六の原駐車場10:31−10:45入口−10:53「牛曳山2.3Km」道標−11:16牛曳滝−11:51牛曳山尾根分岐−12:03分岐−12:12伊良谷山山頂−12:45毛無山山頂12:56−13:05分岐センター2.4Km−13:09分岐−13:12出雲峠−13:34駐車場
今日は牛曳山(うしびきやま1144m)から伊良谷山(いらだにやま1149m)を経由して毛無山(けなしやま1144m)へ縦走するコースを訪ねる
登山支度をして出発する ウグイスなどの小鳥の声が聞こえてくるかと思ったが聞こえてこない 何故か不思議な感じ 走ってきた自動車道を約0.8Km戻ったところに牛曳山の登山口がある 道路脇に咲いている草花をカメラに収めながら歩いて行く クルマムグラ ハコベ ニガナ ムラサキサギゴケ タネツケバナ ウマノアシガタが顔を見せる 橋を渡ったところにヤマボウシが花を咲かせる やっと白く見えるようになってきているがまだ薄緑色が残っている 今度はミヤマヨメナだ 牛曳山はミヤマヨメナが群生し楽しみにしてきた ここにもこんなに咲いているのかと認識を新たにする イワニガナ ミツバツチグリ コウゾリナ ウマノアシガタと黄色い花が顔を見せる ウマノアシガタが多い そして牛曳山登山道入口に出る車両通行止めのチェーンを跨ぎルートを行く タニウツギが咲き ミヤマヨメナがあちらこちらに顔を出す ルート左手に白樺の木が4本並んでいるところがある 白樺の木と反対側の斜面はマイヅルソウが群生しているスポット 花はどうだろうかと覗きこむ 花を咲かせているものも見られたが数は少なく元気が無い ピークは過ぎてしまったようだ その反面ミヤマヨメナは勢いが良い 斜面一面を覆うようにして咲いている イワニガナ ウマノアシガタ カキドオシ タニウツギを見て 白樺林の登山道に入って行く
牛曳山登山口は白樺の林になっておりなかなかのもの 太陽の陽が射しこみ 新緑が美しく映える 小鳥の鳴き声が聞こえてくる 澄んだ鳴き声は白樺の林と調和し天からのさずかりもののような感じさえする
白樺林を過ぎルートを行く やがて渓流が見えてきて 渓流沿いのルートとなる ギンリョウソウが顔を出す 渓流沿いのルートにはラショウモンカズラ等花が多く見られ期待している場所 だが この辺りに群生していた筈と思われるラショウモンカズラが咲いていない 荒れているので土砂にでもやられてしまったのか寂しい感じがする でもルート脇に数輪花を咲かせているのを見つけほっとする 他にクルマムグラが白い小さい花を咲かせていた程度で花は少なく期待していたが残念だった
ルートをジグザグに登ってゆくと牛曳の滝が見えてくる 滝に出る手前右手にも水流が流れ落ち小さな滝になっている 牛曳の滝に出る 滝の周りにはヤグルマソウが大きな葉を茂らせているが花はまだ ルートを登り滝の上流に出る ミズタビラコの花が咲きだしたところだ 花の数が少なく特徴のある形にはなっていない おや! コケイランだ 一輪きれいに咲いている ピント合わせが難しい花 フォーカスブランケット機能を使い何とか撮るがまだ甘い 一眼レフで覗いて撮るのと違うので上手く撮れた時は喜ぶ事なのかも知れない クルマムグラ タチシオデを見つけ 今度はブナ樹林帯の中のルートとなる
傾斜が緩くなり足の動きが良くなる 土の感覚もいい 新緑のブナなどを楽しみながらルートを行く ギンリョウソウが落ち葉の間から特徴のある顔を見せる 潜望鏡のような形をしており少しおどけた形であるのも面白い ミヤマヨメナがちょくちょく顔を出す これから始まるミヤマヨメナの群生地の前哨戦のようなもの 時期的にまだ少し早いのか花芽が膨らんでいるのも見られる ミヤマヨメナが増えてくる ルートの両側に花を咲かせている ヤマバト カッコー ホトトギスの鳴き声も聞こえてくる 柔らかい陽が射しこみ緑も美しい 空気もおいしい 豊かな自然に感謝し 次々と顔を出す花々を愛でながらルートを行く ミヤマヨメナ以外にもミツバツチグリ ユキザサ ツクバネソウ ガマズミ ウマノアシガタ イワカガミ タニウツギなどが顔を見せ 牛曳山山頂に出る
山頂と言っても尾根道の分岐で山頂標識は無く 眺望も得られない 山頂と呼べるのはここしか無さそうなので山頂と記している 分岐を左に折れ 伊良谷山方面に向かう 樹林の中のルート ミヤマヨメナは時々顔を見せるがぐっと数は少ない イワカガミがあちらこちらで顔を見せ楽しませてくれる タニウツギ ガマズミ ヒメハギなどにも出会い伊良谷山へのコル分岐に出る
分岐から県民の森管理センターへ降りる事が出来る そのまま分岐を伊良谷山に向かう 分岐のすぐ左手に小さな白い花 タニギキョウだ 喜んでカメラに収める 分岐から伊良谷山までは緩やかな登り ミツバツチグリ ギンリョウソウ ガマズミ チゴユリ レンゲツツジ コマユミ イワカガミ ウマノアシガタなどを見て伊良谷山頂に出る
山頂にはヤマボウシが薄緑色の花芽を付けており 山頂標識の少し先にレンゲツツジが幾つか花を咲かせていた すぐに毛無山に向かう 牛曳山から毛無山の縦走路は3つの山の標高が1144 1149 1144とほぼ同じでアップダウンもそう大きくない 登山記録を見ても牛曳山から伊良谷山が20分程度 伊良谷山から毛無山が30分少々 伊良谷山から毛無山までの距離が少し長い ルートは樹林帯の中や展望の得られる場所もあり 縦走してきたルートや縦走先のルートを見る事が出来る また、立烏帽子山 比婆山 烏帽子山などの山並みを見る事が出来る
ルートにマイヅルソウが花を咲かせていた ここでも、コケイランに出会えた イワカガミ コマユミ アカモノ ガマズミ タニウツギ ウマノアシガタ ヒメハギなどを見つけ毛無山山頂に出る
おや? 山頂にはどなたもいない どうしたのだろう? 13時に近い時間の為かもしれないが誰もいないとは不思議な状況だ 穏やかな陽射しを受け 風も無く心地良い 昼食をとりながら山頂の草原を歩きまわる ウマノアシガタが多く ヒメハギとイワカガミをやっと見つけた状態 誰もいない山頂を背景に記念写真をとり下山する
下山はいつものとおり出雲峠を経由するルートを行く 山頂から降りてすぐにイワカガミ マイヅルソウに出会う 足元がしっかりしておりテンポ良く降りて行く 出雲峠のお花畑には花は見られなかったが 周辺のヤマボウシには花が咲き ナナカマドが沢山花を咲かせていた 出雲峠から管理センターまでのルートは花はほとんど見られなかった 管理センターに近付き ウマノアシガタ ミヤマヨメナなど見る事が出来た
倉敷の空は薄曇り 高梁川沿いを走る 高梁川沿いを走るのは久しぶりだ 渋滞は無く川辺橋・総社大橋を抜ける 豪渓泰橋の温度表示は18℃ 橋を渡り180号に合流する 車の流れに乗り 高梁 井倉 新見と北上してゆく 道路脇の温度表示は井倉19℃ 新見20−21℃と上昇してくる 新見の市街地を抜け三差路を182へ左折する ここまで来ると車は少なく のんびりと周辺の景観を楽しみながら車を走らす 広島県県境が丁度100Km地点 今日も100Kmとなる事を確認する 東条から314に乗る 314は更に車は少ない 182は平らな道が多いが314は山あいを縫って抜けて行く これも面白い 小奴可の温度表示は25℃と更に上昇してくる 備後落合で183に合流 1km程度183を走りすぐ別れまた314を北上する 備後落合の温度表示は26℃ 比婆山温泉のところで314と別れ 案内表示に従い県民の森へ 駐車場には車が少なく私の車を含めて3台 こんな少ない時もあるのだ