲載されていた 登山口で気づかなかったのはいけなかったと反省させられた
ヒュッテに向かわず Bコース分岐の前をとおるルートを行く ここでイワカガミが固まって咲いているのに出会う ここにこんなに咲いているの!! と ヒュッテの方を行かなくて良かったと 花の写真を楽しむ 下蒜山の尾根道とまではゆかないものの幾つも固まって咲いているのは嬉しい ルートにはイワカガミが結構多い アカモノ コバノガマズミ チゴユリ ミツバツチグリ ダイセンキスミレ ヒメハギも顔を見せ 1198mの中央峰に出る 山頂はガスがかかり見えない
中央峰から山頂までの尾根道は花が多く楽しみなルート 今日もどんな花に出会えるか写真を撮りながらルートを行く ヒメハギ アマドコロ チゴユリ ミツバツチグリ イワカガミ ダイセンキスミレ アカモノ ウマノアシガタ レンゲツツジなどに出会う ここでもイワカガミが多く 楽しませて戴いた そして山頂に出る
山頂にはお二人連れが下山にかかるところ 岡山から来られた Aコースを戻ると話された ヒュッテがどこにあるか問われたので説明させて戴いた お二人はお先にと下山されて行かれた 山頂に出て サラサドウダンがどうか気になり早速笠菅峠への下山口にあるサラサドウダンの木を見に行く 花芽を沢山つけていた まだもう少し時間がかかりそうだ 山頂標識のある岩場ではアカモノが咲いていた
ガスで周辺の景観はさっぱり 時折中央峰がガスの切れ目に顔を出す 遠景を背景にする事は難し状態だったので標識のところで記念写真を撮る そして 昼食を終え下山する
下山はBコース分岐まで登ってきたルートを戻り 分岐からBコースを降りて行く 足元がしっかりしており順調に降りて行く 急なところは蟹の横歩きの要領で留意して降りる このルートは花が少ない 分岐から少し降りたところでイワカガミを見つけた 登山口の近くまで行くとコガクウツギが結構咲いていた Bコース登山口まで降りると 少し幅広のルートとなる 登山口ではヤマルリソウに出会った記憶があり注意して探したが見つけられなかった オニタビラコ キジムシロ コウゾリナ ハタザオ ミツバツチグリなどが咲いていた 登ってきたルートに合流し駐車場に 岡山の方の車はまだ駐車していた
今年は5/26に梅雨入り宣言が発表され 平年より12日 昨年より18日早い ぐずついた日が続いたがなんとか山を狙えそうだ 倉敷の空は曇り いつものように429を吉備路 足守 加茂川と抜けて行く 旭川の水位は高い 旭町を過ぎ休み乢トンネルを抜ける 山は見えない 県道159を経由して久米に出る 久米で181を右折、院庄で179へ左折 179を北上する 179の前面に泉山が見える筈だが今日はガスで見えない 雲井山トンネルを抜ける トンネル出口の温度は18℃ 奥津湖を左に見て走り 奥津中学校の標識のところにある泉山登山口の標識に従い右折 直線気味に登って行き 三叉路は道なりに左へ進む 最後は標識に従い右に曲がり林道を行くと神社の前に出る 駐車場とトイレがある すでに1台駐車